白雲去来

蜷川正大の日々是口実

文豪も私も「うなぎ」好き。

2020-07-31 18:49:03 | 日記
7月18日(土)曇りのち雨。

愚妻が朝早く上の子供を皮膚科に連れて行ったので、帰りに「ほっともっと」で、得意の「特のりタル弁当」を頼んだ。いい歳をしたオヤジが、朝から一人でホカ弁なとを食べていると、何か侘しいが、家族そろってならばピクニック気分か。昼は抜いた。夜は、ナポリタン、ポークソテー、レタスサラダ。お供は「黒霧島」。

先日の「父の日」に上の子供が、好物の国産ウナギを取り寄せてくれた。うな重にするにもうな丼にするにもちょうどよい器がないので「モノタロウ」で重箱を家族分取り寄せた。たとえ自宅ても、どうせ食べるのならば、本格的にと思った次第。うなぎだけではなく、「カツ重」、「エビ天重」にも使えるので、買って良かったと思っている。

うなぎの名店は多い。まあ名店と言うよりもほとんど自分の好みに合う店が「名店」となるようだ。俗に、東京には、「東の尾花、西の野田岩」と言われている名店がある。両方行ったことがあるが、私は「尾花」の方が好きだ。駒形の「前川」にも一度行ってみたいが、生憎、お世話になっている盟友はうなぎがあまり好きではない。確か「前川」は寅さんの映画に出てきた記憶がある。

私の「食」のスクラップ、『週刊朝日』の2016年の7月29日号のグラビアの特集は「文豪が愛でた鰻」である。
太宰治は東京の国分寺市にある「若松屋」。泉鏡花が『婦系図』の中に「何であろうと三人が風説(うわさ)とりどりの中へ、へい、お待遠様、来たのが竹葉」と書いた銀座の「竹葉亭」。谷崎潤一郎は日本橋小網町の「㐂代川」。夏目漱石が『虞美人草』の中に書いた浅草の「やっ古」。29年間の日記の中にうなぎを食べた記述が902回も出てくる部類のうなぎ好きの斎藤茂吉の好きだった店は道玄坂の「花菱」。上野の「伊豆栄」が出てこないのは残念。

横浜にも好きなうなぎ屋が何軒かあるが、高くてなぁー。

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『コンバット』と重なった。

2020-07-31 13:43:48 | 日記
7月17日(金)雨。

朝は、いつも取り置きしている名古屋の「吉田麺業」の「うどん」。昼は、煮天丼、素うどん。夜は、近所の魚屋で買ったマグロとタコの刺身、ポークソテー。お供は「黒霧島」。

機関誌の印刷用に使っているプリンターが壊れた。うんともすんとも言わず固まっている。仕方がないので業者を呼んで見て貰ったら、月曜日まで入院とのこと。この時期に参ったが仕方がない。

夜は、一杯やりながらネットフリックスで『バンド・オブ・ブラザース』全十話の内、半分を見た。この映画は、スティーヴン・アンブローズのノンフィクション作品、およびそれを原作にした2001年製作のテレビドラマ。第二次世界大戦におけるアメリカ陸軍第101空挺師団第506歩兵連隊第2大隊E中隊の訓練から対ドイツ戦勝利・終戦までを描いたもの。

テレビドラマでは空前の制作費をかけて作ったそうだが、私には、その昔に見た『コンバット』とダブって仕方がなかった。

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大変な時代になった。

2020-07-31 13:25:35 | 日記
7月16日(木)曇り。

コロナが衰えないなぁー。一喜一憂しても仕方がないが、自身を守る術がないのだから、なるべくじっとしている以外にないのか。大変な時代になったものだ。

のんびり起きたので、朝食が昼食と一緒になった。ロースハム、ベーコン、目玉焼、キャベツの千切り。夜は、ハンバーグ、厚揚げの煮物、塩鮭。お供は「黒霧島」に「ジョニ黒」のロックを二杯。

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夜は自宅で映画。

2020-07-30 13:49:28 | 日記
7月15日(水)雨。

雨か・・・。古い歌で申し訳ないが、橋幸夫の歌に「雨が小粒の真珠なら」と言うものがあった。子供心に、拾った人は皆金持ちになるだろうと思っていた。子供の頃もかなりのアホだった。

