白雲去来

蜷川正大の日々是口実

締め切りギリギリで原稿を脱稿した。

2010-03-31 18:32:19 | インポート

三月二十七日(土)晴れ。

 今日は、東京の青山墓地にある、朝鮮の志士、金玉均先生の-墓前で慰霊祭が催され、私も呼びかけ人の末席を汚しているので、出席の予定だったが、連載させて頂いている原稿がどうしても間に合わないので、欠礼して、朝から机に向った。「大吼」の夏号に慰霊祭の様子を掲載予定なので大熊雄次さんに出席と、写真を依頼した。

 自宅から一歩も出ないで、何とか夕食までに脱稿し、メールで送信。次は、早目に準備しようと思っている。

 公私共にお世話になっている方より、一倉 定(さだむ)氏著の「正食と人体」という本をご恵送頂いた。一倉氏は、「事業経営の成否は、社長次第で決まる」という信念から、社長だけを対象に情熱的に指導した異色の経営コンサルタントとして知られている。

 空理空論を嫌い、徹底して現場実践主義とお客様第一主義を標榜。社長を小学生のように叱りつけ、時には、手にしたチョークを投げつける反面、社長と悩みを共にし、親身になって対応策を練る。まさに「社長の教祖」的存在であった。

 経営指導歴35年、あらゆる業種・業態に精通、文字通りわが国における経営コンサルタントの第一人者として、大中小5000余社を指導。 1918年4月生まれ、1999年3月逝去。(日本経営合理化協会資料)

 その本の中で異色なのは、いわゆる「塩分=高血圧・悪」という常識を徹底的に否定していることにある。「塩は血圧を上げるという妄説」、「塩分を取りすぎることは不可能である」といった、今までの、私達の常識を覆すことが、理論整然と書かれている。

 来月の中旬に一週間ほど、断食に行くので、その時に、この本をじっくり読んでみるつもり。

Miyagih2204034 ※インターネットで調べてみて下さい。


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静かな一日だった。

2010-03-28 18:47:37 | インポート

三月二十六日(金)曇り。

 朝食後は、学校が春休みに入った下の子供と、散歩に出た。ランドマークタワーの中に出来た書店へ行き、一時間ほど暇を潰す。旅行関連の本の置いてある書棚を見ていたら、「台湾ノスタルジアー懐かしい日本に出会う旅」(毎日ムック・千円)という本があったので購入した。台湾に残る日本建築と、その魅力にせまるという企画で、各町の特集を行っている。

 書店で暇つぶしをしていて嬉しいことは、こういった本と出合うことだ。その後、スタバでお茶をしてから、夕食の買い物をしたのちに帰宅。夕食後は、真面目に仕事をした。

 そういえば、友人で、野村先生の写真を多く撮ったカメラマンの平早勉さんの写真展のステキなポスターが届いていた。四月一日から一ヶ月、新宿東口のビアカフェ「ベルク」にて、開催されますので、是非行ってみて下さい。

Miyagih2204020 ※平早さんの写真展のポスターです。

 


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「BOX 袴田事件ー命とは」の試写を見た。

2010-03-28 18:14:21 | インポート

三月二十五日(木)雨。

 雨もたまにはいい。花粉が飛ばなくて、家でのんびりと仕事が出来る。夕方まで、自宅で原稿書き。それでも中々はかどらない。頑張らなくては。

 夕方の四時半、松本佳展君に迎えに来てもらい東京へ。今日は、京橋のテアトル試写室において六時半から、高橋伴明監督、夏井辰徳さんが脚本を書いた「BOX  袴田事件 命とは」の試写会がある。

 車で東京に向ったが、雨が降り、さらに五、十日と重なり高速道路は渋滞して、到着したのは、開演ギリギリであった。夏井さんのご好意で席を確保して頂く。

 昭和四十一年六月三十日未明におきた、味噌製造会社専務宅が放火され、一家四人が殺害された、いわゆる「袴田事件」。冤罪との疑いの声も多く、強引な、かつ過酷な取調べにより、自供が引き出された結果であると指摘する人も多い。

