(天気図)
※ 前線が長く続いています。
(気象衛星)
※ 雲が非常に厚く覆っています。
(分布予想)
(降水量)
(風)
① ""大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第3号""
平成30年8月15日16時39分 気象庁予報部発表
(見出し)
北日本から西日本にかけて、前線や湿った空気の影響で、16日にかけて雷
を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。土砂災害に厳重に
警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落
雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
(本文)
[気圧配置など]
北日本に前線が停滞し、暖かく湿った空気が流れ込み活動が活発となって
います。
16日朝には前線上に低気圧が発生し、北日本を通過する見込みです。ま
た、低気圧からのびる寒冷前線が東日本から西日本へ南下する見込みです。
[防災事項]
<大雨・雷・突風>
北日本から西日本では、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非
常に激しい前が降り大雨となっている所があります。引き続き16日にかけ
て、北日本から西日本では広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大
雨となるでしょう。
特に、東北地方では、前線の活動が活発な状態で通過するため、1時間8
0ミリの猛烈な雨も予想され、降水量も多くなる見込みです。
16日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
東北地方 200ミリ
四国地方 150ミリ
北陸地方、東海地方、中国地方 120ミリ
北海道地方、関東甲信地方 100ミリ
の見込みです。
その後、17日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い
所で
北海道地方、東北地方、北陸地方 50から100ミリ
の見込みです。
大雨による土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してくださ
い。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、
安全確保に努めてください。
[補足事項等]
地元気象台の発表する警報や注意報、気象情報等に留意してください。
この情報は、「大雨に関する全般気象情報」を引き継ぐもので、次の「大
雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は16日5時頃に発表する予定です
。