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【国立天文台】注目過去記事 ; 12月8日23:45分、""アルマ望遠鏡、最高周波数帯バンド10での初成果:巨大星誕生現場に見つかった糖類分子と宇宙噴水""

2018-12-08 23:47:21 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(アルマ望遠鏡、最高周波数帯バンド10)




① ""アルマ望遠鏡、最高周波数帯バンド10での初成果:巨大星誕生現場に見つかった糖類分子と宇宙噴水""

2018年11月22日 |研究成果

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「猫の手星雲」と、その一角(NGC 6334I)で捉えられた分子輝線。アルマ望遠鏡とハーシェル宇宙望遠鏡の観測結果を比較すると、アルマ望遠鏡のほうがおよそ10倍もの数の分子輝線を捉えていました。 オリジナルサイズ(809KB)

アルマ望遠鏡が、計画された中で最高の周波数帯(バンド10:およそ850ギガヘルツ、波長に換算するとおよそ0.35ミリメートル)で得た、初の科学成果が発表されました。日本で製作した高性能受信機により、これまで見ることのできなかった天体のふるまいが、次々と明らかになっていきます。

恒星の周りや星間ガスに存在する分子は、それぞれの種類や周囲の温度に応じて、固有の周波数の電波、すなわち分子輝線を放ちます。周波数が高い電波の領域では、比較的高温の状態にある複雑な構造を持つ有機分子を観測できます。これまで観測できなかった周波数帯による観測は、天体の新しい側面を明らかにします。

② しかし、このような周波数の電波は、地球の大気に含まれる水蒸気の影響を強く受けます。アルマ望遠鏡が置かれた南米チリのアタカマ砂漠は世界で最も乾燥した地域ですが、それでも最高周波数帯で観測が可能なのは全観測時間の1割ほどです。また、最高周波数の電波を受信することは既存の技術では不可能でした。新たな超伝導素材を用いたバンド10受信機が国立天文台の主導で開発され、新しい観測の窓が開かれたのです。

今回、さそり座の星形成領域「猫の手星雲」の一角にあるNGC 6334Iが、アルマ望遠鏡により最高周波数帯で観測されました。この天体はさまざまな観測装置で調べられてきましたが、アルマ望遠鏡はこれまで知られていたよりも10倍以上の数の分子輝線を捉えることに成功しました。その中には、砂糖の仲間のうち最も単純な構造を持つグリコールアルデヒド分子からの輝線もありました。輝線の数はあまりに多く、どの分子が出しているのか分からない輝線も多数あり、これからの研究が待たれます。

受信機開発チームを率いた国立天文台の鵜澤佳徳(うざわよしのり)教授は、「私たちが開発した受信機を使った初の成果が出たと聞いて、とてもうれしく思っています。この受信機は、超伝導素子開発に20年以上取り組んできた私の研究のひとつの集大成であるとともに、一緒に開発をやり遂げた開発チームメンバーや、チリ現地での試験観測を担当した多くのスタッフの努力の結晶でもあります。今後も、この受信機が新しい宇宙の姿を届けてくれることに期待したいと思います。」と述べています。


(猫の手星雲)




※ 命名にピッタリ合っています。

 ☀ AstroArts

宇宙に浮かぶ肉球は、大質量星の誕生現場

【2010年1月25日 ESO】




日本では「出目金星雲」と呼ばれる散光星雲NGC 6334は、猫の肉球にも見えることから、英語では「猫の手星雲」と呼ばれている。天の川銀河の中でもっとも星形成が活発な領域の1つで、大量のちりやガス、そこから生まれた大質量星によって複雑な構造がつくられている

ラ・シーヤ天文台の2.2m望遠鏡がとらえたNGC 6334の画像が公開された。NGC 6334は、さそり座の方向約5500光年の距離に位置する、直径約50光年の星雲である。その形から、国内では「出目金星雲」と呼ばれるが、猫の肉球にも見えることから、英語では「Cat's Paw Nebula(猫の手星雲)」と呼ばれている。ちりとガスが複雑に入り組んでおり、多数の大質量星が生まれているが、ちりに隠されてその姿を見ることはできない。

