白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「ニッポン奇人伝」が面白い。

2012-08-31 11:26:13 | インポート

八月三十日(木)晴れ。

私の好きなブログに「ぶらり重兵衛の歴史探訪」というものがある。お会いしたことはないのだが、この方の戦跡探訪の記事はとても勉強になる。お若いのに(私より)戦記の研究がとても専門的なのである。たまに、本の紹介などもあって、これもまた参考になる。そのブログで紹介されたのが、「ニツポン奇人伝」(前坂俊之著・現代教養文庫)である。面白そうなので、書店で検索してみたら「絶版」とのこと。しかし、今は便利なインターネットの古書の検索サイトがある。早速自宅に戻ってから検索して注文した。ついでに、紹介されていた「歩いて見た太平洋戦争の島々」(安島太佳由著・岩波ジュニア文庫)と「戦争遺産探訪・日本編」(竹内正浩著・文春新書)の二冊も注文した。

あっという間に届いて、まず「ニッポン奇人伝」を読んでみたら面白いのなんのって、いやはや参った。作家や政治家、学者から市井の「奇人」のエピソードが満載で、ハンパじゃなく楽しい本だ。250円程度ですので、興味のある方は是非ご一読を・・・。

夜は、真面目に家にいた。スーパーで旬のサンマが出回っているが、かなり高い。形の良いものなどは一匹五百円もする。ツンとすまし顔のサンマなんて、おめぇー何様。仕方がないので今日もカツオで一杯やった。

Photo※★五つ。一食抜いても。

Photo_2※勉強になりますよ。これも★五つ。ビール一本抜いても是非。


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JAZZな夜だった。

2012-08-31 11:01:08 | インポート

八月二十九日(水)晴れ。

 残暑見舞いの言葉ではないが、「厳しい残暑」が続いている。「暑中見舞い」よりも「残暑見舞い」の方が余程説得力がある。若い人は分からないかもしれないが、その昔、ソロバン片手に、「貴方のお名前何ていうの」との言葉で一世を風靡し、「おそまつ君」の「イヤミ」のモデルとして知られたのが喜劇役者のトニー谷。「トニー谷しゃべる言葉はサイ残暑」という迷句?があったそうだ。

今日は、夕方まで、ずーっと仕事。パソコンの前ばかりにいるから、ドライアイで涙目になってしまう。涙娘、ではなかったオヤジ色っぽいね。とキョンキョンの歌でも出そうなものだが、とりあえず真面目に仕事をしました。

夜は、先約があったのだが、ドタキャンさせて頂き、久しぶりに社友でもあり盟友の古谷喜久男氏との一献会。関内のBAR・BAR・BARの一階で待ち合わせてから二階のライブハウスへ。ここに来るのも久しぶりのことだ。藤倉メグミさんと松井絵美さんが出演。ご機嫌なJAZZナイトだった。またバックのサックスがめちゃくちゃ上手で聴きほれました。その後、馴染みの店に転戦して、最後はサリーの店で仕上げ。いい夜だった。


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この逆風を改憲のチャンスに。

2012-08-29 11:11:38 | インポート

八月二十八日(火)晴れ。

獄中に座る友人から残暑見舞いを兼ねた手紙が届いた。「今年の夏は、寝苦しい日が続き、最近になってようやく朝晩、居房に風が入るようになった」と書いてあった。刑務所と言う所は、冬は、「寒獄」、夏は灼熱の「地獄」となる。加えて、四六時中同じ人間と生活しているわけだから、煩わしさが常に付きまとい、余計に息苦しくなる。しかし、表現者は、例えわずかな日数でも獄中経験をすることに意義がある。「広める事の出来ぬ時は、高めることに専念する」ということを学ぶには最高の場所なのだ。まあ若いときに限るが。その獄中の友からの手紙には、「残刑は後一年になりました」とあった。

そういえば、後輩がつまらぬことで逮捕され、初犯にもかかわらず一年十ケ月の実刑となってしまった。後悔しても遅い。出る事ばかり考えないで、「どれだけ学べるか」に努力すべし。と手紙に書いてあげるつもり。

夜は、転勤する友人との一献会を自宅近くの寿司屋「浜一」で行った。ここのオヤジは私の中学の先輩で妹さんは同級生である。カウンターには、すでに五、六人の先客がいた。その人たちの話題は、無礼な韓国と支那の昨今の振る舞い。こういった一般の人たちが声を揃えて、韓国、支那を非難していた。当然だろう。私は、こういった外圧によって、国論がまとまることは良いことだと思っている。次の選挙がいつあるか分からないが、改憲、国防の充実、といったものを公約にしないような政治家は、落選するに違いあるまい。

