ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

手長エビ獲り

2012-08-22 05:00:00 | 田舎

雨が降ったり止んだりした13日の夜から14日の朝にかけての古座地方、私は長く滞在するので何とも思わないのですが、少ない休みでやって来た人にとっては、何とかして遊びたいもの、ましてや5歳の子供を連れているとなると、どうにかして自然の中での遊びを体験したいと思うのは当然です。三男の友達ですから私がどうこうと言うことはないのですが、やはり自然豊かな環境の中ですから、都会に住んでいては普段出来ないような遊びを体験してほしいものです。昨日のメダカ獲りもその一環でしょうね。

朝食をとって9時ごろから川(こぉったま)に行くと言い出しました。手長エビを獲りに行くらしい、でももうあの場所は埋め立てられてしまっているので、エビが居る場所が見つけられるかどうか分かりません。

             

川が増水していないのか気になったので、私も30分ほど遅れて行ってみました。清暑島の下の取り残されたテトラの周りを探っていました。このテトラは前の週の末に行った時には水に浸かっていませんでした。この時の写真と比べてみてください。大したことが無いけど、明らかに増水しています。

お盆なので道路の補修工事はしていません。川は普段よりは少し水位が高いようですが、遊ぶには問題無さそうでした。10時ごろの写真ですが、朝6時ごろの写真に見えるでしょ、曇っていて暗いのです。

             

テトラのすぐ沖は急に深くなっていて、5歳の子供には危ないので、上の浅い所で泳がせてやろうと思っていると、自分から「泳ぎたい、あっち行こ」と言うので、歩き始めたのですが、途中で何か言って帰ってしまいます。目と鼻の先なのに親が居ないと不安なのか・・・、それとも私には馴染めないのかも知れません。

             

数匹の手長エビと川エビにメダカのような小魚が獲れています。

30分ほど居たでしょうか、ポツリポツリと雨が落ちてきたと思うと、急に大粒の雨がザァーッと振り出して、近くの木の下で雨宿りをしても濡れるばかり、あっちが良いとか、そっちがマシとか避難する場所を変わっているうちに結局ビショビショに濡れて、帰る羽目になってしまいました。

家に着くと雨は上がって、どうなってるんじゃと思いますが、あんな雨の下では遊んではいられません。エビを一匹睡蓮鉢に入れて、後はみんな姫川に流してやっていました。でも睡蓮鉢に入れたエビは翌日は居なくなっているではありませんか。メダカを食べるのではないかと心配しましたが、居心地が悪かったのでしょう。

暫らくして晴れてきたので姫の地磯に行くと言うのですが、子供は「行かん!」と言います。何をするのかと思いきや、親のスマホでゲームです。ここまで来てゲームは無いやろと思うのですが、また何時雨が降るか分からないので放っておきました。

昼食の買い物をしようと思い串本のAコープへ、一人にしておくのはいかんと思い連れて行きましたが、スーパーの中では水を得た魚のようにはしゃぎまわります。カートを「ボクが突く」と積極的です。カートは突くものではなくて、押すものですよね。確かに和歌山では押すことを突くという表現をしていたことがあると思い出しました。海南に住んでいるとのことでしたが、海南なんて田舎やと思ってましたが、カートが好きなんて、結構都会派なんやなぁと思いましたね。駅前は何も無いとこやったけどなぁと藤白神社に行った時のことを思い出したりしました。

昼ごろになって役場からの放送、七川ダムから放流があるとのこと、毎分10トンもの放水をするそうです。夕方こぉったまの前を通ると、河原全体が水に浸かってしまっていました。運転していたので、その時の写真はありません。

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