ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

往馬大社 Ⅱ

2013-02-15 05:00:00 | 大阪にて

往馬大社と名乗っていますが、正式には『往馬坐伊古麻都比古神社』というそうで、坐の後の“伊古麻”は「いこま」と読み、生駒山を神体とする神社であったことが窺え、通称は生駒神社であるそうです。どちらも「いこまたいしゃ」と読むと言いますが、“いこま”と打っても“往馬”とは変換してくれません。神功や仲哀や応神といった天皇を祀り、神功の父や母も祀られていますが、神功が生駒山とどんな関係があったのか、どうやら母親が葛城の人のようですが、どうも作り話のような気がしてなりません。

拝殿の奥には本宮大社のような感じで本殿が7つ並んでいます。こういう形式を見ると「オッ!格式あるやん」と思ってしまいます。

                       

拝殿の前に立つ二本の御神木、どちらも杉の木ですが、右側の木は雷が落ちて焼けています。左の木はこの境内で一番高い木だそうです。真ん中から後光が差しているように見えますか?

       

左は英霊殿、真ん中は祓戸社、右は戎神社。拝殿から左の方にもこうやって社が並んでいます。祓戸社の手前にある注連縄の張ってある木も御神木、上溝桜(うわずみざくら)というそうで、大嘗祭などにも献上されると言います。

             

拝殿の奥には酒樽があり、なんと往馬というような銘柄もあるようです。本殿の前にも一升瓶が並んでいます。なんとも酒の好きな神様方のようです。

             

登って来た階段を下らずに、適当にあった山道らしき道を下りました。見えてきたのが下の境内、境内と言うのではないかも知れません。

             

椎の社の碑がありましたが、碑の奥の舎屋が椎の社かと思ったのですがそうではないらしく、この舎屋の前に椎の社と彫られた燈籠が建っています。ではこの舎屋が椎の社かと言えば、それも納得し難いものがあります。いくつかの舎があり、その全てを総称して椎の社と言うのかも知れません。

                       

この立札、面白いですね。“神域内への犬・猫の立ち入りは出来るだけご遠慮願います”ですって、出来るだけと書いてあるのが現実的です。犬や猫が字を読めるわけがありませんものね。その下の新しいものにはエアガンの禁止の字、広くて隠れる所が多い場所ですから、エアガンで遊ぶ人がいるんでしょうね。

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