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【msn/IT media ビジネス online】 12月6日07:49分、""AIはどこまで「判断」できるのか 安心なこと、不安なこと""

2018-12-06 23:30:06 | 最先端技術 ; (金融)工学、 医療、新技術/新サービス、新製品 :ロボット…

(AIの判断)




① ""AIはどこまで「判断」できるのか 安心なこと、不安なこと""

2018/12/06 07:49

AI(人工知能)がブームになっています。筆者は人工知能の専門家ではありませんが、意思決定という側面からAIについて考えてみます。

 今後、人間のように考えて行動できるAIの開発が進めば、人間はさまざまな労働から解放されたり、より便利な生活を送ったりできると期待されています。その一方で、「AIは人間が行ってきた仕事を代わりに担うから、失業する人が増えるはず」と危惧する声もあがっています。

 では、近い将来、高度な判断力を要する業務、つまり意思決定が必要な仕事もAIが行うようになるのでしょうか? AIは判断や決断といった役割をになえるのでしょうか?

●普及するのは特化型AI
 AIは、用途にもとづいて「特化型AI」と「汎用型AI」の2種類に分けることができます。特化型AIは、自動運転技術や画像認識、将棋、チェスなど、特定の決まった作業を行うためのものです。現在実用化されているほとんどのAIがこれに該当します。

 特化型AIの分野では、自動車の運転や書類のチェックなど、これまで人間が判断していた業務をAIに任せればよい時代が到来すると思われます。

 そうした仕事の典型が銀行の融資業務です。融資の可否の判断がかなり複雑であっても、定められたルールと情報を入力すれば、本人確認も、融資の可能性も、人間がやるより確実に速く診断し、結果を導き出すわけですから、銀行の融資部門は近い将来、AIにとって代わられる可能性が高いでしょう。

 一方、汎用型AIは、特定の作業・領域に限定せず、人間と同様かそれ以上の能力を発揮するものを指します。イメージとしては、自分で考えて自律して行動する生命に近いロボットのようなものです。

 しかし、人間のように万能な汎用型AIは、今のところ実現が難しいと考えられています。そのため今後、実用化がさらに進んでいくのは特化型AIの分野でしょう。

●見逃せないAIの問題点とは?
 しかし、現在のAIには3つ問題点があると思います。

1つは、大量の、しかもできれば正解付きのデータが必要なことです。金融やクレジットカード情報などビッグデータのある分野はAIの得意領域ですが、データが乏しい領域ではあまり機能しません。
 
 例えば、特定の場面で人間にどういう感情が起こるかというデータは、感情を数学的にきちんと定義することができないので、存在しません。ウソ発見機のように血圧や心拍数の変化をとらえる程度では、100を超えるといわれる人間の複雑な感情をとらえられません。

 2つ目は、AIは基本的に内挿(ないそう)的で、与えられたデータセットの内部での推論は得意ですが、データの範囲外の外挿(がいそう)になると、推論が正しいかどうかを恒常的に検証する必要が出てきます。

 株価情報を大量にAIに入れて特定の銘柄の株価を予想させるとします。ここで得られる推論はかなりの精度で信用できるはずですが、リーマンショックのような突然の株価暴落のように、データそのものに構造的な変化が生じた場合、AI予測の信頼度は落ちるでしょう。株価のように推測の精度の検証が比較的容易ならばAIの有用性はゆるがないのですが、ゆるやかに構造変化していった場合、AIを使う人間は、AIの判断を信頼できるでしょうか。

 3つ目は、ブラックボックス化です。人間の研究者がつくる統計モデルは、一見複雑に見えても、人間が解釈できるようかなり単純化しています。しかし、AIにはこのような制限がないために、極めて多数の変数からなり、グラフ化はおろか、イメージ化もできない理解不可能なモデルをつくる可能性があります。その場合、人間がAIの判断をそのまま信じてよいのかといった問題が出てきます。

