tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「かっちゃま、さぎっちょ」本番-2

2010年02月28日 | 当地の催事・行事など
比較的古い「伝統の櫓」




太鼓のたたき手が主役ですが、
鳴り物は三味線・横笛が加わります。また太鼓たたきは3人一組で、
踊りながらのたたき手、地たいこ、そして観客と反対方向むいて太鼓の上に座る人がいます。

浮かれてたたくので「浮き太鼓」といわれています。

仮社・風刺行灯・生活用品での虎歳の作り物・その他の飾り物などが町中に参加しています。







今夜の大ドンド焼きの準備作業、仮社から集められた注連飾り、
古い縁起お札など12箇所ものドンドが輪になって準備されています。




午後9時、冬花火を合図に一斉着火、夜空を焦がします。
写真は、*注連縄を収める「仮社」
    *「櫓」の種類と競演
    *その歳の「作り物」
    *「風刺行灯」
    *最後の「ドンド焼きの準備」

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「かっちゃま、さぎっちょ」本番。

2010年02月28日 | 当地の催事・行事など
早朝、結構な雨降り、まつり本番に露天や関係者は気の毒
と思いきや、櫓の始まる10時には快晴。







この祭り最近はポスターにも「かつやま左義長」と書かれていますが、
土地のものは「「かっちゃま、さぎっちょさん」、が来た、と呼んでいました、
こんな土地語はもう使われなくなっているのですね。
また、観光化するイベンドですが、
土地のものには「春を呼ぶ敬虔な神事」でもあるのです。


土地人の さぎっちょと呼ぶ 火の祭り(今井千鶴子)」
と詠まれた句もあります。

「蝶よ花よ、花よのねんね、まだ乳飲むか・・・・ういた、ういた、ういた・・・」
と妙な歌。
そのあとに「まだ乳飲むか、乳首はなせ、乳首はなせと・・・」と続きます。












太鼓のたたき手が主役ですが、
鳴り物は三味線・横笛が加わります。また太鼓たたきは3人一組で、
踊りながらのたたき手、地たいこ、そして観客と反対方向むいて太鼓の上に座る人
がいます。浮かれてたたくので「浮き太鼓」といわれています。
仮社・風刺行灯・生活用品での虎歳の作り物・その他の飾り物などが町中に参加しています。






今夜の大ドンド焼きの準備作業、仮社から集められた注連飾り、
古い縁起お札など12箇所ものドンドが輪になって準備されています。





午後9時、冬花火を合図に一斉着火、夜空を焦がします。
写真は、*注連縄を収める「仮社」
    *「櫓」の種類と競演
    *その歳の「作り物」
    *「風刺行灯」
    *最後の「ドンド焼きの準備」

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いよいよ始まった、奇祭「かつやま左義長」

2010年02月27日 | 季節の便り(北陸、福井)
朝から、TV各局も鳴り物入りです。
旧暦の小正月行事ですが、観光客を期待して
毎年、2月の週末の土・日曜日に実施されます。
明日と2日間で、毎年3万人以上の観光客がいらっしゃるようで、
市民人口が2倍になったような、人出です。
今年はどれくらいになるのでしょう。



夕刻なると櫓の上では、踊り子・三味線・太鼓とも、がんばっていました。
左義長ばやしは
蝶よ花よ、花よのねんね、まだ乳飲むか・・・・ういた、ういた、ういた・・・」
と妙な歌。
今は、主婦や学生が三味線を弾きますが、以前は幾人もいた「本物の芸者さんたち」
が歌っていたもの。
少しエロチックな意味?とも思っていましたが、
「蝶よ~花よ~と育てた娘・・・」と秋田長持歌などにも歌われ、
「愛する子達の成育を願う歌」と、とるのが素直・・と解する人も。
まぁ、酒飲んで浮かれた踊り手、それをはやす芸者さんとなると
モット意味深。こんなことを聞きながらの見物でした。



「櫓上での演技」と「風刺川柳行灯」と「生活用品でのつくりもの」


変な「田吾作」さん、今年も着ていました、この人福井県では有名人。


夕方からの夜半までの取材でした。




コメント (2)
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今日は、ようやく正月の「玄関しめ飾りをはずす」日です。

2010年02月27日 | 当地の催事・行事など
いよいよ、午後から「かつやま左義長」祭りが始まります。
この地方では、普通は松の内とか、正月3カ日が過ぎるとはずす、
正月の注連縄や縁起の飾り物など、今日初めて外します。

各、左義長やぐら前に造られた「仮社」に、お賽銭と注連縄など渡し、
明日夜の「大ドンド焼き」で送ってもらうことを託すのです。

「かつやま左義長」は、
市内に12基の櫓があり、その上で、 女性の長襦袢を着た若者が酒に酔い、
太鼓をたたき、この日ばかりは無礼講で踊りまくる。
この所作がおかしく「奇祭」と呼ばれて、
毎年多くの観光客が訪れる、市内最大の祭りです。

この行事、市内、区ごとの競演となり、
幕藩時代から300年以上続く、商人・町人の祭りであり、
武士は見物するものとして、その地区には無いのです。

昨年の「かつやま左義長」の様子。




昨日は降雨で、準備の「年番」人達は櫓を外に出し、
ぬれないようにビニルシートをかぶせていました。

午後からまた、様子を報告します。
午後1時に、廻り持ちで当たる、町内の「ふれ太鼓」と呼ぶ
一番太鼓によりスタートとなります。

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今週初めからの暖気! 初の開花「紅梅」と「黄梅(おうばい)」

2010年02月26日 | がーディニング・園芸
ここのところの快晴続きで、一気に気温が上がり、
この春初めての開花。
紅梅」「黄梅(おうばい)」いずれも鉢の小品ですが、
咲いてくれました。






まだ満開とは成りませんが待ちきれずup。
我家の鉢物では、春一番である、
黄梅(おうばい)は迎春花と呼んでいます。







この花たち、「桜切る馬鹿に、梅切らぬ馬鹿」に習い、
かなり剪定してもちゃんと咲いてくれる。
雪に押しつぶされないようにしているだけでいいのはうれしい。
桜の速さと違い、梅の花の開花期間の長さ、その進み方、
など「静かを感ずる花」でもあります。

同じ「梅の呼び名」があっても、
紅梅は、バラ科、黄梅は、もくせい科であり、
全然違うものです。


まだ雪の中、「寒椿」は、落花もありますがいくつかは花が残り、
序々に開花。







庭には場所により50cmの根雪。
その中の赤色は、目を引きます。
少ない雪国の冬の花です。

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