白雲去来

蜷川正大の日々是口実

料理の味より、人間味。

2018-06-29 11:43:30 | 日記
六月二十八日(木)晴れ。

就職が決まった上の子供は、毎日のんびりしている。週に二回、学習塾の先生のバイトに行く以外は、来春の卒業式まで、最後の学生生活を楽しんでいる。先日は、愚妻と大学の生協に卒業式に着る袴の試着に行った。早いものだ・・・。

そんな子供と一緒の朝食は、ハムエッグス、松茸のスープにとろろこぶ入り。昼は、抜いた。夜は、カツオ(六十点)、厚切りベーコンにポークソテー。お供は「伊佐美」。

自衛隊の食事は一日三食二百六十円である。マキシムは一食一万円である。おほむね値段からすれば百倍である。ではマキシムが百倍だけおいしかったかといへば、そんなことはない。自衛隊では自衛隊の食事が相応においしく、マキシムではマキシムの料理が相応においしかっただけのことである。その場その場でどちらもおいしいと思ふのは私の胃が健康だからであり、そしてそれだけのことである。

と書いたのは、三島由紀夫で、嵐山光三郎の『文士の料理店』(新潮文庫)にあった。今朝の子供と二人の「ハムエッグス」の朝食もそれなりに美味しかった。料理の味よりも、娘と同じテーブルで食事をし、世間話をする。料理の味に「人間味」がプラスされ、美味しいと感じるのだ。銀座の「マキシム・ド・パリ」も一度野村先生のお供をして行ったことがある。お店の格に圧倒されて、料理の味などほとんど覚えていない。家に着く前の駅で、立ち食いの蕎麦を食べたことを、妙に覚えている。

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大地震に備えろと言われてもなぁー。

2018-06-28 11:46:18 | 日記
六月二十七日(水)晴れ。

いやはや暑くて、寝ている時に扇風機をタイマーにして二時間だけつけた。梅雨明けの夏が思いやられる。朝、愚妻と下の子供を玄関で見送ってから、また布団に入った。上の子供に声をかけられて時計を見たら、何と十時。慌てて、子供と一緒に朝食、というか昼食を兼ねたメニューは、豚肉とキャベツのオイスターソース炒め、竹輪の天ぷら、豆腐と油揚げの味噌汁。昼は無し。夜は、ナスと豚肉炒め、ソーメンチャンプルー、冷食の「羽根つき餃子」。お供は、黒霧島。

新聞によれば、関東地方に今後三十年以内に震度六以上の揺れに襲われる確率は最大で八割強に達したとある。確率は、千葉の八十五%に次いで、横浜が八十二%と第二位の確立となっている。余り、いやほとんど有難くない順位である。阪神大震災の時は、自宅の倒壊や家具の転倒で亡くなられた方が八割を占めたと言う結果から、「自宅の耐震補強をして下さい」と書いてあったが、我が家は、もう築二十五年を過ぎている。耐震補強をしなければいけないことは重々承知しているが、恐らく三百万は楽にかかるだろうが、浪人生活故、軍資金が無い。そんな大地震が来たら、運を天に任せる以外にない。

昨日と、今日、三十度を超える夏日が続いている。風が強すぎて窓も開けられない。東京湾に鯨が・・・。大地震の前触れでなければ良いのだが。気にしても何にもならないので、「黒霧島」を気付け薬として過ごす以外にない。

二十三日の「沖縄慰霊の日」に、映画「沖縄決戦」を見た。(機関誌の定期購読者で映画を見たい人は、ご連絡を頂けましたならDVDをお送りします。ご連絡下さい)もう何度目だろうか。映画のことを少し調べていたら、監督をした岡本喜八の本が出ていることを知り、すぐアマゾンで頼んだ。『マジメとフマジメの間』(ちくま文庫)「本を読むことは人を読むこと」。とは、私の座右の銘である。

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陸上の日本選手権を堪能した。

2018-06-27 11:03:12 | 日記
六月二十六日(火)晴れ。

今日も真夏日である。すきっと起きた日の朝食は、鶏のささ身のフライ、目玉焼き、大根の味噌汁。昼は抜いた。夜は、久しぶりに、よさげなカツオをゲット、長ネギとミョウガをたっぷり切ってから、生姜とニンニクで食した。六十点。後は冷奴。珍しくお腹が空いて、素麺を茹でた。お供は、黒霧島。

世はサッカーでもちきりである。弊社の札幌社友の梶浦直樹君は、部類のサッカー好きで、いつも彼のブログには、何処のチームのサッカーを見た(テレビで)とある。私は、ほとんどサッカーを見たことはない。どのチームが勝とうが負けようが、ダイジェストのニュースで十分である。細かいルールも知らず、ハットトリックとは、ハットする手品のような、相手の度胆を抜くテクニックで点を入れるものと、ずーっと思っていた。まあ日本が勝って貰いたいとは思っているが、贔屓のチームの試合を見ると、負けてしまうと言うジンクスがあるので、翌日、祈るような思いでニュースを見る。勝っていたならば、日本人として万歳である。

先週は、陸上の日本選手権を録画して、楽しんだ。三日間、結果が分かってしまうとつまらないので、新聞のスポーツ欄は見ないようにしていた。風呂に入って、肴を前に、一杯やりながら見る。至福の時だ。男女の百メートル決勝や二百メートルも良かった。ファンの福島千里さんが二百メートルで勝ったのは嬉しかった。円盤投げで、連続の日本新記録が出たのには、「アッパレ」。中長距離も迫力があり、本当に楽しめた。

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『ネコノミクス宣言』

2018-06-26 15:44:36 | 日記
六月二十五日(月)晴れ。

梅雨も明けないうちに、ガツーンと真夏日となった。午前中に横浜は三十度まで上がった。子供の頃は、この暑さと真夏の太陽とが待ち遠しかったが、この歳になると、勘弁してよと思ってしまう。真夏日の日の朝食は、マルシンのハンバーグ、魚ニソ、目玉焼き、永谷園のマツタケのスープにトロロコブ入り。昼は、ファミマのコロッケパン一つ。夜は、月に一度の町内の仲良しさんたちとの飲み会を「たつ屋」にて。

昨年の「群青忌」の直会の席に来て頂いた、その世界では(どんな世界だ)超有名な、猫組長さんが、漫画家の西原理恵子さんと、共著『ネコノミクス宣言』(扶桑社刊・一四〇〇円+税)を出版なされた。その新刊本をSPAの編集部よりご恵送頂いた。SPAの編集部とはお付き合いがないので、恐らく、猫組長さんのご厚意だと思う。「暴力団と国際金融」や「ヤクザ時代に出会った大物詐欺師たち」、「地下社会を牛耳る愉快な面々」など、面白くてあっという間に読了した。是非ご一読をお願いします。

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誕生会

2018-06-26 15:09:31 | 日記
六月二十四日(日)晴れ。

午後の一時から食事会があるので、朝食は我慢しようかと思ったが、薬を飲む都合があるので、留守番をさせる子供たちの為に作ったカレーを少しだけ食べた。

仲良しのカメ&アコちゃんと、松本佳展君と紗枝ちゃんの皆さんのお世話で、愚妻の誕生会を、西横浜のイタメシ屋のOASIにて行った。最近、特に凝っているお店だ。料理も美味しいし、人も良い。一時から四時近くまで、飲んで食べて二次会へ。

二次会は、桜木町の「すずらん」へ。まだ外は明るいのに、皆酔っている。この背徳感がたまらない。その後、野毛へ。色々なお店が入っている「野毛一番街」の焼き鳥屋で〆。ヘロヘロになって帰宅。皆さん、ありがとうございました。

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