 しかも、あまりに構造が複雑になると、AIの推測が内挿的なのか外挿的なのかさえも分からなくなります。というわけで、最近はAIの説明可能性や解釈可能性が問題になってきていますが、その研究は始まったばかりです。

●AIと人間の「得意なこと・不得意なこと」
 AI時代が到来すれば、AIの判断が人間の判断にとって代わる可能性は高まりますが、それでも人間の意思決定がなくなることはありません。なぜなら、 AIには、倫理的な判断や価値観(幸せ、好み)が絡む判断はできないからです

 そもそも、AIを導入するかどうかを判断するのは人間です。AIを無条件に信頼するのも1つの意思決定でしょうが、合理性だけでは割り切れない倫理面など人間らしい意思決定の機会もAIに委ねてしまうことは、私たちの社会になじむでしょうか。

 結局、価値観や周囲の社会状況を加えた判断は人間が行い、複雑で時間のかかる作業をAIに任せることになると思います。つまり、AIの意思決定結果を「参考にする」ということです。

 AIと人間の意思決定を対比し、AIの問題を考えることは、人間の意思決定、特に決断を考えるうえで役に立ちます。もう少し考えてみましょう。AI時代を生き抜くための情報として、AIと人間の「得意なこと・不得意なこと」を整理しておきます。

 AIが得意とするのは、なんといっても記憶や計算、情報処理といった分野です。扱える情報量が格段に違うため、人間はAIに太刀打ちできません。AIは情報化できるものはすべてデータとして管理することができます。そのため、音声、画像、映像の認識や分析などの仕事はすでにAIなくして成り立ちません。

 AIは記憶や情報処理能力に長けているので、マニュアル化された仕事も得意です。海外では、病院内で食事や処方せんを患者ごとに自動的に輸送するロボットがすでに実用化されています。食品工場では、ベルトコンベアで運ばれてくるレタスを測定し、品質基準に満たないレタスを選り分けるロボットが導入されています。身近なところでは、食材を伝えると献立を考えてくれる電子レンジや冷蔵庫など、AIを搭載した便利な家電製品が続々と登場しています。

●AIに倫理的な判断をさせようとしたらどうなるか
 一方、AIが不得意なのは、マニュアル化されていない作業や前例のない仕事のほか、クリエイティブな分野です。AIは過去のデータを分析することには長けていますが、まだシステム化されていない物事に対して新しい仮説を立てることは不得意です。さらに、人間の喜怒哀楽の感情を察したり、感じ取ったりすることはある程度まではできますが、客の要望に臨機応変に対応するサービス業や医療、介護など、人間の心の機微にかかわる分野は得意とはいえないでしょう。AIに芥川賞を取るような小説を書かせることは現時点ではまず不可能だと思います。

 さて、ここでもう1つ触れておきたいのは、AIがどこまで自分で判断できるのかという、判断の限界についてです。例えば、AIに倫理的な判断はできるでしょうか? 言うまでもなく、人間によるインプットなしにAIに倫理的な判断はできません。

 倫理学に「トロッコ問題」と呼ばれる有名な思考実験があります。基本形は次のような問題です。

 線路を走っているトロッコが制御不能になった。このままでは前方で作業中の5人がトロッコに轢(ひ)かれてしまう……。このときあなたは、線路の分岐器の近くにいた。あなたが分岐器のレバーを引き、トロッコの進路を切り替えれば5人は助かる。ところが、別路線にも1人作業員がいるため、代わりにその人が轢かれてしまう……。この場合、あなたはどのような選択をすればよいか?