この星雲は、1837年にイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって初めて記録された。その後登場した大きな望遠鏡によって、ハーシェルがガス雲の明るい部分(画像左下)だけを記録していたらしいことがわかった。

星雲が赤く見えているのは、青や緑色の光は星雲と地球の間にある物質によって散乱されたり吸収されたりしてしまうからである。赤い光は主に、高温の若い星からの放射で輝く水素ガスが発している。

NGC 6334は、天の川銀河の中でもっとも星形成が活発な領域のひとつで、数万個ほどの星が存在すると考えられている。年齢が数百万歳とひじょうに若く質量が太陽の10倍ほどの青く輝く星が、ちりの奥深くに隠されていている。
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この星雲でとくに目を引くのは、右下に見える泡状の赤い構造である。これは、一生の終わりに近い星が大量に放出した物質か、またはすでに爆発した星の残骸ではないかと考えられている。

【msn/朝日新聞DIGITAL】 12月8日10:57分、""トランプ氏、前国務長官を侮辱 「とてつもないバカ」""

2018-12-08 23:14:20 | 政治・時事; トランプ大統領の創り出す世界とは? そして、民主主義を考える!

(侮辱するツイート)




① ""トランプ氏、前国務長官を侮辱 「とてつもないバカ」""

2018/12/08 10:57

 トランプ米大統領は7日、ティラーソン前国務長官を「必要とされる知能をもっていなかった。とてつもないバカ」と侮辱するツイートをした。前日にティラーソン氏に講演で批判されたことを受けて反発したとみられる。トランプ氏は政権に「最高の人々を雇う」としてティラーソン氏を国務長官に任命した経緯があり、波紋が広がっている。

 トランプ氏はツイッターで、現職のポンペオ米国務長官を「とても素晴らしい仕事をしており、とても誇らしく思う」とたたえる一方、ティラーソン氏については「とてつもないバカだったが、すぐに(政権から)追い出すことができなかった」「ものすごい怠け者だった」と批判した。

 ティラーソン氏は6日、テキサス州ヒューストンでの会合で国務長官時代に言及。トランプ氏が「これをやりたい」というたび、ティラーソン氏は「大統領、気持ちはわかりますが、そんなやり方はできません。法律に反しています」と伝えたと振り返り、トランプ氏が不満を募らせていたことを明らかにした。今回のトランプ氏のツイートは、ティラーソン氏の発言に反応したものとみられる。

 ティラーソン氏は国際協調派で、「米国第一」を掲げるトランプ氏と対立。米メディアによると、トランプ氏を「間抜け」と呼んだこともあったという。今年3月に解任された。

(ワシントン=園田耕司)

  🌊 悪ガキの仕返しの様なツイートです。前にトランプ大統領のツイートを訳して
   いましたが、一層、低レベルになっています。これが、公式に歴史に残るのです
   から、最大・最悪の愚挙です!➡ トランプ氏=とてつもないバカ!




【msn/時事通信社】 12月8日14:55分、""米金融市場覆う悲観論=ダウ、3日で1400ドル急落 ""

2018-12-08 22:57:10 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(ニューヨーク証券取引所/トレーダー)




① ""米金融市場覆う悲観論=ダウ、3日で1400ドル急落 ""

     時事通信社 2018/12/08、 14:55

 【ニューヨーク時事】米株価の下落が止まらない。優良株で構成するダウ工業株30種平均は5日の休場を挟み、7日までの3営業日で1400ドル余り急落した。米中貿易戦争の長期化への懸念が強まる中で、「米景気後退の予兆」とされる現象も出始め、金融市場を悲観論が覆う。2009年から続いてきた上げ相場は転機を迎えている。

 「英国の欧州連合(EU)離脱や原油安などリスクは山積しているが、何しろ通商問題だ。どこまで状況は悪化するか」。金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は、米中対立の行方を懸念する。

 米中首脳会談での「一時休戦」合意を歓迎するムードは、4日にトランプ米大統領が、中国との貿易協議が不調なら追加関税も辞さない構えを改めて示したことで吹き飛んだ。さらに中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)が米国の要請によりカナダで逮捕されたと伝わり、投資家心理が冷え込んだ。