 判決に関わった裁判官の熊本典道氏も、その判決に疑問を持ち、独自の捜査を始める。死刑囚となった袴田さんと、熊本元判事の苦悩がとても良く描かれていて、見ている者を圧倒する。「冤罪」がこうして作られる、という典型的なケースの映画でもある。会場には、袴田さんの実姉や、熊本さんご夫妻、そして免田栄さんなどもお見えになっていた。問題作でもあり、裁判員制度が始まった昨今、全ての日本人、必見の映画でもある。

 終了後、会場に来ていた「宝島」の編集長氏や、隠岐康、大熊雄次氏などと共に、遅い夕食を大熊氏の馴染みの寿司屋でとり、映画の感想を語り合ったが、皆、良い映画であったと、感動していた。その後、錦糸町のスナックに転戦。偶然居合わせた、田中辰裕氏らと痛飲。松本君に送って頂き帰宅。

Miyagih2204018 ※五月中旬に公開です。是非、ご観賞下さい。


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「伝統と革新」と言う本が創刊された。

2010-03-25 15:43:26 | インポート

三月二十四日(水)小雨。

 まるで冬に逆戻りしたような寒い朝。ガッツで六時に起きて、朝食とお弁当の準備。堕落しているせいか、朝食を食べたら眠くなり、読みかけの本を持ってまた布団に入った。あっという間に寝てしまい、玄関のチャイムで起こされた。何かと思ったら、インチキ宗教の勧誘だった。「間に合ってます」と追い返したが、寝ているのを邪魔された腹立たしさと、自堕落な自分とに腹が立った。起きて仕事の準備に取り掛かろうと思ったが、病院の定期健診に行くのを思い出し、慌てて家を出た。

 二時から歯医者。今日は病院のハシゴである。その後、事務所に行き郵便物やファックスの確認などして自宅に戻った。事務所に、四宮正貴先生が編集した新刊書「伝統と革新」が届いていた。「正論」や「月刊日本」などとは少々趣の違う、真の日本主義の理論誌である。執筆者もこれまた刺激的な理論を展開し、勉強材料には最適な本である。

 創刊号の特集は、「現代皇室論」。竹田恒泰氏や高森明勅氏、斎藤吉久氏、中澤信弘氏、中村信一郎氏、伊曽乃東雄氏などが皇室と国体問題について書いている。民族派からは、森田忠明氏、木村三浩氏、犬塚哲爾氏らが参加している。内容の濃い本である。

 しかし、編集者の端くれとして、敢えて難点を言うと、構成とデザインが悪い。まるでシロウトの仕事のようだ。文末の余白もそのままだし、驚いたのは、最終頁までに原稿が載っている。まあ読む人たちは、そんなことにこだわらないかも知れないが、デザインが悪いと、中の文章も色褪せて見えてしまうから、気をつけなければいけない。

 例えば、CDなどの、いわゆる「ジャケ買い」である。ジャケットのデザインが良いと、アーチストに余り興味がなくとも、つい買ってしまう、それである。単行本や月刊誌でも同じことが言える。だからこそ全体の構成やデザインには気を使う。私が編集している「大吼」も、原稿はもとより、そういったことに注意して作っている。まあ老婆心ながら・・・。

 それは別として、「伝統と革新」のような本が売れることにより、正しい世論が構築されて行くのだから、街へ出て、書店に行き、本を手にしましょう。

 夜は、久し振りにテレビドラマを見た。浅田次郎原作の「シューシャインボーイ」である。結論から言えば、とても良かった。こんな良い映画をただで見れたことに感謝。

Img774 ※「伝統と革新」(たちばな出版・定価千円+税)


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機関誌のインデックスが完成しました。

2010-03-24 23:35:28 | インポート

 本来は、ホームペイジに掲載するものですが、私のブログのお客さんにも、是非見て頂きたく、アップしてみました。私の十九年の戦いの記録でもあります。まあ、暇つぶしでも結構ですので、見てください。それぞれ、写真をクリックしますと大きくなります。

Photo※1号から24号。

Photo_2※25号から48号

Photo_3 ※49号から72号

73 ※73号~96号

Photo_4 97号~120号

Photo_5 121号から144号

Photo_6 145号~168号

 正に継続こそ力です。今後共、宜しくお願い致します。


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