白雲去来

蜷川正大の日々是口実

日々是、口実なのだ。

2012-03-31 15:38:34 | インポート

三月三十日(金)晴れ。

 今日も良い天気だ。しかし風が強く、花粉症で困っている私としては、外に出かけたくない。後輩に頼まれて、印刷を引き受けたが、誤字が見つかってすべてパアーとなった。もう一度印刷をしようと思っても、特殊な紙を使ったので、間に合わずトホホな結果に終わった。ついていない。

 

 関内にある電気の量販店でA3のサイズがスキャナーできる複合機を買った。随分前から欲しいと思っていた機種だったが、高いのであきらめていたのだが、先日、プリンターのインクリボンを購入する際に見たら、何と四万円を切っているではないか。試に、店員に「もうすこし安くならないの」と聞いたら、「三万八千円でいいです」だって。愚妻と相談して、エイヤッと買ってしまった。もちろんクレジットカードで。しかし、ネガなどはスキャンすることができないので、今使っているエプソンのGT-X820と併用して使うことにする。

 

 愚妻は、義母と二人で箱根の強羅温泉に出かけて、子供たちと留守番。夕食を作ってやってから、カメちゃんやヒデちゃんと「やまと」へ。しばらく飲んでから、近くの「一休寿司」へ転戦。ここの寿司屋は嬉しいことに寿司を食べなくても怒らない。まるで居酒屋状態なのだが、寿司屋だけに肴は美味い。飲んでいる所に、アコちゃんが参戦。楽しい酒席となった。

 

 帰宅後は、子供たちと一緒に映画「涙そうそう」を見た。六月に子供たちを連れて沖縄に行く。今年は、沖縄の本土復帰四十年という年だ。沖縄戦が終了した六月に、戦跡慰霊を予定している。そのレクチャーで「涙そうそう」を見せた。まあ沖縄の入門編といった所か。私は、その映画が好きだ。最近、こういった家族で見る事の出来る映画が少なくなった。近々、もう一本「沖縄決戦」を見せるつもり。


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鮪で家飲み。

2012-03-30 18:13:59 | インポート

三月二十九日(木)晴れ。

 

 いい天気である。何度も書いたが、朝起きて、天気が良いだけで何か得をしたような気持ちになる。まあ根っからの貧乏性だから仕方がないか。

 

 今日は、上の子供の演奏会がある。といっても大したことはないが、部活の吹奏楽部の卒業演奏会を学校で行う。当初、二時からということだったので、青森から来ている義母を誘って家族で出かけたが、上の子供の聞き違いで、演奏会は三時から。仕方がないので、演奏会は愚妻と義母とに任せて、下子供を連れて用足しをすることにした。

 

 まずは事務所に行って、郵便物の確認をしてから、子供にせがまれて有隣堂へ。買いたい本があったが三千円以上もするので、この次にした。子供に、「マンガ以外なら買ってやるよ」と言ったら二冊も買わされた。

 

 その後は、松原商店街へ行って夕食の買い物。魚孝でマグロや安い肉などを買ってから帰宅。夜は、私が腕を振るって家族に夕食を作った。日本男児は、厨房にも閨房にも豆に入らなければならない。嘘ですが。


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野村先生の句碑

2012-03-30 17:44:30 | インポート

三月二十八日(水)晴れ。

 

 確かめたことはないが、水曜日と言うのは河岸が休みだそうで、従って、自他近くの馴染みの寿司屋が揃って休んでいる。それを忘れて、友人と待ち合わせをしてしまった。仕方がないので、急きょ場所を「やまと」に変更。ここでしばらく飲んでから「愛福楼」に転戦して、帰宅。

 

 本当かどうかは定かではないが、歌碑が一番多いのは与謝野鉄幹と晶子のものだそうだ。鎌倉の大仏様の裏手にある晶子の歌碑は有名だが、神奈川県には、まだあるに違いあるまい。