 こういう倫理学上のジレンマが起こる深刻な問題を、AIはプログラミングなしに自律的に判断できないので、当然のことながら人間が判断しないといけません。

 問題は、誰の判断を入れるかです。(民主主義的な)人間社会ですら合意できないのですから、特定の人間の判断を採用するわけにはいきません。

 アイザック・アシモフの小説を下敷きにしているとされる、ウィル・スミス主演の映画『アイ,ロボット』(2004年、監督:アレックス・プロヤス)では、アンドロイドは単純に生存確率を基準に誰を助けるかを判断して主人公を助け、12歳の少女を見殺しにしました。その判断の良し悪しが問われることになります。

●最終的に意思決定するのは誰?
 道具としてのAIを使うのも、「何のためにAIを用いて分析するのか」を考えるのも人間です。AIに仕事を指示し、導かれた分析結果にもとづいて最終的に意思決定することも人間にしかできない仕事です。

 また、AIがどういう判断をするのかというルールは、そもそも人間が教え込まないといけません。判断基準を設定することや、倫理や価値を教える仕事はAIに代替されることはないでしょう。これらは、社会的合意によってのみ決定されるものです。

 もしそれが代替されるようなら、人間は不要になります。AIが「人類は地球にとってマイナスだ」と判断すれば、人間は排除されることになります。そうした時代がやってくるのかどうか、もしやってくるとしたら、これはまさにSFの世界ですね。

(印南一路)

☀ ここで一つだけ問題点を付け加えておくとAIが大量のデーターから導き出した
  結論が、人間にとって何故にこの結論に達したのか判らないケースが少なからず
  あることです。
   詳細なことは別として、簡潔に言えば、原因➡結果と言う因果関係より、関係性
  で頻度の起こる確率から結論を出しているからだと推測しています。

【msn/IT media ビジネス online】 12月6日07:20分、""中国発「遺伝子操作ベビー」の衝撃 “禁じ手”を使った人類の未来"" ➡ 未来論!(凡太郎)

2018-12-06 22:59:18 | 最先端技術 ; (金融)工学、 医療、新技術/新サービス、新製品 :ロボット…

(ゲノム編集された子供)




© ITmedia ビジネスオンライン 中国の研究者がゲノム編集された子供が生まれたと明らかにした。これは「狂気の沙汰」なのか(写真提供:ゲッティイメージズ)


① ""中国発「遺伝子操作ベビー」の衝撃 “禁じ手”を使った人類の未来""

2018/12/06 07:20

11月26日、米AP通信などが報じたニュースが世界的に大きな物議を醸している。遺伝子を操作する「ゲノム編集」についての記事だ。
 「中国の研究者が、世界で初となるゲノム編集された双子の赤ん坊を産む手助けをしたと主張している。この研究者は、命の青写真を書き換えることができる新しい強力な方法で双子の赤ん坊のDNAに手を加えたという。事実だとすれば、科学と倫理の分野における重大な一歩となるだろう」

 中国・広東省深センにある南方科技大学の賀建奎・副教授が、クリスパー・キャスと呼ばれるゲノム編集技術を使って改変したヒトの受精卵から、双子の女児「ルル」と「ナナ」が11月に誕生したと明らかにした。エイズ感染を防ぐために遺伝子操作したとされるが、このニュースには世界中の科学者たちが激しく反応。中国科学技術省が批判したことに加え、中国生物医学界も11月27日にこの行為を「狂気の沙汰」と強く批判する書簡を公開。日本でも、日本ゲノム編集学会や日本医師会、日本医学会がこの行為を「大きな問題がある」と批判した。

 ただこの話はなぜ「狂気の沙汰」とまで言われるのか、すぐにはピンとこなかった。普通に考えると、生まれる前に遺伝子を操作するのは倫理的に問題があるという話はもっともな気がするが、遺伝子操作はいったい何がいけないのか、はっきりと分からない人も少なくないのではないか。そもそも、どんな危険性を孕んでおり、どこまで「重大」なことなのだろうか。

●「デザイナー・ベビー」というパンドラの箱
 まずヒト遺伝子のゲノム編集について簡単に説明したい。人間のDNAには遺伝子の情報が全て記録されており、DNAは生物の設計図とも言われている。そして、そうした遺伝子情報は専門用語でゲノムと呼ばれている。つまり、ヒト遺伝子のゲノム編集とは、人間のDNAを改変することを指す。

