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【気象庁】 10月4日22:45分、""台風第25号 (コンレイ)の実況と進路予報""

2018-10-04 23:30:17 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

(全体図)




(地域図)




(拡大図1)




(拡大図2)




(拡大図3)




① ""台風第25号 (コンレイ)の実況と進路予報""

平成30年10月04日22時45分 発表

★ <04日22時の実況>
大きさ 大型
強さ 強い
存在地域 久米島の南南西約70km
中心位置 北緯 25度40分(25.7度)
東経 126度35分(126.6度)
進行方向、速さ 北北西 25km/h(13kt)
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
25m/s以上の暴風域 全域 190km(100NM)
15m/s以上の強風域 西側 650km(350NM)
東側 560km(300NM)

★ <04日23時の推定>
大きさ 大型
強さ 強い
存在地域 久米島の南南西約50km
中心位置 北緯 25度55分(25.9度)
東経 126度30分(126.5度)
進行方向、速さ 北北西 25km/h(13kt)
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
25m/s以上の暴風域 全域 190km(100NM)
15m/s以上の強風域 西側 650km(350NM)
東側 560km(300NM)

★ <05日09時の予報>
強さ 強い
存在地域 久米島の北北西約220km
予報円の中心 北緯 28度00分(28.0度)
東経 125度35分(125.6度)
進行方向、速さ 北北西 25km/h(13kt)
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
予報円の半径 70km(40NM)
暴風警戒域 全域 260km(140NM)

★ <05日21時の予報>
強さ 強い
存在地域 五島市の南西約330km
予報円の中心 北緯 30度55分(30.9度)
東経 126度00分(126.0度)
進行方向、速さ 北 30km/h(15kt)
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
予報円の半径 150km(80NM)
暴風警戒域 全域 330km(180NM)

★ <06日21時の予報>
強さ 強い
存在地域 日本海
予報円の中心 北緯 38度20分(38.3度)
東経 132度25分(132.4度)
進行方向、速さ 北北東 45km/h(23kt)
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
予報円の半径 280km(150NM)
暴風警戒域 全域 460km(250NM)

★ <07日21時の予報>
強さ -
温帯低気圧
存在地域 千島近海
予報円の中心 北緯 43度25分(43.4度)
東経 149度50分(149.8度)
進行方向、速さ 東北東 65km/h(35kt)
中心気圧 984hPa
最大風速 25m/s(50kt)
最大瞬間風速 35m/s(70kt)
予報円の半径 410km(220NM)

※ 台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

【気象庁】 10月4日22:30分、""台風第25号に関する情報 第41号""

2018-10-04 23:09:24 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

(台風25号コンレイ進路予報)




 ① 平成30年 ""台風第25号に関する情報 第41号""

平成30年10月4日22時30分 気象庁予報部発表

(見出し)
大型で強い台風第25号は沖縄地方に最も接近し、猛烈な風が吹き、猛烈な
しけとなっています。沖縄地方では5日にかけて暴風や高波、高潮に厳重に
警戒するとともに、大雨にも警戒してください。奄美地方や九州南部、九州
北部地方でも暴風や高波、大雨に警戒してください。

(本文)
[台風の現況と予想]
 大型で強い台風第25号は、4日21時には久米島の南の海上にあって、
1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は96
5ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は5
0メートルで、中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴
風となっています。

 台風は沖縄地方に最も接近しており、5日昼頃にかけて沖縄・奄美は大荒
れとなるでしょう。

 その後は、東シナ海を北上し、6日には北東に進路を変えて西日本に接近
し、7日には日本海から北日本に進むでしょう。

 また、日本の南には前線があって、南から暖かく湿った空気が流れ込み、
活動が活発になっています。前線は5日にかけて西日本を北上する見込みで
す。

[防災事項]
<暴風・高波>
 沖縄地方では海上を中心に猛烈な風が吹き、海上は猛烈なしけとなってい
ます。4日夜から5日昼頃にかけて、沖縄地方では猛烈な風が吹き、猛烈な
しけとなり、奄美地方では非常に強い風が吹き、猛烈なしけとなる見込みで
す。台風の北上に伴い、5日は九州南部と九州北部地方でも非常に強い風が
吹き、大しけとなるところがあるでしょう。

 5日までに予想される最大風速(最大瞬間風速)は
  沖縄地方          35メートル(50メートル)
  九州北部地方、奄美地方   25メートル(35メートル)
  九州南部          20メートル(30メートル)
 5日までに予想される波の高さは
  沖縄地方           10メートル
  奄美地方            9メートル
  九州北部地方、九州南部     8メートル
 です。

