白雲去来

蜷川正大の日々是口実

『チバレイの日本国史』

2019-07-31 16:21:57 | 日記
七月二十九日(月)晴れ。梅雨明け。

梅雨が明けた。これから猛暑の日々が続く。少し前までは、雨か曇りの日が続き、早くお天道様の顔が見たい。などとホザいていたが、心の準備が出来ぬままに、いきなりの梅雨明けと猛暑。おっとっとと、という感じである。

フェイスブツクにもアップさせて頂いたが、チバレイこと千葉麗子さんから新刊本をご恵送頂いた。彼女とは、お会いしたことはないが、御主人は我々の同志で正統派の民族派として活動している人だ。まあ考えると最強の夫婦かもしれない。

第一章・日本の國體の基本。第二章・日本を表すもの。第三章・國史。第四章・日本の國體の育んだもの。第五章・神の国、日本。番外編・中核派vs國體護持派。など、とても勉強になり、かつ興味深く読ませて頂きました。是非ご一読をお願い致します。本の巻頭言をご紹介させて頂きます。

 はじめに
こんにちはチバレイです! 時代は平成から令和に御代替りしました。平成に生まれた息子も今年成人となります。早いものです。また平成三〇年に新しい伴侶を得て、東京都から福岡県に引っ越し、令和元年は福岡で迎えることになりました。
 人生の節目に御代替りを迎えられたことに感謝すると共に、日本人チバレイとして、何かできればと思っていたところ、青林堂から本書執筆のオファーがあり、以前より一度書いてみたかった日本と日本人について、私なりに思うところをこの一冊に纏めました。
 日本って何? 誰もが思う素朴な疑問。私だって、東日本大震災までは全くのノンポリ。原発事故の起きた故郷福島を救いたい一心で、反原発活動に参加、そして決別した中で、改めて自分の住む国日本のことを考えるようになりました。だからこの本では、皆と一緒に日本を考えていきたいなあ…なんて思っています。
 日本という国を改めて考えると、本当に歴史のある国だなと。そしていつも中心に天皇陛下がおられたんだなと。全てがこの長い歴史と天皇陛下の存在に裏付けられた国だから、タイトルも『チバレイの日本国史』にしました。そしてサブタイトルを「日本の國體とは」としました。長い歴史に裏付けられた日本の國體、つまり中心に天皇陛下がおられる日本について、私なりに語らせていただこうと思います。
 ええ!「國體」って、なんか難しい話なの? と思った人もいるかもしれません。でもご安心ください。そんな難しい話ではないから。私たちが、日本人なんだ、ここは日本なんだと再認識し、それを共有できる、とってもシンプルな内容です。
 もちろん、どこかの国やある方向を目指す人に対する辛辣な意見もちゃんと書くから安心してくださいね(笑)!・

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人生七十 古来稀なり

2019-07-31 15:55:57 | 日記
七月二十八日(日)晴れ。

朝は、家族皆で「冷やし中華」の朝食。私は、紅生姜をたっぷり入れて食べるのが好きだ。今日は、古い友人、柳田功さんの古稀の祝いが大和市の中華料理屋にて行われ、藤巻強、大熊雄次、志村馨の諸氏とともに出席。その宴席の司会を担当した長谷川光良氏と共に、若い頃、戦線を共有しようと言うことで「虎の会」というものを作って運動した。その仲間も三人が亡くなり、事実上解散したが友情は変わらない。当時は皆、二十代の後半だった。昭和五十二年の三月三日に野村先生らが決起した「経団連事件」の支援集会や核拡散防止条約の反対運動などの共闘がきっかけだった。その仲間も健在な人は、古稀を迎える。

曲江 杜甫
朝(ちょう)より回(かえ)りて日日に春衣(しゅんい)を典(てん)し
毎日江頭(こうとう)に酔を尽くして帰る
酒債(しゅさい)は尋常 行く処(ところ)に有り
人生七十 古来稀なり

朝廷から戻ってくると、毎日のように春着を質に入れ、
いつも、曲江のほとりで泥酔して帰るのである。
酒代(さかだい)の借金は普通のことで、行く先々にある。
この人生、七十まで長生きすることは滅多にないのだから、
今のうちにせいぜい楽しんでおきたいのだ。

この有名な杜甫の漢詩が身に沁みる。二時間たっぷり楽しんでお開きに。その後、横浜に戻り「やまと」から「一休」に転戦。

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毎度愚痴ばかりで、すんまへん。

2019-07-30 15:10:41 | 日記
七月二十七日(土)曇り。

いやはや寝苦しい日が続いている。朝起きるとTシャツの首回りが汗で濡れていて気持ち悪い。トイレに行ったついでに、Tシャツを着替える。グダっとした湿気の朝は、千葉産のサバの文化干し、タラコにナスのおしんこ、あさりの味噌汁。昼は無し。夜は、松原商店街へカツオを探しに行ったが、ロクな物が無く、結局マグロを買って帰る。鳥の手羽先が美味しそうだったので山ほど買ってきて、大根、人参と一緒に圧力鍋で煮た。お供は「黒霧島」。

