※ 本日、最後の記事のUPです。
① ""ほしぞら情報 ; 東京の星空・カレンダー・惑星(2020年2月)””
概要
2月は、空の低い位置に見られる天体に注目しましょう。2月10日前後は、日の入り直後の西の低空で水星を観察するチャンスです。水星よりも空の高い位置には宵の明星・金星が輝いています。月末には金星に細い月が近づき、美しい眺めになります。また、見ることができる地域が限られますが、この時期にはりゅうこつ座の1等星カノープスが、観察しやすい時間帯に南の低空に姿を現します。機会があればぜひ探してみてください。
東京の星空
カレンダー(2月)
2日 | 上弦 |
3日 | 節分 |
4日 | 立春(太陽黄経315度) |
9日 | 満月 |
10日 | 水星が東方最大離角 |
11日 | 建国記念の日 |
16日 | 下弦/水星が留 |
19日 | 雨水(太陽黄経330度) |
23日 | 天皇誕生日 |
24日 | 休日/新月 |
26日 | 水星が内合 |
惑星
水星日の入り後の西の低空に位置し、10日に東方最大離角となります。
7日から14日の間は東京での日の入り30分後の高度が10度を超え、観察しやすくなります。その後は徐々に高度を下げ、26日に内合となり、以後は日の出前の東の低空に位置するようになります。
7日から14日までの明るさは、マイナス0.8等から0.1等。金星日の入り後の南西から西の空で明るく輝いています。明るさは、マイナス4.1等からマイナス4.2等。
火星へびつかい座を東に移動し、中旬にはいて座に入ります(順行)。日の出前の南東の空に見え、明るさは、1.4等から1.1等。木星いて座を東に移動しています(順行)。
日の出直前の南東の低空に見え、明るさは、マイナス1.9等からマイナス2.0等。土星いて座を東に移動しています(順行)。日の出直前の南東の低空に位置し、明るさは、0.6等から0.7等。