 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。

<大雨・雷・突風>
 沖縄地方では台風本体の雨雲が5日昼頃にかけてかかるため、非常に激し
い雨が降るでしょう。5日の九州南部や九州北部地方は、前線の南側の暖か
く湿った空気が流れ込むため大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非
常に激しい雨が降る見込みです。

 6日0時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
   九州南部               250ミリ
   沖縄地方、九州北部地方、四国地方   200ミリ
   奄美地方               120ミリ
 その後、7日0時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   四国地方              200から300ミリ
   九州南部、九州北部地方       100から200ミリ
です。

 土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱
雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めて
ください。

<高潮>
 沖縄地方では5日朝にかけて、高潮のおそれがあります。
 予想される最高潮位は、高い所で、
  沖縄地方 標高 2.5メートル
です。
 海岸や河口付近の低地では高潮に厳重に警戒してください。潮位が堤防を
越えなくても、潮位が高い中で高波があると波が海岸堤防を越えて浸水する
おそれもあります。高潮や高潮と重なりあった波浪による浸水などに厳重に
警戒してください。

 6日は九州北部地方を中心に、7日は北日本を中心に大荒れとなり、大し
けや大雨となるおそれがあります。

[補足事項等]
 次の「平成30年 台風第25号に関する情報(総合情報)」は、5日
5時頃に発表する予定です。

【msn/tenki.jp】 10月4日20:17分、""台風25号に警戒を! 九州""

2018-10-04 22:59:34 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

(© tenki.jp 提供 台風25号に警戒を! 九州 )




① ""台風25号に警戒を! 九州""

   国内 2018/10/04 20:17

 大型で強い台風25号は沖縄の南海上を北上しています。台風25号は今後も強い勢力を保ちながら北上し、今夜(4日)は沖縄付近を通過し、あす(5日)は東シナ海をやや速度を速めながら北へ進み、九州に近づいてくるでしょう。九州はあす(5日)から暴風や高波などに警戒が必要です。


●九州南部 あす(5日)から警戒
大型で強い台風25号は、あす(5日)は東シナ海を北上し、九州南部に近づいてきます。台風が予報円の中心を通った場合、九州南部への台風25号の最接近はあす(5日)夜遅くから6日(土)午前中にかけての見込みです。

あす(5日)の鹿児島県は、種子島・屋久島地方は夕方から、薩摩地方の沿岸海域は夜のはじめ頃から最大風速20メートルの非常に強い風が吹くおそれがあります。鹿児島県の種子島・屋久島地方の沿岸海域や薩摩地方の沿岸海域では、あす(5日)は大シケとなり、波の高さは7~8メートルに達する見込みです。

また、九州南部には活発な雨雲がかかるため、これからあさって(6日)夕方にかけての2日間に降る雨量は多い所で300ミリを超えるおそれがあります。

九州南部は暴風やうねりを伴った高波、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫、土砂災害に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。


●九州北部 特にあさって(6日) 警戒
大型で強い台風25号は、6日(土)に九州の西海上から対馬海峡付近を通り、日本海へ進む見込みです。九州北部への台風25号の最接近は予報円の中心を通ると、6日(土)の午前中になるでしょう。

このため、あす(5日)の九州北部は早い所で、昼前にも風速15メートル以上の強風域に入り始め、夜には広い範囲が強風域に入る見込みです。豊後水道はあす(5日)明け方からうねりを伴ったシケとなり、九州西海上はあす(5日)夕方にはうねりを伴った大シケとなり、波の高さは8メートルに達するでしょう。台風の北上に伴い対馬海峡沿岸は6日(土)午前中を中心に風速25メートル以上の暴風域に入る所がある見込みです。

また、台風の中心付近を取り巻く活発な雲などがかかるおそれがあるため、雨の降り方にも警戒が必要です。これからあさって(6日)夕方までの2日間に降る雨量は多い所で300ミリ前後に達するおそれがあります。

九州北部は暴風やうねりを伴った高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風、高潮にもご注意ください。

【国立天文台】 10月4日、今日の1枚 ; ""アルマがとらえた宇宙のおばけ""

2018-10-04 22:46:57 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(ブーメラン星雲)




① ""アルマがとらえた宇宙のおばけ""

天体写真・2016年6月 7日

※A ブーメラン星雲の温度は約マイナス272度で、宇宙の中で最も冷たい天体の一つとして知られています。アルマ望遠鏡でこの天体を調査したところ、面白い形が見えてきました。その真の姿は、気味の悪いおばけのような形状だったのです。赤はアルマ望遠鏡の観測結果、背景の青はハッブル宇宙望遠鏡で撮影された可視光画像です。

地上の可視光望遠鏡によるかつての観測でゆがんだ形をしていたため、この星雲はブーメラン星雲と名付けられました。その後のハッブル宇宙望遠鏡による観測では、蝶ネクタイのような姿がとらえられましたが、アルマ望遠鏡によってさらに新たな一面が発見されたのです。

