ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

鹿児島空港

2012-08-02 05:00:00 | 

寝床で聞いていた雨音は優しかったのに、一歩外へ出ると大変な雨、この雨では何処へ行っても車から降りることなど出来ないと諦め、10時半に女将さんに礼を言って、民宿を後に、ナビの行き先をを鹿児島空港に設定します。1日目の午後、指宿の朝、そして今回と3回目の雨ですが、どうもこの雨は止みそうにありません。それも大粒の雨が相当降っています。

空港への道は途中丸尾の滝があり、車は停めたものの車外には出られず、写真も撮れずに瀑音やら雨音やら分からない音を聞きながら、暫らくこの大雨で水かさが増したであろう濁った水の滝を見ていました。道の駅や霧島温泉もあったように思いましたが、全く気付かずに通り過ぎ、牧園町に入って暫らく走ると、ひなびた温泉街があちらこちらに姿を見せます。まほろばの里や和気神社などの標識も見えますが、何処にも寄れるような状況ではありません。

             

1時にはレンタカー屋に到着、車で空港まで送ってもらいましたが、18時10分発ですから出発まで4時間以上はあります。何をしようかと考えあぐねますが空港内を散策するしかありません。しかし4時間も潰れるのか・・・

             

でも空港ロビーに入ってみるとPEACHのカウンターに人がいっぱい並んでいます。普段飛行機などに乗り慣れていない私は何事があったのかと、列の後ろに並びました。搭乗手続きカウンターに並んでいるので、もう搭乗手続きが始まっているのかと思いましたが、受付ならパソコンで一発なはず、何をもたもたとしているのかと30分以上待たされた挙句、12時25分発の便が欠航となったので、その便の変更やキャンセルの受付だったとか、それなら違うところでやれよ!列の後ろの人に何故並んでるのか説明しろよと怒鳴りたくなりますが、怒鳴らずに静かに言ってあげました。そうすると係員は搭乗手続きは1時間前からですって言うのです、そんなこと知るか!こんなに並んでいるんやから何かあったんなら自分も並ばなあきません、もし予約の飛行機に乗れなかったらどうするのですか。

まぁ雨さえ降ってなかったら、こんなに早く空港に来ることなど無かったのですがね。

             

仕方がないのでコインロッカーに荷物を入れ、福岡のもつ鍋屋で間違えられた傘は入らないのでどうしようかと思っていたら、入り口に傘立てがあったので、今度は間違って持っていく奴はおらんやろうと、その傘を立てておきました。

これ何だか分かります?新型の扇風機ではありません、ジェット機の主翼にもっこりと付いているエンジンの内部にある羽根(ブレード)です。こんなものが回って飛んでいるんですね。

             

これは尾翼、主翼にも付いていましたがアンテナのようなものが沢山付いています。何をするものなのでしょう。

             

飛行機のタイヤ、大きいですね。滑走路で着陸する飛行機を見ていると、路面とタイヤの摩擦で煙が上がってます。1本のタイヤで何便ぐらい飛ぶのか、そういう場面を見ているとなるべく早く取り換えて欲しいものです。

             

空港内をあちらこちらと回り、一応お土産も買ったし、朝が遅かったので昼食もとってなかったので、何か食べようと思って入ったのが居酒屋みたいな店『ひっとべ』、入店したのが16時10分ですから、未だ2時間の余裕があり、搭乗手続きまでにも1時間あります。

             

これは地鶏のなんかやね。肴にピッタリです。芋焼酎のロックを頼んでいます。

             

黒豚の揚げギョーザ。ここでは鶏飯も売ってました。自分でご飯をよそって具を載せ、スープをかけなければなりませんが、どれだけ食べても500円です。空港内にしては結構安いですね。

             

メニューの中にあった『鹿児島のこれが凄い』読めますか?結構面白いですね。最後の行の“指宿の天然砂蒸し温泉はここだけ”って言う表現はおかしいですね。指宿の温泉が鹿児島県外にあるはずがありません。書くなら“日本で天然砂蒸し温泉があるのは指宿だけ”でしょう。因みにこの店の『ひっとべ』とは“あれこれ考えずに、思い切って行動すること”だそうで、「泣こかい、翔ぼかい、泣こよか、ひっ飛べ!」と使うらしい。

             

いろいろ銘柄があるうちの安いものばかり注文しています。

             

黒豚のトンカツ、これも食べておかないとアカンと思って注文しましたがイマイチでした。衣も厚いしどうやら冷凍物みたいでした。

             

1時間は経ったのでそろそろ搭乗手続きをしようと思い、PEACHのカウンターへ行ってみると、私の乗る便は欠航になっているではありませんか。昼に来た時は通常通りと書いてあったのに・・・払い戻しの手続きをして、慌てて荷物を取り出し、他の航空会社に行ってみます。JALのカウンターで聞くと遅れた飛行機が同じ18時10分に出ると言うのですが伊丹行とのこと、関空行は無いの?と聞くと見透かされたように「関空へはPEACHさんしか行っていません」ですと、仕方なくその便に搭乗することにしましたが、後で気が付いたのですがJALって日本航空のことでしたね。パイロットやアテンダントを無理矢理解雇した悪質な会社じゃありませんか。全く略号など使うから分からんかった、失敗した。そんな会社の飛行機など分かっていたら乗れへんのに。これは酔ってたせいなのか。

             

しかも運賃はPEACHの7690円に対してJALは26800円ですよ!!ビックリです。なおしかも、乗ろうとしている飛行機はジェット機では無くプロペラ機ではありませんか!

             

こんな大雨の中、2つのプロペラでよう飛べるなぁ。酔った勢いで往時よりは怖くはないけど、PEACH航空の対応といい、日航の料金や機体といい腹立つなぁ。

だいたいPEACHは後でパソコン見たら欠航のメールを送ってきてました。誰がそんな時間にパソコン見るんですか、ケータイ番号も登録してるんやから、電話の1本もかけて来いよな。空港ロビー内では何度も放送したって言ってたけど、私には全然聞こえてません。

             

今回の旅行は最後の最後でエライ目に遭わされました。9回裏に大逆転を喰らった感じです。

ここまで読んで気付きました?。私すっかり傘を忘れてしまっています。
いや、実際には気が付いたのです。出発ロビーに入ってしまってから・・・なので係員に「何処にある銀色の柄の黒い傘です」と言って取ってきて貰うように依頼したのに、どうしたことか帰ってきませんでした。

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