① ""中国 中央銀行 金融緩和で中小企業支援へ ””
2020年1月1日 19時19分 米中貿易摩擦
🐉 中国の中央銀行は、金融機関の預金準備率を今月6日から0.5%引き下げると発表しました。市場に出回る資金の量を増やすことで、アメリカとの貿易摩擦で影響を受ける中小企業などを支援し、景気を下支えするねらいがあります。
預金準備率は、中国の金融機関が預かっている預金の総額のうち、中央銀行である中国人民銀行に預けなければならない額の比率を表します。
中国人民銀行は1日、この預金準備率を今月6日から0.5%引き下げると発表しました。
これによって市場に8000億人民元以上、日本円で12兆円余りの資金が供給され銀行の貸し出しが増える、金融緩和の効果が期待されるとしています。
中国では、アメリカとの貿易摩擦で影響を受ける中小企業などの経営悪化が問題となっています。
🐉 米中両政府は先月、貿易交渉が第1段階の合意に至ったと発表しましたが、その後も中国では中小企業を中心に景気の先行きに慎重な見方が根強く、中国人民銀行としては、今回の措置によってこうした企業の資金繰りを支援することで、景気を下支えするねらいがあります。
※ 今年の世界経済・社会のキーワード➡キーカントリーは、ズバリ中国です。中国は米中貿易戦争をバネとして、""富国強兵""の路線を驀進します。中国の格言で言えば""臥薪嘗胆""です。国内の社会・経済の困難や波乱もあるでしょうが、大国なのでその振幅が大きいのは当然です。
そこで、今年の日本の立ち位置も一層難しいものになります。
blogでは中国関係の情報・記事を強化していきます。新年が始まったばかりですが、今年・令和2年の大晦日には、凡太郎の読みが当たっていると確信しています。
政治家は、よく国家100年の計など大ぼらを吹いていますが、今年も無責任と先送りで済まさないように厳しいチェックが必要です。
📕 臥薪嘗胆 Wikipedia
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)は、復讐を成功するために苦労に耐えるという意味を持つ、中国の故事成語である。紀元前5世紀の呉と越の国家間の戦争に由来する。この成語の現在確認できる初出は、「嘗胆」のみならば『史記』巻41越王勾践世家であるが、「臥薪嘗胆」と揃った形では蘇軾(1037年 - 1101年)の詩『擬孫権答曹操書』中の句「僕受遺以来、臥薪嘗胆』(11世紀後半に成立)に求められる。明治時代の日本において、三国干渉が発生した時に、ロシア帝国に復讐するために耐えようという機運を表すスローガンとして広く使われた。
📕 故事の由来[編集]
『史記』によると、紀元前6世紀末、呉王闔閭は先年攻撃を受けた復讐として越に侵攻したが敗れて自らも負傷し、まもなくその傷がもとで病死した。闔閭は後継者の夫差に「必ず仇を取るように」と言い残し、夫差は「三年以内に必ず」と答えた。夫差はその言葉通り国の軍備を充実させ、自らは薪の上で寝ることの痛みでその屈辱を思い出した(臥薪、この記述は『史記』には存在せず、『十八史略』で付け加わっている)。
まもなく夫差は越に攻め込み、越王勾践の軍を破った。勾践は部下の進言に従って降伏した。勾践は夫差の馬小屋の番人にされるなど苦労を重ねたが、許されて越に帰国した後も民衆と共に富国強兵に励み、その一方で苦い胆(きも)を嘗(な)めることで屈辱を忘れないようにした(嘗胆)。その間、強大化したことに奢った呉王夫差は覇者を目指して各国に盛んに兵を送り込むなどして国力を疲弊させた上、先代の闔閭以来尽くしてきた重臣の伍子胥を処刑するなどした。ついに呉に敗れて20年後、越王勾践は満を持して呉に攻め込み、夫差の軍を大破した。夫差は降伏しようとしたが、勾践が条件とした王への復帰を認めなかったために自殺した。