 人間のDNAには、2万2000個程度のさまざまな遺伝子が存在する。生まれ持った先天的な特徴は、遺伝子によってあらかじめ決められている。

 実はここ最近、特に精子や卵子など生殖細胞系のゲノム編集が、数年内には実現すると見られてきた。要するに、技術的には今回のゲノム編集はすぐに実現可能であると認識されていたのだが、賀建奎・副教授は今回、それを実現させたらしい。先日、ある有名な日本人医師と話をする機会があったのだが、この医師は「彼はうそをついてるかもね」とぽろっと言っていた。だが世界的には、副教授が「パンドラの箱を開けてしまった」と大騒ぎになっている。

 その「パンドラの箱」とは、いわゆる「デザイナー・ベビー」の問題だ。デザイナー・ベビーとは、生まれる前に遺伝子を編集して作り出された人間のことだ。例えば病気の要因になる遺伝子や、親の遺伝子などの情報から、あらかじめDNAを改変することで、自然に生まれるよりも「健康」な子供をつくる。また容姿や能力など、今の世の中の価値観によって「優れている」とされる特徴を持つように遺伝子をいじってしまう、ということもできる。

 この技術により、これまで人類ができなかった「人間をつくり出す」ような行為ができてしまうのである。これが、倫理に反すると認識されている点だ。というのも、この行為が乱用されれば、優れた遺伝子を持つ人たちが世にあふれ、一方でゲノム編集されずに生まれる「遺伝子的に劣る人たち」が差別されていくという世の中になりかねない。経済的な差から発生する「遺伝子格差」なんて現象も見られるようになるかもしれない。

 さらに改変したい遺伝子を間違ってしまう(オフターゲットと呼ばれる)問題や、ゲノム編集で細胞が突然変異してしまいかねないという危惧もある。将来的に遺伝子操作を原因として、何らかの疾患が発生する可能性もあり得る。

●ゲノム編集に対する厳しい批判
 米国で2015年、「ヒトの遺伝子編集技術に関する国際サミット」が3日間の日程で行われ、20カ国以上から約500人の科学者や倫理学者などが集結した。参加人数だけでその注目度の高さが分かるが、科学技術振興機構によれば、このサミットでは、生殖細胞の遺伝子編集は重要な問題を多く含み、「リスク、潜在的利益、代替手段の適切な理解と均衡を図る」ことなしに実施すべきではないとの見解に至っている。

 このように、ゲノム編集に対する批判はよく分かる。安全性だけでなく、デザイナー・ベビーが普及すれば人類が将来的にどんなふうに変異していくのか、またどんな社会が待ち受けているのか、正直言って想像もできない。

 ちなみに今回の賀建奎・副教授が行った実験はさらに別の批判もある。副教授はゲノム編集で、HIVを持つ父親と、HIVに感染していない母親の生殖細胞をいじったが、そもそもHIVは、通常の人工授精において精子を洗浄することで分離除去できるようになっており、ゲノム編集がどうしても必要だったわけではない。今回の副教授のプロジェクトについては、詳細が全て公開されている。つまり、研究者として目立ちたかったなどというような、あらぬ動機が見え隠れしていると見る人たちもいる(既出の有名医師もその1人だ)。

 それでも、副教授がやってしまったというゲノム編集が、近々どこかで起きてもおかしくないということは、専門家たちはほぼみんな予測していた。研究者には底知れぬ科学的な探究心があるのも理解できるし、人間の好奇心として目の前にあるチャンスに手を出してしまうのも分からなくもない。倫理的にダメだと広く認識されていても、そこに手を出してはいけないという世界的な取り決めがあるわけでもないのだ(中国では指針で禁止だったようだが)。

