ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

姫の地磯

2012-08-23 05:00:00 | 田舎

15日になると曇りから晴れの天気予報、これなら十分水遊びが出来そうですが、古座川は昨日から増水して河原まで全部水に浸かっていたので、見に行かなくても、おそらく全く遊べないでしょう。姫の地磯ででも水が濁っていなければ泳いだりは出来るのですがと、地磯まで行ってみることに、歩いても10分ぐらいですよ、でも三男たちは何と車で出かけます。私はそんな不経済・不健康なことはしていられませんから、暫らくして後から歩いて行きました。

             

相変わらず水には入らず、タマでタイドプールにいる小魚を掻いています。泳がんと面白ないのに・・・でも外海は少し濁っていました。

私が着いた時、5歳の子供は手を滑らせていたらしく、指を見せて「血や、痛い」「バンソーコー」「痛い」を連発ですが、指を見ても血なんか出ていません。「こんなとこに絆創膏なんかあれへん」「そんなん痛ない」と言っても理解できないのか、同じ言葉を繰り返し、ついに泣き出しました。

             

「こいつは辛抱ということを知らん、情けない奴や」と放っておいて、辺りを見渡します。大潮の午前10時ごろの風景です。潮はかなり引いてしまっていて、磯遊びにはいい感じです。

             

役に立たない波止の上では、この海岸でよく見かける釣り人がキス釣りをしていました。この波止には干潮の時でないと上がれません。ちょくちょく見ていましたが、釣果はイマイチのようでした。

             

三男がタイドプールで「大きい魚や」と言って二つのタマを使って取り込みました。見るとフグ、ハリセンボンです。少し小さ目のタイドプールに移し替えて、5歳の子に「ハリセンボンやで」と言ってやると、タマで突っついて遊びだすので三男が「いじめたらアカンで」と言いますが、「いじめてへんで、お友達や」と興味深げに見ています。もうすっかり指が痛いことなど忘れてしまっています。

             

もうハリセンボンを入れたタイドプールから離れません。

             

なので、九龍島とタイ島をバックに記念撮影です。タイドプールでタマを一掻きするとイワシの稚魚みたいな小魚が獲れます。それをバケツに入れているのですが、こぼれた魚を触ることが出来ません。ビビッてしまうのです。怖がりです。庭にいるカエルでもアリでも「カエルさん」「アリさん」と言うのに全く触れようとはしません。タマでも棒でも自分の手自体ではないなら、平気なのですがねぇ。逆に庭に咲いている花をハサミで片っ端から切ってしまったりはするのですよ。抵抗しない者には強い、生きてるものを大切にしようという優しさがないですね。こういう子は田舎の自然の中で鍛え直さねばならないと思います。

             

姫川も水量が幾分増しているようで、いつもより強く、量が多く流れていました。

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