 

 わが師、、野村先生の句碑も伊勢原の浄発願寺にあるもの以外には、群馬の雷電神社、横浜の野村先生のご尊父のお墓、そして見たことはないが、群馬県にもう一つ、そして長年お世話になっている福岡県の毘沙門寺岡さんが、自社の土地に建立したものと五か所に先生の句碑がある。それぞれ有難いことだと思っている。

Img660※寺岡さんが建立された句碑。

 

 野村先生の句といえば、「俺に是非を説くな激しき雪が好き」が有名だが、いずれ、句集「銀河蒼茫」の中から、春夏秋冬それぞれ二句づつ読者や関係者に選んでもらって、「燃えよ祖国」に掲載してみようと思っている。私は、先生の春の句の中では、

 

 ひとすじの落花 夕日を手へ運ぶ

 花の雨 けむる祖国のさみしさよ

の二句が好きだ。


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「大吼」の最新号が完成いたしました。

2012-03-29 09:28:30 | インポート

三月二十七日(火)曇り。

 私が編集をしている「大吼」の最新号(春号)が完成した。年四回の発行と言っても、かなり体力の要する仕事である。従って、新しい号が完成すると、何か子供が生まれたような感動がある。最新号の特集は、「女性宮家を考える」である。森田忠明、四宮正貴、丸川仁、小針政人の諸氏から玉原を頂いた。また私の大好きなブログ「ねずきちのひとりごと」の小名木善行先生の「知って貰いたい大東亜戦争のエピソード」と題した連載の第一回が始まった。練習機「赤トンボ」による特攻の秘話である。是非ご一読いただきたい。

Img654※年四回発行で4568円です。(送料込)興味のある方はご連絡ください。

 夜は、おとなしく家飲み。新玉ねぎがおいしそうだったのでスライスして、鰹節をかけてポン酢で食べた。


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保守の牙城か、変革の原基か。

2012-03-28 09:44:06 | インポート

三月二十六日(月)曇り。

 ボヤッーッとしていると、あっという間に今月も終わってしまう。あれもやらなければ、これもと思っていても結局、ほとんど何も手を付けずに時が過ぎる。アセリとホテリと、いやホテリはないが、これも自業自得か。

 

 民族派の知の牙城であった輾転社が事務所を縮小して撤退するらしく、お別れ?の会の案内状がメールで届いた。まあ考えてみれば、今日まで良く頑張ったと言ってあげたい。もともと彼は、運動家であり、その誠実さや律義さは誰もが認めるところ。しかし運動と事業は中々両立しないのが現状である。残念なことだが、パソコンの普及でこれから、輾転社に限らず、出版業界は益々斜陽になって行くに違いあるまい。

 

 売れない本の在庫はそのまま、税金に加算されるし、たとえ売れたとしてもお金が入ってくるのは半年先だ。倉庫代に印刷費、様々な経費・・・。とても割の合う仕事ではない。私の所も同じだ。本の売り上げだけならば、まず生活どころか、事務所の経費も出ない。在庫が税金の対象となるとわかっていても野村先生の本を断裁して経費処理することなどとてもできない。ある意味で輾転社も二十一世紀書院も存在することだけでも「運動」なのだ。

 

 「月刊・日本」「ジャパニズム」「伝統と革新」「大吼」「WILL」「正論」「不二」と言った雑誌は、正に保守の牙城であり、変革の原基なのだ。もちろん、私たちが出している民族派の機関誌、紙も同様だ。なくすことは、そのまま民族派運動からの撤退を意味する。ほとんど意地で出しているようなものだ。いばらの道を歩むしかないが、輾転社と藤本兄にこころからエールを送りたい。

 

 夜は、近所のおやじとおばはんたちとの月に一度の集まりに出席。「たつ屋」というラーメン屋さんで一杯やった後に、最近オープンして「魚くま」という料理屋に転戦。


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