文:佐久間直小子(チリ観測所)


② ブーメラン星雲 (wikipedia)

ブーメラン星雲(Boomerang Nebula)は、ケンタウルス座の方向に地球から5000光年[2][4]離れた位置にある原始惑星状星雲である。既に観測された自然な状態の宇宙空間の中で最も低温になっている場所でもある。

(ブーメラン星雲の擬似カラー画像)
(ハッブル宇宙望遠鏡)




(ブーメラン星雲)




(2) 温度[編集]

ブ ーメラン星雲は、既に観測された自然な状態の宇宙空間の中で最も低温になっている場所でもある[2]。また、宇宙マイクロ波背景放射の温度より低い唯一の場所でもある[2]。1995年にESOがチリにあるサブミリ望遠鏡によって観測して推定された温度は1K (-272℃) であり、絶対零度から1度高い程度である。これは宇宙の温度、即ち宇宙マイクロ波背景放射の2.7Kよりも低い。これは ※B ボース=アインシュタイン凝縮が起きるほどの低温である。

ブーメラン星雲が持つ低い温度は、ガスの移動によって説明される。1998年にハッブル宇宙望遠鏡を用いた観測により、ブーメラン星雲が原始惑星状星雲であることが突き止められた。

星雲の中心部からは、164km/sという高速の「風」が吹いており、それが宇宙空間に拡散し、膨張する際に温度が下がり、非常に低い温度に達するのである。星雲からは、1500年間で太陽質量の1.5倍のガスを放出すると考えられている[4]。

ガスの流れによるフィラメント構造が見られるが、これは多くの惑星状星雲とは異なる上に、その構造を作り出すほどブーメラン星雲は古いようには見えない。この例のように、惑星状星雲が多種多様な形を持っているのは謎である[2]。

★★ ボース=アインシュタイン凝縮

(ルビジウム原子の気体の速度分布データ:)




物質の新しい相であるボース=アインシュタイン凝縮の発見を確証した。
左:ボースアインシュタイン凝縮が現れる直前。中央:凝縮が現れた直後。右:さらに蒸発させても、ほぼ純粋な凝縮が残る。




ボース=アインシュタイン凝縮(ボース=アインシュタインぎょうしゅく、英: Bose-Einstein condensation[注 1])、または略してBECとは、ある転移温度以下で巨視的な数のボース粒子が最低エネルギー状態に落ち込む相転移現象[1][2][3][4]。

量子力学的なボース粒子の満たす統計性であるボース=アインシュタイン統計の性質から導かれる。BECの存在はアルベルト・アインシュタインの1925年の論文の中で予言された[5][6] 。粒子間の相互作用による他の相転移現象とは異なり、純粋に量子統計性から引き起こされる相転移であり、アインシュタインは「引力なしの凝縮」と呼んだ[5]。

粒子間相互作用が無視できる理想ボース気体に近い中性原子気体のBECは、アインシュタインの予言から70年経った1995年に実現された。1995年にコロラド大学JILA(英語版)の研究グループはルビジウム87(87Rb)、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループはナトリウム23(23Na)の希薄な中性アルカリ原子気体でのBECを実現させた[7][8]。

中性アルカリ原子気体でBECが起こる数マイクロKから数百ナノKという極低温状態の実現には、レーザー冷却などの冷却技術や磁気光学トラップ(英語版)などの捕獲技術の確立が不可欠であった[9][10]。2001年のノーベル物理学賞は、これらのBEC実現の実験的成果に対し、授与された。

★★ その他の類似現象[編集]

フェルミ粒子であるヘリウム3の超流動は、超伝導の場合のようにヘリウム3原子の対が凝縮対を作って、凝縮状態となっている(超流動参照)。また、フェルミ粒子である中性子が対をなすため、同様なことが中性子星の内部でも起こっている可能性が指摘されている。その他にも、光子やフォノンでも凝縮現象を考えることができる。

 ★★ 宇宙での実験[編集]

ボース=アインシュタイン凝縮を研究するためには、温度は絶対零度よりほんの少し高いだけの温度にまで冷却する必要がある。絶対零度まで冷やすと原子はエネルギーが最小となり、ほぼ動きを止める。

科学者たちは重力のある環境下と、重力のない環境下での原子の挙動の違いを比較するため、国際宇宙ステーション(ISS)を使って研究を行うことにした。このCold Atom Laboratory (CAL) と呼ぶ装置は2018年5月にISSへ打ち上げられた。地上試験では200ナノケルビンを達成しており、ISSでの実験では、温度は1ピコケルビンにまで達する予定。