●「健康な子供を」と願う人は多いのではないか
 いずれにせよ、こうしたゲノム編集の議論を見ていると、やはりゲノム編集はやってはいけないものなのか、と考えさせられる。そして、腑に落ちない部分も残る。

 例えば、自分の子供が重病で生まれることがDNAであらかじめ分かっていて、技術的にゲノム編集の改変でその病気の発症を避けられるのに、それを「倫理的に問題だから」と何もしないことが果たしてできるのだろうか。専門家の中には、それが許されるようになったら、さらにゲノム編集が拡大していき、他人よりも優秀なDNAを設計して子供をつくるケースも出てくると批判する向きもある。確かにそれも分からなくない。

 だがそもそも、すでに妊婦の中には出生前診断をして染色体や遺伝子異常の有無を調べている人もいる。もちろんこれはゲノム編集とは全く異なるものだが、それでも、母親になる人の中には、子供の誕生後の健康状態を知りたいと思っている人も少なくない。その結果によって、出産を断念する人もいる。

 2018年3月19日付の朝日新聞によれば、「妊婦の血液で赤ちゃんにダウン症などがあるかどうかわかる『新型出生前診断(NIPT)』では、この検査で(赤ちゃんの)病気がわかった夫婦の95%以上が人工妊娠中絶を選ぶことから、『安易な中絶が増えている』と批判する人が多い」と報じている。

 おそらく全ての親が、健康な子供が生まれてほしいと願っているはずで、それがゲノム編集で可能になるならやってみたいと思う親は少なくないだろう。その願いが「人類の未来」よりも重要だと感じる人も多いかもしれない。

 もっと言えば、賀建奎・副教授のような“実験”に踏み出さなければ、この分野に今後進歩はないのではないか、とも考えてしまう。何が起きるのかは、やってみなければ分からない部分もある。ある専門家の「X線検査や陽電子放出断層撮影だって、放射線量がゼロになるまで待たずに実用化している」という指摘を読んだことがあるが、それもある意味で納得でき、ゲノム編集のリスクと同じく「危ない」と頭ごなしにその有効性を排除するべきではない。

●すでに「編集」されてきた、人類の進化
 とはいえ、もちろん優生学的なゲノム編集が許されるべきだとは思わない。だが誕生してから子供が苦しむのなら、その可能性は排除したほうがいいのではないか。また成人してからも、ゲノム編集で病気を予防、または治療できるなら、ぜひやるべきだとも思う。
 その後、どんな変異が起きるか分からないと言う声もあるだろうが、そもそも今私たちが利用している医薬品だって予想外の事態が起きることもある。例えば、1929年にペニシリンが発見されてから、いろいろな抗生物質が開発されてきたが、それに伴って遺伝子の変異なども起き、抗生物質耐性を持つ病原菌が出現している。

 そもそも人類の自然な進化は、医療分野などの発展によって、すでに「編集」されてきているのではないか。

 ただ、ゲノム編集の乱用に対しては、明確な強制権を持った規制をかければいい。先日、文部科学省が不妊治療などの「基礎研究」に限り、人の受精卵にゲノム編集を施す研究を了承したと報じられたばかりだが、さらに広い視野で踏み込んだ議論が必要だろう。
 世界的に大変な物議を醸している中国の研究者による今回の行為が、ゲノム編集の議論をあらためて世界規模で加速させる可能性がある。

(山田敏弘)

☀ この遺伝子操作による生命の誕生は、""人間とは何か""という本当に根源的な
問いかけと哲学が不可欠です。
   優秀な人間を作るということが自己目的化するならば、例えばスポーツでゲノム分析
  で走る能力が高い男性と同じく持久力に秀でた女性を更にゲノム操作で強化して、メンデ  ルの様に言葉は悪いですが、かけ合わせて最速のマラソンランナーを生み出すことが可能  になるかも知れません。
   また、その応用として耐久力と戦闘力に優れた兵士を作る事が出来る様になるかも
  知れません。こうなると完全にSF小説か映画の世界になってしまいますが…。

