山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ミノムシは絶滅危惧種になっていた

2016-05-11 20:00:43 | 生き物
 先月草刈りした所がまたまた雑草だらけになっていた。
 その草むらにただならぬ気配を感じてよく見たら、草にミノムシが動いていた。
顔も見えて何をゴソゴソしているのかわからない。
 子どもの時は身近だった存在だったが、最近はあまりおめにかからない。
 というのも、中国から来た「オオミノガヤドリバエ」という寄生蠅によって少なくなったという。

                          
 
 メスは翅が退化していて一生ミノの中にいる。
 飛んできたオスと交尾するとミノの中に卵を産卵し、一生を終える。
 多くは「オオミノガ」という蛾だそうだが、茶の葉を食害する「チャミノガ」もいる。
 環境的にはこの「チャミノガ」に違いない。

                      
 庭では、「コジャノメ」が忙しそうに飛翔している。
 縄張りがあるのだろうか、遠くには飛んでいかないで、同じ範囲にいることが多い。
 最近見た「ダイミョウセセリ」や「コミスジ」も同じ行動をしているのが面白い。

              
 部屋の中では、「カゲロウ」の幼虫が機敏に動き回っていた。
 そのそばに「コモチグモ」がいたので、捕まえて一緒に容器に入れたら蜘蛛のほうが逃げていた。
 サラリーマン生活をしていたころには、こうした世界からは遠い所にいた。
 そういえば、「忙しい」とは、「心」を「亡くす」と書くんだね。
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする