山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

キウイ・ハーブの花の競演

2016-05-30 20:26:01 | 植物
 あっという間にわが畑にキウイフルーツの花が咲いていた。
 白い雌しべが目立つ雌花にだけ実が成る。

                           
 その隣に雄花も咲いているが、雄花のほうが早めに開花する気がする。
 もともとキウイフルーツの原産は中国だが、それを持ち帰ったニュージランドで品種改良され製品化に成功。
 いまだニュージランド産のキウイがよく売られている。

            
 同じ仲間の「サルナシ」も花が咲いた。
 花の形も似ているが、花の大きさは小さくかわいい。
 実は生食、丈夫な枝はつり橋の材料となる。

                         
 今年も石垣沿いに隠れるように咲いた「イブキジャコウソウ」も健在だった。
 ハーブの「タイム」の仲間で、芳香がよい。

    
 その近くに、「ナスタチウム」の花が目立つ黄色をアッピールしている。
 花・葉・種の全部が食用となる。
 うっかりこれをサラダにするのを忘れていた。

                        
 石垣にびっしりへばりついている「ユキノシタ」の花は見事だ。
 いっぱい花が咲いているので花びらをじっくり見ることを止めてしまう。
 葉は茹でて胡麻和えや芥子和えがおいしいというが、まだ試していない。

 大地はこんなにもいのちの豊饒を産出してくれているのに、都会ではそれをコンクリートと建物で埋め尽くしてしまう。
 保育所不足を解消しようにもその土地がない。
 保育所を建設しようとすると住民どおしのいがみあいが熾烈となる。
 地方で暮らせるシステムを構築しないと都市への集中は防げない。
 地方で暮らすとは、煩悩の何かを捨てることによって豊かな幸せを獲得することだと思えてならない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする