森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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【絵画】 8月3日、""バベルの塔"";一枚の絵画にこんな複雑な意味があるとは?

2018-08-03 23:36:38 | 美術/夢の美術館、 ; 絵画、彫刻、城・神社・寺院、庭園…


(バベルの塔)




(イカロスの翼)




(ソドムとゴモラ)




(言語の混乱)




(アメリカ合衆国国章の裏面。1ドル紙幣にも使われている。「未完成のピラミッドはバベルの塔である」とする説がある。)




(ノアの方船)
『洪水』(ミケランジェロ・ブオナローティ画、システィーナ礼拝堂蔵)




① 中学や高校の美術では、この"バベルの塔"は、人間が驕り高ぶって天まで届くよう
  塔を作り始めて、それが神の怒りをかって建築が出来ないようにするために喋る言葉
  を別々にしたら意思の疎通が出来なくなったというレベルの話しに留まっていました。

   つまり"イカロスの翼"や"ソドムとゴモラ"と"ノアの方船"となどと同じ話しの
  パターンだと思っていました。ところが、wikipediaなどで調べてみたら、
  その背後に複雑な宗教の発達と言うか絡み合いがありました。


 ② バベルの塔(バベルのとう、ヘブライ語: מגדל בבל‎)は、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔。

神話とする説が支配的だが、一部の研究者は紀元前6世紀のバビロンのマルドゥク神殿に築かれたエ・テメン・アン・キのジッグラト(聖塔)の遺跡と関連づけた説を提唱する[1][2]。

実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画を比喩的に「バベルの塔」という[3]。


 ③ 語源[編集]

正確には「バベルの塔」という表現は聖書には現れず、"the city and its tower"もしくは"the city" と表される。バベル(𒁀𒀊𒅋𒌋)はアッカド語では神の門を表す。一方聖書によるとバベルはヘブライ語のbalal(ごちゃまぜ)から来ているとされる。


④ 聖書の記述[編集]

バベルの塔の物語は旧約聖書の「創世記」11章にあらわれる。そこで語られるのは下記のような記述である。位置的にはノアの物語のあとでアブラハムの物語の前に置かれている。


全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアル[4]の地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。主はそこから全ての地に人を散らされたので。彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。
— 「創世記」11章1-9節[5]

偽典の「ヨベル書」によれば、神はノアの息子たちに世界の各地を与え、そこに住むよう命じていた。しかし人々は、これら新技術を用いて天まで届く塔をつくり、シェム[6]を高く上げ、人間が各地に散るのを免れようと考えた。神は降臨してこの塔を見「人間は言葉が同じなため、このようなことを始めた。人々の言語を乱し、通じない違う言葉を話させるようにしよう」と言った。このため、人間たちは混乱し、塔の建設をやめ、世界各地へ散らばっていった。   

 ※ これが通説、あるいは多数説ですが、これが思わぬ宗教での根底に繋がって
   行きます。凡太郎の頭では、そろそろ理解するのが難しくなって来ました。


 ⑤ 解釈[編集]

バベルの塔の物語は、「人類が塔をつくり神に挑戦しようとしたので、神は塔を崩した」という解釈が一般に流布している。しかし『創世記』の記述には「塔が崩された」とは書かれていない。ただし、以下のような文献にはこの解釈に沿った記述がある。

ヨセフスによる「ユダヤ古代誌」ニムロデは、もし神が再び地を浸水させることを望むなら、神に復讐してやると威嚇した。水が達しないような高い塔を建てて、彼らの父祖たちが滅ぼされたことに対する復讐するというのである。人々は、神に服するのは奴隷になることだと考えて、ニムロデのこの勧告に熱心に従った。そこで彼らは塔の建設に着手した。……そして、塔は予想よりもはるかに早く建ったラビ伝承ノアの子孫ニムロデ(ニムロド)王は、神に挑戦する目的で、剣を持ち、天を威嚇する像を塔の頂上に建てた

原初史といわれ、史実性が疑わしいアブラハム以前の創世記の物語の中で、バベルの塔の物語は世界にさまざまな言語が存在する理由を説明するための物語であると考えられている。同時に「石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを」用いたという記述から、古代における技術革新について述べ、人類の科学技術の過信への神の戒めについて語ったという解釈もある。


 ⑥ グノーシス主義におけるバベルの塔の解釈[編集]
  グノーシス主義においては、「聖書の神=ヤハウェ」は「ヤルダバオート」と呼ばれる「偽りの神=邪神=悪魔」である。逆に「聖書の悪魔=蛇」こそが、人類に「知恵(理性)」を授けた「真の神」である。バベルの塔の建設者はニムロデとされ、彼もまた、「偽りの神=悪魔」に反逆し、バベルの塔を建設しようとしたことから、神に反逆して地に堕とされた「堕天使=悪魔」と同一視され、「真の神」とされる。

よって、当然の結果として、聖書の記述も、聖書の神の言葉は「偽りの神=悪魔」の言葉として、正反対に解釈することが正しいとされることになる。

グノーシス主義においては、聖書における「神」と「悪魔」の立場が入れ替わっている。それは即ち、聖書における「善」と「悪」の「規範・価値」が逆転・倒立することを意味する。

バベルの塔の記述に則して言えば、それは言語だけにとどまらず、バラバラになった言語・民族・宗教・思想・文明・文化・経済・通貨・国家・人種・身分・性別・家族・人間の自他の意識などを統一(=それらの区分区別の廃止=破壊)し、即ち、バベルの塔を建設し、人間が「偽りの神=悪魔=ヤルダバオート」に代わって神の座に就き、「真の神=聖書の悪魔」より与えられた「知恵(理性)」をもって、世界を支配することが正しい、という解釈になる。


「神は我々の企てを支持される」

それは「偽りの神=悪魔=ヤルダバオート」が命じた「古き世界(時代)の秩序」を破壊し、「善」と「悪」の「規範・価値」を逆転し、「新しき世界(時代)の秩序」を作り上げることを意味する。

 ※ グノーシス主義の宗旨は、悪魔崇拝主義とは違いますが、聖書とは真逆です。
  この"バベルの塔"の複雑な解釈には驚きました。うーん、一枚の絵画も奥が深いです。





   

8月3日14:25分、""インドネシアのアナック・クラカタウ 噴火49回!活動激化で警戒範囲拡大""

2018-08-03 20:53:20 | 海外震災状況(異常気象;ハリケーン、火山・地震・津波・感染症…)

(3日未明のアナック・クラカタウ山(Sutopo Purwo Nugroho))




(ハザードラボで報告する火山以外にも、たくさんの活火山があるインドネシア。127の活火山がそびえるという(MAGMA Indonesia) )




① ""インドネシアのアナック・クラカタウ 噴火49回!活動激化で警戒範囲拡大""

 2018年08月03日 14時25分


② インドネシアのスマトラ島とジャワ島の間で激しい噴火活動を続けるアナック・クラカタウでは2日、爆発的噴火が49回発生した。同国エネルギー鉱物資源省は、警戒範囲区域を火山の半径1キロから2キロに拡大すると発表した。

 今年6月20日の爆発以来、活発な火山活動を続けているアナック・クラカタウ島。標高は海抜505メートルの火山だが、2日に相次いだ噴火では、火口上空200メートルまで噴煙が上がり、これに伴って火山性地震が約30秒間続いた。

 夜間には火口からあふれ出す溶岩が幾筋ものオレンジ色の流れとなって山肌を転がり落ちるようすが近隣の島からもはっきり見える。

日本と同様、プレートが沈み込んでできたインドネシアには、世界の火山の16%に相当する130近い活火山がそびえ、現在も活発に活動している。

 そのなかでも、1928年に誕生したアナック・クラカタウは比較的若い火山として、スンダ海峡 ※1 の島々をめぐる観光船の間では人気のスポットだが、今後、さらに活動が激化し、噴石が飛散するおそれもあるとして、火山から半径2キロ以内への立ち入りが禁止された。


 ※1 自分の戦史の記憶に"スンダ沖海戦"がありましたが、今、初めて位置が確認
   出来ました。


 ③ バタビア沖海戦(wikipedia)
(1)バタビア沖海戦(バタビアおきかいせん)は、太平洋戦争(大東亜戦争)中の1942年(昭和17年)3月1日、日本軍と連合軍との間で行われた海戦のこと[1][2]。日本海軍艦隊とABDA連合艦隊の夜間砲雷撃戦[3]。 連合軍側の呼称はスンダ海峡海戦(Battle of the Sunda Strait)。

(2)概要[編集]

1942年(昭和17年)2月下旬、連合軍の東南アジア防衛線は完全に崩壊し、日本軍は連合軍の重要拠点ジャワ島攻略作戦を発動した。オランダ海軍カレル・ドールマン少将は連合軍残存艦艇を率いて日本軍輸送船団撃滅を企図したが日本海軍護衛艦隊に撃退され、ドールマン少将は戦死した(スラバヤ沖海戦)[4]。

連合軍艦隊に加わっていたアメリカ海軍重巡洋艦1隻、オーストラリア海軍軽巡洋艦1隻、オランダ駆逐艦1隻は戦場から退却後、ジャワ島とボルネオ島間のスンダ海峡を通過して南方への脱出を試みる[5]。しかし3月1日未明、ジャワ島西方にて上陸作戦中の日本軍輸送船団と水雷戦隊と遭遇、迎撃されて2隻とも撃沈された[6][7]。蘭駆逐艦も撃沈された(座礁放棄)[8]。日本海軍は誤射で輸送船数隻を失ったが、ジャワ島攻略作戦への影響は最小限だった[5]。