 トランプ政権が仕掛けた貿易戦争は、好調だった米国経済をむしばみつつある。先行き不透明感から「企業は投資を手控え始めた」(米金融当局幹部)という。 

 🌊 判っていますが、bad newsも入って来ます。



【msn/東洋経済オンライン 】 12月8日18:30分、""「万引き家族」のアカデミー賞がありえるワケ ライバルは「ROMA」に村上春樹原作の韓国映画 ""

2018-12-08 22:45:57 | ドラマ・映画・テレビ、芸能(人)、演劇…楽しさ、感動は人生の潤い

(© 東洋経済オンライン 第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』出演者と是枝裕和監督(写真: Pascal Le Segretain/Getty Images) )




① ""「万引き家族」のアカデミー賞がありえるワケ ライバルは「ROMA」に村上春樹原作の韓国映画 ""

猿渡 由紀、 2018/12/08、 18:30

 是枝裕和監督の映画『万引き家族』が、11月23日(金)、ついにアメリカで公開された。カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞してから半年経っているが、感謝祭の連休にあたるこの季節は、アカデミー賞を狙う作品の公開時期として最も理想的だ。北米配給を手がけるマグノリアが早々とこの公開日を押さえたことにも、意気込みの強さが感じられる。

 現状、『万引き家族』がアカデミー賞の外国語部門に候補入りする可能性は、極めて高い。パルムドールの受賞というお墨付きはもちろんだが、映画批評サイト「ロッテン・トマト」で99%(2018年12月7日時点)の肯定的な評価を受けるなどアメリカの批評家の評価も高く、一歩先に発表されたインディペンデント・スピリット賞の外国映画部門にもしっかり候補入りしている。

 もし予想どおり候補入りすれば、日本映画がアカデミー賞の外国語映画部門に食い込むのは、『おくりびと』以来10年ぶり。『おくりびと』は受賞も果たしたが、『万引き家族』にもそのチャンスはある。

 ② ライバルは村上春樹や『ゼロ・グラビティ』監督
 最大の強敵は、メキシコ。『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞の監督賞を受賞しているアルフォンソ・キュアロンが、再びメキシコに戻って撮影した自伝的映画『ROMA ローマ』だ。キュアロンはすでにハリウッドのメジャーで大活躍していることもあり、今作は作品部門にも候補入りすると思われるが、スペイン語の映画が作品賞を受賞したことは、今まで一度もない。それもまた、投票者を「ならばせめて外国語映画部門を」と後押しすることになりそうなのである。

 ほかにも韓国からエントリーされている『バーニング 劇場版』、ポーランドの『Cold War』、スウェーデンの『Border』などは、いずれもカンヌで何かしらの賞を受賞しており、アカデミー賞候補入りも目指す。サンダンス映画祭でワールドシネマ部門の観客賞を取ったデンマークの『The Guilty/ギルティ』も、すでにアメリカで限定公開され、ロッテン・トマトで99%(2018年12月7日時点)という非常に高い評価を得ていることから、食い込んでくるかもしれない。

 ところで『バーニング』は村上春樹の短編小説「納屋を焼く」が原作で、共同制作はNHK。次のアカデミー賞で、日本の映画ファンは、是枝裕和だけでなく村上春樹への応援もできるかもしれないということだ。

 ③ しかし、この2つなら、おそらく『万引き家族』のほうが優勢だろう。もともとアカデミー賞は意義のある映画を好むが、トランプが大統領になってからというもの、ハリウッドはさらに政治的、社会的メッセージに敏感になっている。

 たとえば昨年の外国語映画賞の受賞作は、トランスジェンダーの主人公を自らもトランスジェンダーである女優が演じた『ナチュラルウーマン』だったし、トランプが就任し、入国規制の大統領命令を出したところだった一昨年は、渡航規制の対象国イランの『セールスマン』だった。『万引き家族』が語るのは、貧困、家族という、アメリカ人にとっても身近な問題だ。

 だが『ROMA』も、トランプ政権が移民規制を強めるメキシコが舞台な上、主人公はネイティブのメイドという日陰的存在の人で、さらにキュアロンというブランド力まである。そして配給するのは、お金に糸目をつけないNetflix。『万引き家族』が乗り越えるべきは、やはりこの作品だろう。

