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書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

50年の習慣、ス―パーシニアとその妻&下級老人&パンを作る

2020-08-23 18:29:47 | シニア

朝目が覚めると
あまりの涼しさに、
逆に調子が狂ってしまいました。

先にアップした記事で
「下級老人」について触れましたが、
内容をストレートに紹介するのは
あまりに身に迫ってくるので、
これはまた元気なときにすることにして、

その逆をいく、
スーパーシニア、ともいうべき方々を
アップすることにします。

一人は沢木耕太郎さんです。

「婦人公論」8月号・小林麻美さんと対談。

御年73歳。
団塊の世代というべきか。
この対談で驚いたのは、
彼は結婚したばかりの頃、
奥様に、
「私と離婚して一人になったら、
家事ができないと困るでしょ」と
料理や掃除、洗濯などの家事全般を
徹底的に叩き込まれたとか。
「~~そのお陰で、今はなんでも
できます」
いえ、幸い離婚はなさっていないようで。

この方のファンですが、
若い頃読み漁ったなあ。
プライベートなことは
一切出さず、本名も違うとのこと。

父親のことを書いた「無名」面白かった!
藤圭子のことを書いた「流れ星ひとつ」
拙ブログ

書籍「下級老人」によるとですね、
シニアリスクの最たるものは病気、
はわかるとして、
① 糖尿病、認知症などの病気(お金もかかる)
 認知症→詐欺にかかりやすくなる

ここには「離婚リスク」なるものも
大きく関わっているとか。

② 離婚リスクとはですね、

 二人合わせての年金が30万円!
として、楽勝じゃない
離婚すると一人15万円。

15万円もらえれば十分では?
と思うものの、
「~妻は15万円でも生活していけるけど、
夫の場合、
ほとんど絶望的といっていい」
とのこと。

離婚しなくても、妻のほうが先に逝くと
遺された夫はもう~~、だよね。

団塊世代、それより上の世代は
「家事は女性がするもの」
との考えが多く、

いや、そうは見えないけど、
私も古い女です(汗)

「~生活能力が低いということは、
外食やジャンクフードが多くなり→
栄養が偏る→病気になりやすい→
医療費がかかる」
と悲惨な結果になる~~とのこと。



いきなりですが休憩。
大麦パン作りました。今回は成功!
バターにマジ美味。

もう一人のスーパーシニアは、
はい、村上さんです。



村上さんの小説のなかには
料理がよく出てきます。
ほうれん草にポン酢をかけて
食べたとかね。

彼も1947年生まれの団塊世代、
同じように奥様、
あれこれと家事を言いつける、
「~~今、仕事しているんだけど」
と言っても、
「~~これ(家事などなど)ができないのに、
仕事ができてもしようがないでしょ
みたいなことを仰る。
(正確なセリフは?ですが)

二人とも結婚するまでは
何もできなかったとか。

いやあ、このお二人の女性こそ、
「良妻」だわ。

あれもこれもすべて一人で抱え込む、
そんでもってついに切れた~~、
それだけじゃないけど、
私のような女は
お二人の爪の垢を煎じて飲みたい。

今からでも遅くない!
息子も、おくればせながら、
孫には徹底的に仕込んでほしい。
はい、もちろん私自身も、
あと50年!?

男女雇用機会均等法(1986年)が
できたとき、
せめて同時に
家事機会均等法
作って欲しかったですね。
そうすれば少子化だって、
いまほどではなかったかも。

お二人は今やスーパーシニア、
沢木さん、いつ逝っても、
思い残すことはないそうです。

村上さんなど
百歳まで元気に生きそうだもんね。

同世代の優秀な作家のなかには、
バブルやグルメに溺れ、体調崩し、
才能を発揮できなくなった方も多い中、
  見栄もはらず、
淡々と我が道を歩いてきたお二人。
日々の習慣力が人を、未来を創るのね。
それにしても50年!

㉙ これからは
    見栄を捨て、
     ひたすらひろう落穂かな。

     ミレーの落穂ひろいは、
      稲を刈ったあとの
        落穂を貧しい人のために
            残しておくそうです。

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