8月3日12:01分、""シャンシャン台風13号発生!週明けにも日本の東の海上へ""

2018-08-03 20:26:18 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

(台風13号が発生!(気象庁))




① ""シャンシャン台風13号発生!週明けにも日本の東の海上へ""(動画)

 2018年08月03日 12時01分


② 気象庁によると3日午前9時、小笠原諸島の南鳥島近海で発達中の熱帯低気圧が台風13号に変わった。香港語で少女を意味する「サンサン」という名前だ。

 台風13号の中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の南西側と北東側では風速15メートルの強風が吹いている。

 台風は週末にかけて勢力を発達させながら、北西に向かって進み、週明け6日朝には「強い台風」となって小笠原近海に到達。予報円の中心から半径480キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあるという。

 その後は進路を北に変えて、日本の東の海上を北上する見通しで、気象庁はこの方面を航行する船舶に対して警戒を呼びかけている。

 台風13号は香港語で「Shanshan」。小さな女の子に名付けられる名前で、上野動物園のパンダを彷彿とさせるが、あちらは「香香(Xiangxiang)」であるのに対し、台風の方は広東語に近い「サンサン」という発音で呼ばれているのが一般的だ。



8月3日11:39分、""千島列島エベコ山で爆発あいつぐ!噴煙6000m上昇""

2018-08-03 20:14:23 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

""hazard lab""(引用元)

(今月15日のエベコ山のようす(jeka_koroteev))




(火山の巣であるカムチャツカ半島南方沖に位置するパラムシル島北部にあるのがエベコ山だ(KVERT) )




 ① ""千島列島エベコ山で爆発あいつぐ!噴煙6000m上昇""(動画)

 2018年08月03日 11時39分


② 北海道から約1000キロ北東に位置する千島列島では、先月末以来、エベコ山が爆発的噴火を繰り返し、噴煙が火口上空6000メートルに到達した。

 ロシア科学アカデミー火山地震研究所(IVS FEB RAS)によると、千島列島北東部に位置するパラムシル(幌筵)島のエベコ山は、先月29日から今月1日にかけて、爆発が相次いで発生。火山灰を含んだ噴煙が最大6000メートル上空に上昇。

 パラムシル島北部の都市セベロクリリスクにある地方空港を離発着する航空機の運航に支障を及ぼす危険があるとして、カムチャツカ火山観測所(KVERT)が航空コードを危険度が2番目に高いオレンジとして注意を呼びかけている。

8月3日10:06分、""12号が去ったと思ったら 小笠原近海に熱帯低気圧発生 「シャンシャン台風」になる?""

2018-08-03 17:49:41 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

""hazard lab""(引用元)

(日本のはるか南の海上で発生した熱帯低気圧。まもなく台風13号になる見通し(ひまわり8号/NICT) )




(南鳥島近海で熱帯低気圧が発達中(気象庁) )




(ハワイの米軍合同台風警報センターが発表した進路予測(JTWC) )




※ セカンドオピニオン的に使う場合があります。今回は気象庁と米軍の予報が
  かなりズレています。自分は気象庁をベースに考えています。


 ① ""12号が去ったと思ったら 小笠原近海に熱帯低気圧発生 「シャンシャン台風」になる?""

 2018年08月03日 10時06分


 ② 日本列島を西に向かって進んだ台風12号は3日朝、中国・上海近郊に上陸したが、一方、小笠原諸島の南鳥島近海では、熱帯低気圧が新たに発生した。発達すれば香港語で少女を意味する「シャンシャン(Shanshan)」になる見通しだ。

 中国気象局によると、台風12号は3日午前5時(現地時間)、上海南部の杭州湾に上陸。時速20〜25キロで北西に向かって進んでおり、あす朝までに熱帯低気圧に変わる見込み。

 一方、日本のはるか南の海上で発生した熱帯低気圧は、南鳥島近海を西に向かってゆっくり進んでいる。現在の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルで、あす朝までには台風13号に成長すると予想される。

 ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新の予測によると、台風に変わった後は、小笠原諸島の硫黄島を目指すように北西に進み、5日以降は本州の東の海上を北上していく見通しで、列島に接近する可能性は低いとされる。

 日本を含む14カ国が加盟する台風委員会は2000年以降、太平洋と南シナ海で発生する台風について、各国が提案した固有の名前140個を順番につけている。

 12号は北朝鮮語で“ひばり”を意味する「ジョンダリ」だったが、次の13号は香港語で「Shanshan」。小さな女の子に名付けられる名前で、上野動物園のパンダと同じに聞こえるが、あちらは「香香(Xiangxiang)」であるのに対し、台風の方は広東語に近い「サンサン」という発音で呼ばれているのが一般的だ。