 ④ 結果がわかるのは2月23日
 次のアカデミー賞は、来年2月23日に発表される予定だ。そこまでの2カ月半、関係者はキャンペーンに大忙しとなる。アカデミー賞が欲しい最大の理由は、もちろん、それが映画の宣伝になり、興行成績につながること。すでに劇場公開が終わっていたとしても、ブルーレイなどホームエンターテインメントでの売り上げ増が見込める。俳優や監督、脚本家など個人は、これで実力が証明され、優れたプロジェクトへの道がさらに開ける。

 アメリカ人は基本的に字幕が嫌いなので、外国語映画部門賞を取ったからといって、急に大ヒットになることはほとんどない。だが、ハリウッドの関係者たちが自分の作品を見て評価してくれたということは、外国人のフィルムメーカーにとって非常に大きなステップとなりうるのだ。

 たとえば、2005年に南アフリカ映画『ツォツィ』で受賞したギャヴィン・フッドは、そのすぐ後にスーパーヒーロー映画『ウルヴァリン/SAMURAI』の監督に抜擢された。2010年に『未来を生きる君たちへ』で受賞したデンマーク人監督スサンネ・ビアは、その前にノミネートされた『アフターウェディング』の後にもすでにハル・ベリー主演で『悲しみが乾くまで』を撮っていたが、今やHBOのドラマ「ナイト・マネジャー」のヒットで、ハリウッドで最も活躍する女流監督のひとりとなった。

 とはいえ、ハリウッドに出ることがこの人たちの目的と言ってしまうのは、違う。お声がかかって外国からハリウッドに行ったはいいがひどい目に遭ったという話は昔からあるし、いろんな人からとやかく言われることなく、自分の好きなように作品を作りたいアーティスト気質の人のほうが、むしろ多いかもしれない。

 それでも、「Academy Award©️Winner(アカデミー賞受賞者)」の肩書が嫌な人は、おそらくいないのではないか。この肩書はずっとついて回る。外国語映画部門でも、一度取ったら、次回作の宣伝時には必ず「Academy Award©️Winner」の言葉が広告やポスターに入るのである。何より全世界が見守る中、アカデミー賞授賞式の舞台に立ってあのオスカー像を受け取った瞬間は、本人にとって人生最大の思い出となるはずだ。

 はたして是枝監督もその栄誉にあずかれるのか? 期待したいところである。





【msn/朝日新聞DIGITAL】 12月8日17:49分、""「走り屋」対策、持ち運び式の新型オービス導入 愛知 ""

2018-12-08 22:26:43 | 東海地方、静岡県  愛知県  岐阜県  三重県

(© 朝日新聞 猿投グリーンロードで速度違反取り締まり中の「可搬式オービス」=7日午後8時34分、愛知県豊田市、田中恭太撮影 )




 ① ""「走り屋」対策、持ち運び式の新型オービス導入 愛知 ""

2018/12/08 17:49

 速度を超過して道路を暴走する「走り屋」などが多く集まることで知られる猿投グリーンロード(愛知県豊田市)で、愛知県警は7日夜、持ち運び式の新型装置で速度違反の取り締まりを始めた。事故や騒音などの苦情が絶えないことから、取り締まりを強化する。

 猿投グリーンロードは約13キロの有料道路で、午後10時~翌日午前6時は通行料が無料になる。豊田署によると、夜間は交通量が減ることもあいまって、週末を中心に、法定速度の時速60キロを超えて走行する「走り屋」の車が見られるという。

 住宅地が近い区間もあり、「ローリング族の音がうるさい」といった苦情や、取り締まりを求める声も相次ぐ。事故も週末中心に多く、今年は12月6日現在で物損事故は58件、人身事故も3件起きている。

グリーンロードでは、従来の移動式取り締まり装置は場所の確保が難しく、白バイなどによる取り締まりにとどまっていた。また、道路には固定式の速度違反自動取り締まり装置(オービス)もない

 そこで今回、通称「可搬式オービス」と呼ばれる新型の移動式装置を、この区間で初めて使用。速度違反を記録したら、後日呼び出す形のため、警察官2人程度でも取り締まりができるのが利点だ。