雨の朝の朝食は、野毛の「尾島」のコロッケ、マカサラ、目玉焼き、キャベツの千切り添え、キャベツの味噌汁。昼は、おにぎりと今朝の残りのコロッケ。夜は、さつま揚げ、蒸し鶏、カレーうどん。お供は、「ジョニ黒」のソーダー割り。

二か月ぶりに大行社の役員会議に出席。一言ご挨拶をさせて頂いた。帰りは、内川聖一さんの車で自宅まで送って頂いた。東京を往復しただけなのになぜかどっと疲れた。

ネツトフリツクスで「ゼロ・ダーク・サーティ」と言う映画を見た。内容は、2011年5月2日に実行された、ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害にいたる経緯を描いた、実話を元に作られたフィクション映画である。監督は、2008年公開の『ハート・ロッカー』で史上初の女性によるアカデミー監督賞を受賞したキャスリン・ビグローが行った。主役のCIA女性エージェントはジェシカ・チャステインが演じ、第85回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、第70回ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した。(ウイキ)

中々見ごたえのある映画だったが、こういった映画を自宅で見ることが出来るのは嬉しい。それも一杯やりながら、トイレに行くときは一時停止して。良い時代になった。しかし、勝手によその国に軍隊を派遣して、いかに凶悪犯?であろうとも殺害し、その遺体を米軍基地に持ってきてしまう。そんなことありなの・・・。

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イントロだけで泣けてくる映画。

2020-07-29 13:47:10 | 日記
7月14日(火)雨のち曇り。

のんびり起きたので朝食は抜いた。昼は、野菜たっぷりの「タンメン」。夜は、焼きそば、冷食の「王将の餃子」、鶏肉の塩焼き。お供は「黒霧島」。

昨日のブログで映画のことに触れたが、その映画の主題歌のイントロを聞いただけでウルっと来る映画がある。ソフィア・ローレンが主演した『ひまわり』である。イントロと同時に、画面いっぱいに映る「ひまわり」の群生が浮かんでくる。

第二次大戦後のイタリア。戦争へ出征して行方不明扱いになった夫の消息を確かめるため、役所へ通い続ける女性がいた。戦時中、ナポリに住む娘ジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアフリカ戦線行きを控えた兵士・アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は海岸で出会い恋に落ちた。

戦争が終わりミラノの駅で帰還兵を待つ家族たちの中で、アントニオの写真を兵士たちに見せながらジョバンナは手掛かりを探していた。そんな中で彼女は、過酷なロシア戦線でアントニオと行動を共にしていたという一人の兵士に出逢うが、力尽きて雪の中に倒れたアントニオを見たのが最後だったと男は語り去っていった。ジョバンナはアントニオの生存を確かめるためソ連へと旅に出た。かつて戦場だった街でアントニオの写真を見せて回るジョバンナだったが消息は掴めない。列車で案内された村には果てしなく広がるひまわり畑があり、その下にはイタリア、ソ連、ドイツの戦死者たちが無数に眠っているという。そして数え切れないほどの墓の前に立っても、アントニオの死を信じようとせず、ジョバンナは夫の行方を捜し続けた。

諦めずにアントニオを探し続けている中、小さな村の駅に降り立った彼女は、アントニオの写真を見た人から一軒の家を紹介される。そこにはロシア人女性のマーシャと幼い女の子が暮らしていた。二人の暮らしを眺めている内にジョバンナは涙を流す。そしてマーシャは、戦時中に雪の中で息が途切れかけているアントニオを助けたと、覚束ないイタリア語で話した。やがて遠くから汽笛が聴こえ、マーシャはジョバンナを駅に連れて行く。次々と汽車から降りる人たちの中にアントニオの姿があった。互いに目があったもののジョバンナはそのまま汽車に飛び乗り泣き崩れた。

イタリアに帰ったジョバンナは運命のいたずらに嘆き悲しむ日々を送る。一方で苦悩の末にアントニオはマーシャの許しを得てミラノに向かう。ためらいながらも再会した二人だったが、ジョバンナにも新しい夫と子供が居る事を知ったアントニオは、ソ連に帰ることを決心する。翌日、汽車に乗るアントニオをジョバンナが見送りに駅へ訪れた。戦争中に出征する夫を見送った同じホームに立ち、再びジョバンナは別れの列車を涙で見送った。(MIHOシネマ)

切なすぎて、最近では見る勇気がない。






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