ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

財布

2013-02-13 05:00:00 | 大阪にて

潮岬の望楼の芝焼きを見るのを目的とした今回の帰省、その目的を達成して急いで月曜には大阪に帰ったのですが、それはもう今回で61回目となる誕生日が迫っていたから、尼崎で在任中に買い替えた財布がへたってしまい、見るも無残な姿に変貌していたのを見かねて、三男が誕生日に新しい財布をプレゼントしてくれると言うのです。

                       

無残な姿がこれ、私は財布を服やズボンのポケットに入れる癖がなく、いつもデジカメとケータイと鍵をウェストバッグに入れて歩いていたので、中でゴソゴソしているうちに皮が破れてしまったのだと思います。おそらく3年ぐらいしか使っていません。

             

でも中はご覧のとおり、まだまだしっかりしているのです。持ち歩き方が乱暴だったと言うことでしょうか。それなら新しい財布を持ち歩く時には、方法を考えねばなりません。私の財布には落したらイヤなので現金はあまり入れていませんが、カードがたくさん入っているので(カードを落とすのもイヤなのですが)、嵩張るのです。嵩張るのでポケットに入れられないのですが、だいたい現代社会はカード社会になり過ぎ、財布には入れてないカードが、ガソリン用とETC用の2枚が車に入ったまま、ポイントが貯まるとか言うけど、そんなものを確認したことがありません。

             

三男が指摘する以前から自分でも無残な姿になった財布は気になっていました。なので次はどういう財布を買おうかと、時々探したりはしていたのです。今は働いていた時のように駅前の大きなショッピングモールなどに行くことがありませんから、月一通っていた阿倍野のハローワークの近くに出来たショッピングモールの中に東急ハンズがあったので、そこで物色していたのです。「これエエやん」と思うような財布は、1万円前後します。何故か財布などに価値を見出せない私は、財布に1万円かける勇気がありません。

             

実際に財布を買いに行ったのは私、お金は出すから自分で気に入ったものを買って来いと言う訳です。プレゼント用にラッピングも頼んで持ち帰ったのです。

             

早く開けて見たいのは私より三男の方、でも開けてビックリ玉手箱、プレゼント用だと店員に言ったのに、値札が付いたままです。流行に敏感でない私は、今の世の中がプレゼントにも値札を付けておくものに変わったとは知りませんでした。

             

銀行のカードが1枚、健康保険証、免許証、市営交通の定期替わりのピタパ、スポーツオーソリティ、エディオン、ヨドバシカメラ、ビックカメラと労金のキャッシュカード等々、串本では使い物にならないカードがたくさんありますが、全部財布の中に入っているわけです。これでもカードなんか作らんと頑張ってる方です。串本で生活するとオークワかAコープに買い物に行くわけですが、そこのレジではいつも「カード有りますか?」と聞かれ、その都度イヤな思いをするわけですが、何故かカードの無いエバグリンではレジで問われることもなく快適です。

             

誕生日の前日の夜、NHKテレビの歌謡番組を見ていたら“五つの赤い風船”が『遠い世界に』という懐かしい歌を唄っていました。何故か雰囲気が暗く、どれが西岡たかしで、この人たちが“五つの赤い風船”のままなのかどうかも判りません。皆さん私より少し年上なのだと思いますが、誰も亡くならずにいたんですね。この『遠い世界に』という歌、1970年の入社以来あちらこちらでよく歌いました。今でもおそらくコード進行も歌詞も覚えているぐらい歌って来たと思います。2番の歌詞にこんな一節があります「~ 力を合わせて生きることさえ 今ではみんな忘れてしまった だけどボク達若者がいる」その若者はもう老いぼれです。

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