   これは、主に肉体的な分野ですが、同じように、""人間とは何か""を問うのが
  AI、いわゆる人工知能です。チェスや将棋での人間に対しての優越性にスポットライト
  が当てられていますが、これもより根源的な人間の創造性に既に関わって来ています。
   具体的には、デープランニングにより絵を描くとか、音楽の作詞・作曲をするとか、
  優れた俳句を作るとか、もうそこまでAIは進化を遂げています。
   ➡ このような状況を考えますと、来年2019年は、① 遺伝子操作による生命の
    誕生、② AIの深化と現実世界への導入により大きな社会構造の変動が起こる
    と考えています。
     

【hazard lab】 12月6日19:10分、""ハワイ・キラウエア火山「噴火停止か?」35年ぶりの珍事!""

2018-12-06 22:08:23 | 海外震災状況(異常気象;ハリケーン、火山・地震・津波・感染症…)

(今年の春から夏にかけて盛大に活動したキラウエア火山。溶岩流のニュースを連日報じたが…(USGS))




(溶岩流で覆われた大地(USGS))




① ""ハワイ・キラウエア火山「噴火停止か?」35年ぶりの珍事!""

 2018年12月06日 19時10分


5月から9月にかけて激しい火山活動を続けてきた米ハワイのキラウエア火山は、過去3カ月間、一度も噴火を起こしておらず、地震や火山ガス排出も低下していることから、米地質調査所(USGS)は5日、「35年ぶりに噴火が止まった可能性がある」と発表した。

 キラウエア火山は今年、大規模な爆発を繰り返し、溶岩流が発生。ハワイ島南東部の集落が溶岩流に飲み込まれ、住民は非難を余儀なくされた。だがそもそもキラウエアは1983年以来、長期間にわたって噴火を続けている火山で、今年は、活動がこれまでになく激化したに過ぎない。

 しかし、9月4日を最後に3カ月間、一度も噴火が起こっておらず、地震活動や二酸化硫黄の放出量も検出できる限界以下にとどまっている。米国立スミソニアン学術協会の基準によれば、現状は「もはや継続的噴火とはみなされない」段階に達している。


② 活動再開の前兆をつかめ!

  とはいえ、USGSハワイ火山観測所(HVO)によれば、過去に一度、3カ月以上の活動停止後に噴火を再開した事例があるという。それはキラウエア火山の東にあるマウナ・ウルだ。標高122メートルのこの山は、ハワイ語で「成長する山」を意味し、1969年5月から1974年7月にかけて続いたキラウエアの噴火活動で隆起した。

 ハワイ火山観測所は、「キラウエアが死火山になったわけではない。現在も地下のマグマ供給は続いており、近い将来に噴火する可能性は残っている。我々は活動再開の兆候をつかむために、観測体制を緩めることなく、いつ、どこで起こるか、毎日カウントダウンを行っているようなものだ」と話している。
















 

【hazard lab】 12月6日10:51分、""スペースXの再利用ロケット 打ち上げ成功も海へ墜落 その瞬間をとらえた!(動画)""

2018-12-06 21:57:26 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(スペースX)




① ""スペースXの再利用ロケット 打ち上げ成功も海へ墜落 その瞬間をとらえた!(動画)""

 2018年12月06日 10時51分

米宇宙企業スペースXは5日、国際宇宙ステーション(ISS)へ届ける補給物資を搭載したロケット「ファルコン9」を米フロリダ州から打ち上げた。このロケットは機体を再利用するために垂直着陸できるよう設計されたものだが、今回は打ち上げには成功したものの、目標地点に着陸できず、海に着水してしまった。

