tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

勝山にも、こんな偉人、書家「西脇呉石」さん。

2019年07月31日 | 福井のPR大使?

福井県にもいろいろな歴史上の偉人がいらっしゃいますが、

「100人の偉人」書には入っていないとのことですから、

101番目の方かも。

勝山市出身の書家「西脇呉石」さんです。

明治の三筆」と言われる先人に習い、日本を代表される方々との交流もあった人。

勝山の小学校の教諭が、東京府師範学校教諭になられ、

後、大正時代「国定書き方手本を始め数多くの教科書の原稿を作った人物」

「全国尋常小学校で使われた文部省書き方手本乙種」原稿作者として著名。

 

書道の世界は、当時絵画のような芸術価値は認められていなく、

偉人などの名声仲間から抜けていたのでしょうか。

先人たちの書、下の扁額は三筆の一人、

巌谷一六氏、(滋賀県水口出身)

 

この先人、当時の書家「村田海石」氏に入門、後、先の明治の三筆の一人

「日下部鳴鶴」氏に師事

日本代表書家の系図

特に「村田海石」から、

その才分は凄く、こんな弟子が入ってきたことに驚嘆、広く日本歴史に残るような

書家になるだろうと、中国故事にのっとり「呉石」と言う号を与えた」と記録が有る。

 

この度、氏の生誕140年を記念して「勝山城博物館での展覧会」が開催されています

(9月30日まで・この種展示には珍しく全品撮影可になっています)。

 

この博物館に関係ある私は、「展示監視員として一日務め」をお受けしました。

現在、市内外には38カ所の石碑に氏の文字が残り、多くの書が残っています。

石碑原稿

勝山の田舎出身の氏がどうして中央で活躍できる書家に上り詰めたか」の顛末、

当時の日本的書家との交流等、氏が「コレクされた作品と共に知ることができる特別展」です。

「書」に関心あられる方はぜひご覧ください、

 

92歳没まで書き続けられた書は

英国博覧会まで出品されたもの(92才)など直筆掛け軸は圧巻です。

 

7月初めまで、福井市博物館で開かれていた「魯山人展」

焼き物・絵画等の作品が有名ですが、「魯山人」さんも芸術への登竜は

「書からであった事」

を思い出しています。

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蔓のでない「かぼちや」の顛末。

2019年07月30日 | 家庭菜園

家庭菜園での夏野菜の出来も佳境?。

 きゅうり・トマトは、それなりに収穫が続いています、

農家やベテランからも頂きますので、

我が家の物はいかに出来が悪いかなども比べつつ。

さて、タイトルの大騒ぎした

「蔓のでないかぼちゃ」も、

雄花は咲いていますが、

雌花が無いのでもう終わりでしょう。

 

そして、「最後まで蔓がでないかぼちゃ」、初めて知るものでした

農家の人に聞くと、昔そうしたものが有ったそうですが、

収穫量等から栽培する農家は無いとの事、

唯、種子メーカー等では、いまだ販売されているようです。

私は1本のみ「苗として購入した」ものでした。

 そんな珍しいかぼちゃ、収穫したてのものは

「皮からアン・種子まで全部、生野菜サラダの増量材」としてはok、

少し収穫後日が経ったので妻が煮ましたところ、

色がうすみどりで、一見気持ち悪ばかりか、味たるは×。

収穫後早い時期に生のまま食べるのにはいいものでした。

収穫は10~15cmのもの5つ。

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「おにゆり」咲きだしました。

2019年07月29日 | 季節の便り(北陸、福井)

庭では百合類で一番最後に咲く花です。

(ただし今年は7月に「百合の里公園」で「透かし百合5種」を購入

今年中に咲くとのことで植えつけたものが、今蕾み、

鬼百合の後に咲いてくれる予定です。)

食用にするために中国から日本に渡来したといわれる「オニユリ」

球根は、「ユリ根」と呼ばれ、食用に市販されている。

 

草丈は1~2m程となる大型のユリ。

茎は紫褐色で細かい斑点がある。

花弁はオレンジ色、濃褐色で暗紫色の斑点を生じる。

花弁は強く反り返る。

赤鬼を思わせることから、「鬼百合」と名付けられた由。

種子は作らない」、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作る

(毎年、この「むかごを採取して」庭の端の方にばらまいておきます。)

 

近縁に同属のコオニユリ があり、こちらは山地の草原や低地の湿原に生育する。

オニユリによく似ていますが、一回り小さく、

ムカゴを作らず、種子を作る。

花言葉は「愉快」「陽気」「華麗」といった明るいイメージ。

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「ヘクソガズラ」とはかわいそうな名前、くさい。

2019年07月28日 | 季節の便り(北陸、福井)

 

ヘクソガズラ」はアカネ科つる性の多年草

左巻き他の物巻きつく。

 全体悪臭があるのでこの名があるようです。

別名を「早乙女花さおとめばな))とも。

ヤイトバナ」。古くはくそかずら」「馬食わず」。

匂いのため、この植物を食べる虫は

 ほとんどいないらしい。

臭いで身を守っているのでしょう。

我が家の庭中、雪柳などの枝などいたるところで蔓を伸ばしています。

以前、美しい「花魁草」に纏わり付いているのを写真に

したことが有りましたが、今年は見られません。

 

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「ヒイラギ南天」も結実、紫色。

2019年07月27日 | 季節の便り(北陸、福井)

花が咲くものは実を結び・・・。

と言いながらも、その色・形等色々

「ヒイラギ南天」も紫色の実になっています。

片隅にありしっかり見ないと見過ごす物ですが・・・・。

「ヒイラギ南天」は、常緑低木。

別名「トウナンテン」、すなわち「唐」原産地は中国。

漢名を十大功労という。

(十大とはおめでたいこと以外に何かあるのでしょうか)

 

葉は「南天」のよう、葉には「ヒイラギのようなとげ」が有り、

「ヒイラギナンテン」と命名されたのでしょう。

触れると痛い。

繁殖力の強い木の様ですが、昔から庭には1本しかありません。

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