朝食後は事務所にて機関誌の製作。印刷途中でカラー印刷機のトナーが無くなり、中途半端な枚数しか刷れなかった。愚痴をこぼしても仕方がないが、カラー印刷機のトナーが高い。一本税込で一万七千円もする。これを四色使うので、無くなると正直言ってゾッとする。家庭用のプリンターもそうだが、本体の値段は大したことはないのだが、トナーやインクがとても高いので嫌になる。一度ケチって純正部品以外の物を使ったら、やはり故障してしまい、買い替えることになり、かえって高いことについた。

そんな訳で、夕方まで事務所。その後、カツオ放浪に出たが失敗。酔狂亭で独酌。

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浪人の味方の玉ねぎと長ネギ。

2019-07-30 14:31:53 | 日記
七月二十六日(金)晴れ。

くだらん話で恐縮だが(いつもか)玉ねぎと長ネギが好きなのに、どうしてもニラが食べられない。餃子のようにニラを細かく切って入っている分にはあまり気にならないが、「ニラレバ炒め」や「ニラ玉」は駄目で、タンメンや野菜炒めも「ニラ抜き」で頼む。言い忘れた時などは、面倒でもニラを外して食べている。

玉ねぎは貧乏人、いや私のような浪人には有難い味方で、生でも、炒めても、揚げても、焼いても、味噌汁の具にしてもそれぞれ美味しい。特においしい玉ねぎがある時は、ぶつ切りにしてニンニクと一緒に炒め、オイスターソースで味をつける。二個ぐらいは平気で食べてしまう。これに豚肉やエビを入れて炒めるのも良いが、新玉ねぎの季節には、何も入れずに玉ねぎだけを炒めて食べている。

オニオンスライスも好きだが、これを作る時は、包丁よりも「スライサー」を使って切ると、よりシャキッとして美味しい。キャベツの千切りも、スライサーを使う方が瑞々しい。レストランや定食屋に行った時に、付け合わせのキャベツの千切りが、上手に切れていないとちょっとイラッとする。

長ネギも美味しいのと、あれっと思うものもある。たまに細いネギ(ワケギではなく)が出ていると、つい買ってしまう。適当な長さに切って、串に刺して塩をふって焼く。野村先生の馴染みだった蒲田の「八幸」で食べてから、病みつきになった。普通のネギは「白髪ねぎカッター」を使って切る。水にさらしてから、ごま油、塩、コチュジャンで味付けして、薄く作ったチヂミを巻いて食べる。冷奴もカツオも、ネギが無ければ全く違うものとなってしまう。何しろ、玉ねぎも長ネギも一年中売っていて、かつ安いので有難い。

今日は、愚妻と下の子供が出かけたので、上の子供と待ち合わせて、西横浜のイタメシ屋さんの「オアジ」にて夕食。上の子供が昨日が給料日だったので、オアジの食事代を払ってくれた。ううう泣きそうだ。

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一度、「ヌキ」と注文してみたい。

2019-07-29 15:10:34 | 日記
七月二十五日(木)晴れ。

久しぶりの太陽が眩しい。天気の良い日は、朝食も美味しい。メニューは、クリームコロッケ、目玉焼き、冷食の鶏のから揚げ(初めて食べたが、可もなく不可もなかった)にキャベツの千切り添え。昼は、冷やし中華。夜は、酔狂亭にてカツオ、煮カツ、ナスと豚肉炒め。お供は、「佐藤」の四号瓶。

蕎麦が好きだ。と言っても温かい蕎麦は、それほどこだわりはなく、いわゆる「駅そば」でも十分である。冷たい蕎麦は、やはり、美味しい所と、それほどでもないお店と差がある。蕎麦屋で酒を飲むことを教えてくれたのは、亡くなられた元楯の会の阿部勉さんだ。この人の蕎麦屋で日本酒を飲む姿はとてもサマになっていた。横浜にも好きな蕎麦屋が何軒かあるが、どうもキザに聞こえそうで、一度も注文しことが無いのが「ぬき」である。日本ペンクラブがまとめ、椎名誠選の『麺と日本人』(角川文庫)に山口瞳が「浅草・並木の鴨なんばん」という文章を書いて、「ヌキ」について触れていて興味深く読んだ。

「並木の藪へ行くと、それが冬時分であったら、まず、鴨南蛮のソバ抜きを注文する。これを鴨ヌキという。春とか秋とかには、天ぷらそばのソバ抜き、つまり天ヌキを頼む。黙っていても酒が出てくる。『蕎麦屋の酒が一番うまい』のだから仕方がない。並木の藪は菊正宗の樽だ。ツキダシ(関西ではアテと言う)は固く練ったミソ。鴨ヌキで飲む酒がいい。スープで酒を飲むのがもっともうまいし、体にもいいと私は信じている。ちょっと酔ったなというあたりで、もりそばを注文する。一枚か二枚。二枚という時が多い」。

一度やってみたいが、どうも照れ臭い。

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