固有の領土を略奪されるという、国家主権を侵害されているにも関わらず、何もできない現在の日本の状況。かつて私たちは、明治の先人、とりわけ福沢諭吉らがなぜ「脱亜論」を説いたか、あらためて考えるべきである。北京で、公使の乗った車が襲われ、車に付いていた「日の丸」が奪われたにも関わらず「遺憾の意」しか表明できない。あの日の丸は単なる旗ではない。日本の国家そのものなのだ。それを侮辱されても何とも思わないような国家と国民であって果たして良いのだろうか。

かつて、小村寿太郎が清国大使として赴任した時に、あるパーティーで背の小さいことを李鴻章から指摘された時に、大男の李鴻章に向かって、「わが国では、大男のことを『ウドの大木』、『大男頭に知恵が回りかねる』という言葉がある」とやり返したそうだ。この気概が、日本の政治家にないのか。まあそれはともかく、改憲、国防力の充実と言ったものを、国民が意識する良い機会と思うしかない。


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お隣さんには困ったものだ。

2012-08-28 16:18:01 | インポート

八月二十七日(月)晴れ。

下の子供は今日から学校。愚妻も仕事に出かけ、家にいるのは、私と上の子供だけ。天気が良いので、と言っても良すぎるので、みなとみらいのランドマークで子供と一緒にウインド・ショッピング。結局は、書店に入って、一時間ほど暇つぶし。何も買わないのでは申し訳ないので、「父 吉田茂」(麻生和子著・新潮文庫)を購入した。著者は、吉田茂元総理の娘さんで、麻生太郎元総理のお母さんである。

終戦直後のマッカーサーとのやり取りなど、巷間知れ渡ったエピソードもあってとても楽しい本だ。午後に美味しいコーヒーを飲みながらこういった本を読むのは、正に人生の至福の時。決して大げさではなく、コーヒータイムにはちょうど良い本だと思った次第。

そういえば、北京で日本の丹羽大使の車が暴漢に襲われると言うショッキングなニュースがあった。その犯人は、車の先頭についていた日の丸をも奪って逃走したらしい。大使側は、犯人の写真を撮ったり、車のナンバーを控えて中国側に伝えたそうだが、果たして本気で捜査をするのだろうか。

犯人を捕まえたなら、国民の不満が中国共産党に行くだろうから、何とかしてうやむやにしたいと思っているのに違いない。まあ犯人を逮捕できなければ、世界中の笑いものになると言うことぐらい自覚しているだろうから、どうするのかお手並み拝見である。日本人は何があっても中華街のお店や韓国料理屋に嫌がらせなどしない。その民度の差は天と地ぐらいある、といわれても仕方があるまい。

夜は、近所のジジ・ババたちとの月に一度の飲み会を、「たつ屋」で行った。その後、仲良しさんと近くのスナックに転戦。十一時に帰宅。


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ガレージBBQを開催。

2012-08-28 15:50:24 | インポート

八月二十六日(日)晴れ。

今日は、本来ならば、自衛隊の総合火力演習に誘われていたのだが、日除けもない炎天下で三時間もジットしているのは、さすがに歳のせいもあって、考えただけでも消耗してしまう。行きたいのは山々なのだが、体力と体調を考えて遠慮させて頂いた。

その代わりに、午後一時から、社友の松本佳展君の誕生日を兼ねて、恒例となった我が家のガレージBBQを行った。以前、帯広の谷口大行社北海道総本部長から様々な味付けのジンギスカンを頂いた物があったので、今回は、それをメインに食べた。ツケタレは、北海道ではメジャーと言う「ベル」のタレを札幌社友会の梶浦直樹さんから送って頂いた。北海道では、そのタレを各家庭でさらに味付けに工夫して使用するそうだ。

しかし考えてみれば、車一台しか入らないスペースに、十人もの人たちがテーブルを囲むのだから、知らない人は、ちょっと想像がつかないかもしれない。周りを葭簀で囲んで、気分は海の家状態。社友の松本佳展君と小枝ちゃんとそのお友達たち。そしてカメ&アコちゃんに、ヒデちゃん。京子ちゃんに娘のアイリちゃん。私と愚妻を入れると総勢十一名のメンバーである。サリー夫妻は残念ながらお神輿、社友の古谷喜久男氏は葉山行われているヨットレースのお手伝いで心参。

Dscf4912※こんな感じでやりました。

六時前に酔狂亭(我が家です)に移動して八時過ぎまで。久しぶりの大破・轟沈の夜でした。


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