ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

びっくりした食べ物

2012-08-03 05:00:00 | 

てんやわんやして空路大阪へ戻ったので、九州旅行の話はもうお仕舞いかと思っている読者の方も多いのだろうと思いますが、もう一日お付き合い願います。旅に食べ物は付き物、特に地元の特産品や有名なものは是非賞味したいものです。今回の旅行での話の中にも特に感激したものは挿入しておきました。それはそれとして、出されて「ヘーッ!?」と思うような食べ物や店があったので、別稿起こして留めておきたいと思います。

まずは第1日目の夜、M山氏の行きつけの店だと言う『まさかど』、昼に歩いた中洲川端の下川端商店街の一角にありました。

             

これは何だか分かりますか?実は生のサバなのですが、商品名は“ゴマサバ”です。なのでサバの一種の表面に黒い斑点のあるゴマサバかと思いきや、これはマサバなのです。マサバの上からゴマをふりかけているのでゴマサバなのだそうです。今頃ゴマサバが旬なのかと思いつつ、キズシなのか生なのかを聞き、注文して出てきたときにびっくりしました。

                       

大阪でこういう食べ方で出してる店を知りません。60年も生きてきて初の挑戦でした。でも結構美味しい、サバを生で出してるくらいですから鮮度にはこだわってると思うけど、この食べ方、ネーミングには参りました。

M山氏のキープする焼酎、銘柄は紅彩ですが、そんなことを紹介したいのではありません。自分のものだという証明の署名、“ピンク”になっています。何がピンクなのか、シャツなのかパンツなのか靴下なのか・・・とにかくこの男の服装は派手なのです。

             

私も普通のサラリーマンが通勤で着るような服は着ませんが、この男の派手さには負けます。私は自分をサラリーマンだなどとは思っていなかったですから、世間一般のサラリーマンが着る服なんかマッピラだっただけですが、M山氏はそこまで深くは考えていないのではないかと思っています。N田君は自分を良質のサラリーマンだと思っている節があって、まぁ普通のサラリーマンらしき恰好をしています。

             

こちらは三日目の朝、N田君の家で出してもらったホットドッグ、きっとブログ用にと包装紙もそのままで出してくれたのでしょう。いや包装紙をみているだけで唖然としてしまってました。メーカーがキムラヤになっていますが、大阪にあるキムラヤはこんなパンは売っていません。福岡にもキムラヤがある、でもそんなことでビックリしたのではないのですよ。

             

開封すると、もっと派手な包装紙ですが、パンを見てください。赤い縁のある魚肉ハムです。これは久留米のキムラヤの社長がホットドッグと言うからには、パンにも犬の形状をということで、赤いハムを犬の舌に見立てているそうなのです。いやいやホットドッグは商品名じゃなくて、こういう造りのバンの俗称でしょ。犬の舌に似せるならもうちょっと大きめのハムにしないとダラリと口から出てる舌には見えませんね。まぁこのアイデァにはビックリです。味は?と言うと、やはりホットドッグはウインナソーセージの方が慣れてるせいか美味しいですね。キャベツの味付けはなかなか良かったですよ。

             

食べ物とは関係ないのですが、ここで老若関係なく女性となると矢鱈と声をかけたがるN田君の実態をお見せしておきましょう。指宿の白水館、夜は食堂にカメラを持ち込んでいなかったのですが、朝はお風呂を撮ろうと思って(実際には人が多くて撮れなかったのですが)持っていました。夜もこの子が給仕をしてくれていて、いろいろ話をしていたのですが、朝もバイキングの席で見つけたので早速話しかけています。

             

こちらは鹿児島市の高柳(GAORYU)での夕食、もうこの二人完全に盛り上がっています。N田君は家に連れて帰ると言って離しません。「まぁ、はしたない」と思う人も「別にどうってことない」と言う人もいるでしょうが・・・どちらも離島出身の子だったように記憶しています。

             

さて三日目、キムラヤのホットドッグを頬張った後は、紅乙女酒造巨峰ワイナリーから水天宮吉野ヶ里を回りましたね。その夜ウナギを食べさせると息巻いていたN田君、私は大阪や古座・串本でしかウナギを食べたことがなかったので、こじんまりとした店かと思っていました。店に着いてビックリです。店の構えの大きさ、ここには写っていませんが、日曜日ということもあったのか、順番待ちの人でごった返しています。第二駐車場まで作ってあるので、いつも相当な人数が食べに来るのでしょう。

             

店内で1時間ぐらい待たされましたか・・・部屋に通されて、やっとウナギの登場です。確かにウナギ自体はデカい!鹿児島県の養殖ウナギ生産量は日本一だそうですが、稚魚の少なくなった昨今、このウナギが鹿児島産かどうか、輸入物かも知れません。

             

新宮市の山奥・高田という里に近大の試験場があり、そこでウナギも養殖をしていたので、私はそこまでわざわざ往復3時間もかけて買いに行って自分達で焼いて食べていました(2~3年ほど前からはどうしたことかウナギを売ってくれなくなりました)。だから間違いなしに国産のウナギを食べていたのです。ここで食べたウナギはどうもそのような味、食感、大きさではないのです。

             

白焼きが特に好きなので頼んでもらったのですが、もっちりと脂の乗った味・食感が無くて、大味でパサパサでした。いつもこんなウナギを出しているのか、それとも品薄のために仕入れ先を変えているのか、こんなウナギでよくもこんなにたくさんの人が食べに来るもんですね、信じられません。

             

コイの洗いです。生臭さも無く、結構美味しかったですね。

             

筑後川の支流の土手を走るとあったこのお店、9時過ぎまで居りました。流石にこの時間になると客も滅法減っています。この店に着いたのが6時頃でしたから3時間も居たことになりますが、待った時間の方が長かった。

             

N田君の家まで10分程度で帰着、紅乙女酒造で買った上質の紅乙女で再度乾杯です。奥様、飲んでる二人を乗せて、運転ご苦労様でした。

九州で出会った皆さん、ありがとうございました。

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