 電気自動車テスラのCEOとしても知られるイーロン・マスク氏が率いる宇宙ベンチャー企業、スペースX。現地時間5日午後1時16分、ファルコン9は、約2.5トンの実験器具や補給物資を積んだドラゴン宇宙船を載せて、米フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられた。(動画は打ち上げから着水まで/Elon Musk)

スペースXはロケットの打ち上げにこれまで何度も成功しており、ISSへの補給物資輸送は今回で16回目。ブースターを回収し、何度も再利用することで、ロケット打ち上げの低コスト化を狙っており、今回もドラゴン宇宙船の軌道投入には成功したが、機体回収には文字通り「水を差された」結果となった。ドラゴン宇宙船は、今月8日にISSに到着するという。






【気象庁】 12月6日21:00分、""全般週間天気予報、12月7日~13日まで""

2018-12-06 21:06:08 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

(天気予報)




(天気図)




(気象衛星)




(分布予報)




(異常天候早期警戒情報)




(日最高気温)




(日最低気温)




(24時間降水量)




(日最大風速)




(積雪の深さ)




⛄ 積雪の深さ 20時00分の値

順位、都道府県、市町村、地点、観測値、cm

1 北海道 上川地方 雨竜郡幌加内町 朱鞠内(シュマリナイ) 50
2 青森県 青森市 酸ケ湯(スカユ) 39
3 北海道 上川地方 雨竜郡幌加内町 幌加内(ホロカナイ) 37
4 北海道 上川地方 中川郡音威子府村 音威子府(オトイネップ) 31
5 青森県 十和田市 十和田(トワダ) 19
〃 北海道 上川地方 中川郡美深町 美深(ビフカ) 19
7 北海道 上川地方 上川郡上川町 層雲峡(ソウウンキョウ) 18
8 青森県 三戸郡三戸町 三戸(サンノヘ) 17
9 青森県 上北郡野辺地町 野辺地(ノヘジ) 16
〃 北海道 宗谷地方 枝幸郡枝幸町 歌登(ウタノボリ) 16

⛄ 24時間降雪量 20時00分の値

順位、都道府県、市町村、地点、観測値、cm

1 北海道 宗谷地方 稚内市 沼川(ヌマカワ) 25
2 北海道 上川地方 雨竜郡幌加内町 朱鞠内(シュマリナイ) 23
3 青森県 十和田市 十和田(トワダ) 19
4 北海道 上川地方 中川郡音威子府村 音威子府(オトイネップ) 18
〃 北海道 上川地方 雨竜郡幌加内町 幌加内(ホロカナイ) 18
6 青森県 三戸郡三戸町 三戸(サンノヘ) 17
7 青森県 上北郡野辺地町 野辺地(ノヘジ) 16
〃 青森県 青森市 酸ケ湯(スカユ) 16
9 青森県 平川市 碇ケ関(イカリガセキ) 14
〃 岩手県 二戸市 二戸(ニノヘ) 14


 ① ""全般週間天気予報、12月7日~13日まで""

平成30年12月6日10時50分 気象庁予報部発表

予報期間 12月7日から12月13日まで

 北日本と東日本から西日本にかけての日本海側は、気圧の谷や寒気の影響
により、曇りで雪や雨の降る日が多いでしょう。
 
 なお、期間のはじめは急速に発達する低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、北日本では大荒れとなるおそれがあります。

 東日本から西日本にかけての太平洋側は、期間の前半は冬型の気圧配置で
晴れる所もありますが、寒気の影響で曇る所が多い見込みです。期間の後半
は気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。

 沖縄・奄美は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い見込み
です。

 最高気温と最低気温はともに、北日本から西日本にかけては平年並か平年
より低く、平年よりかなり低い所もあるでしょう。期間のはじめと終わりは
平年より高い所がある見込みです。

 沖縄・奄美は平年並か平年より高く、平年よりかなり高い日もあるでしょう。
 
 ※ その他の各市町村の詳細な情報は、気象庁のサイトでご確認ください。

  ""12月6日17時 全国主要地点の週間天気予報""