これは自然現象でも到達できないため、これまで宇宙で観測された中でも一番低い温度になる予定。ここまで冷やすと、新たな量子現象の観察や、物理学の最も基本となる法則の試験が行える可能性がある。この実験を提案したチームの中には、3人のノーベル賞受賞者が含まれている[20]。


(3) 名前[編集]

ブーメラン星雲は、Keith TaylorとMike Scarrottによって観測され、1980年にブーメラン星雲と名付けられた[2]。この時は、ブーメランのような非対称なカーブがその名の由来となったが、その後1998年に撮影されたハッブル宇宙望遠鏡の高解像度画像を見る限りでは、Bow Tie Nebula(Bow Tieは蝶ネクタイ、Nebulaは星雲)の方がよりふさわしい名前かもしれないと指摘している[6][2]。ただし現在では、Bow Tie Nebulaと言えば別の星雲の事を指す





【ロイター】 10月4日14:56分、""初めて特定の太陽系外衛星は「大きくて異様」=米研究チーム""

2018-10-04 20:01:38 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(太陽系外衛星)




10月3日、地球から8000光年の距離にあり、恒星ケプラー-1625を周回する太陽系外惑星と、さらにその周りを周回する太陽系外衛星が発見され、その特異な構造が明らかになった。提供写真(2018年 ロイター/Courtesy Dan Durda)


① ""初めて特定の太陽系外衛星は「大きくて異様」=米研究チーム""

トップニュース 2018年10月4日 / 14:56 / 2時間前更新

[ワシントン 3日 ロイター] - 地球から8000光年の距離にあり、恒星ケプラー-1625を周回する太陽系外惑星 と、さらにその周りを周回する ※A 太陽系外衛星 が発見され、その特異な構造が明らかになった。

サイエンス・アドバンシズ誌に掲載された研究によると、米国の研究チームが、太陽系外に存在する衛星と思われる天体を初めて特定。大きさは海王星ほどで、これまでに知られている衛星と異なり、ガスで構成されている。

この衛星が周回している太陽系外惑星は木星の数倍の大きさで、やはりガスでできており、ガスでできた惑星と衛星の組み合わせは予想外という。

② 太陽系外衛星の発見は時間の問題とされていたが、今回研究者らを驚かせたのは、太陽系で知られている180余りの衛星との違い。コロンビア大学のデービッド・キッピン天文学教授は、「太陽系の基準から見ると、大きくて異様だ」と述べた。

太陽系の衛星はすべて、岩石か氷でできていることから、今回特定された衛星の大きさと、ガスで構成されていることは、現在の衛星形成理論に挑戦する発見となる。


③ ※A 太陽系外衛星  (Wikipedia)

(土星に似た太陽系外惑星の周りを公転する地球に似た太陽系外衛星の想像図)




 太陽系外衛星(たいようけいがいえいせい、Extrasolar moonまたはexomoon)とは太陽系外惑星やその他の太陽系外天体の周囲を公転している衛星である。

単に系外衛星とも呼ばれる。このような衛星はかなり普遍的に存在すると考えられている。現在の技術では直接観測することは困難だが ☆彡 [1]、2015年の時点で間接的でありながら候補天体が発見されている。

 ☆彡 今回の発見で、この問題がクリアーされたということです。

 (2) 特徴[編集]

太陽系外衛星はこれまで直接検出されたことがなく、また間接的な検出が確認されたものもないため、その性質はまだ良く分かっていない。しかし、それらは太陽系の衛星のように変化に富んでいると考えられる。ハビタブルゾーンにある太陽系外の巨大惑星の回りの地球程度の大きさの衛星には生命が存在する可能性がある[3][4]。


(3) 提案されている検出法[編集]

直接検出されている太陽系外衛星はまだないが、多くの太陽系外惑星の周囲で理論的に存在が推定されている[3]。ドップラー分光計により多くの太陽系外惑星が発見されたが[5]、この技術では太陽系外衛星を検出することはできない。

なぜなら、惑星と衛星の運動の影響による恒星のスペクトルのシフトは、恒星の回りの単一点の運動による影響と完全に一致するからである。そのため、太陽系外衛星を発見するための別の方法が、次のようにいくつか提案されてきた。

トランジットタイミング効果
直接画像化
トランジット法
マイクロレンズ効果
惑星のドップラー分光法
パルサータイミング法

(4) 発見[編集]

2014年、銀河系内に見つかった重力マイクロレンズMOA-2011-BLG-262は主星が伴星の2000倍の質量を持つ連星系で、主星は木星より重い自由浮遊惑星であり、それを公転する伴星が地球より軽い衛星または地球の18倍の質量を持つ惑星または暗い恒星での可能性があると発表された[6]。