森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【JAXA】 2019年12月25日、””コンパウンド・ヘリ空力特性を計測する風洞試験を行いました"" & 複合ヘリコプターの歴史!    

2020-01-06 22:57:08 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…
※ 本日、最後の記事のUPです。


① ””コンパウンド・ヘリ空力特性を計測する風洞試験を行いました""

2019年12月25日

 🚁   2019年11月、コンパウンド・ヘリコプターの模型を使用して、空力特性の計測やフラップの効果を確かめる風洞試験を実施しました。

JAXAが研究開発を進める次世代の高速コンパウンド・ヘリは、固定翼機のような主翼を持ち、さまざまな空力抵抗を減らす工夫を取り入れた機体構造を検討しています。効率の良い高速飛行を実現するためには、極限までの空力抵抗を削減することが求められます。

試験では、メインローターブレードの付け根まわりで空気の流れを整えるために新たに導入したハブフェアリングや、機体内に格納する引き込み脚によって機体抵抗を大幅に削減することが確認できました。

ホバリング時に主翼がメインローターのダウンウォッシュ(機体から下に吹き降ろす風)と干渉する課題に対しても、大型フラップによってダウンロード(ローターからのダウンウォッシュが固定翼の上面にあたって生じる、下向きの荷重)が約半減する効果が確認できました。これらはCFD(数値流体力学)による解析結果とも一致しました。

  得られた基礎データは、今後CFD解析のさらなる精度向上のために有効な検証データとして利用していきます







② ""複合ヘリコプター(ふくごうヘリコプター、コンパウンド・ヘリコプター、compound helicopter)""

回転翼機の分類の1つである。垂直離着陸機であり、回転翼の揚力によって自重を支えることで垂直離着陸やホバリングを行い[1]、他の推進力で水平飛行を行なう。ジャイロダイン(Gyrodyne)もこの分類に含まれる。



フェアリー ジェット・ジャイロダイン(Fairey Jet Gyrodyne)は、イギリスのフェアリー社の開発によるヘリコプターにジャイロダインとオートジャイロの特徴を組み込んだ実験機。




シコルスキー S-72 Xウイング (Sikorsky S-72 X-Wing) は、1983年から1988年にかけて、NASA と 国防高等研究計画局 (DARPA) の資金協力を得て、シコルスキー・エアクラフト社が開発したヘリコプターと固定翼機を混合させた ローター・システム検証(研究)航空機 ( Rotor Systems Research Aircraft, RSRA) である。


X-49 スピードホーク( X-49 Speeda Hawk )は、アメリカ陸軍とパイアセッキ・エアクラフト社が試験している複合ヘリコプター。2007年初飛行。



ユーロコプター X3(Eurocopter X3:X-Cubed、えっくすきゅーぶど , " Eurocopter X³ " と表記される[1])は、エアバス・ヘリコプターズ社が開発中の実験複合ヘリコプターである。本機は220ノット (410 km/h)以上の速度での飛行を目指している[2]。




シコルスキー X2 は、同軸二重反転式・回転翼を搭載した、シコルスキー社で開発中の複合ヘリコプター実験機である。


📕 必要性[編集]

速度の制約
ヘリコプターは垂直離着陸が行える航空機として有用性が高いが、 
  1. 「衝撃波による制約」
  2. 「揚力の非対称性」
によって固定翼機に比べて飛行速度に限界がある。 

衝撃波による制約とは、" 高速回転する回転翼の先端部が概ね マッハ 0.9 以上 で空気を切り裂くようになると、翼の上面だけでなく下面まで衝撃波に包まれて能力低下が激しくなるため、投入エネルギーに関わらず有効な主回転翼の直径〔各々の羽根の翼長〕や回転速度の高速化に限界があり、機関出力を有効に利用できなくなる " ことである。 これは固定翼プロペラ機が音速飛行しない理由でもある。 

揚力の非対称性とは、ヘリコプターが水平飛行を行う場合には、常に回転翼の一部は対気速度に飛行速度分が加わり、その反対側は飛行速度分が減じられる部分が生じる。 

限界速度付近になると、前進側の回転翼の羽根は前方のみが揚力を発生するのみで、後退側の回転翼の羽根は、ほぼ全ての面積が失速と逆流領域になって揚力を喪失する。 したがって 

" 高速飛行時には進行方向の後退側の回転翼羽根の揚力が失われて、機体が揚力が失われた羽根側の方向に横転運動(ロール)を起こす。 " この揚力の非対称性はヘリコプターの墜落に直結するため、速度限界に関する致命的な原因とみられている。 

垂直離着陸や空中停止といったヘリコプターの特性を維持したまま固定翼機のような高速飛行を行うために、水平方向に大きな推進力が得られる何らかの仕組みを機体に加える工夫が行われており、これが複合ヘリコプターである[1]。 


📕 歴史[編集]

1930年代には、イギリスで検討が開始されている。1947年に試作されたフェアリー FB-1 ジャイロダイン(英語版) ( Fairey FB-1 Gyrodyne ) が初飛行に至った。これは、メインローター(主回転翼)のほか、水平飛行用に推進用プロペラを胴体の両側面に備えていた。1950年代にはフェアリー ジェット・ジャイロダインも試作されたが、実用化には至らなかった。 

1960年代にはヘリコプター高速化の手法として開発が行われ、アメリカ合衆国ではAH-56 シャイアン や パイアセッキ 16H パスファインダーなどが試作された。 これらは機体末尾に推進用プロペラを装備し、機体下部に小翼の領域ではなく、操縦のための各種の舵を備えた本格的な主翼を装備していた。 

また、大型ヘリコプターの推進手段としても検討され、イギリスのフェアリー ロートダイン (Fairey Rotodyne) や ソビエト連邦(当時)の Ka-22 が開発された。 

いずれも機体中央上部に主翼があり、そこに推進用プロペラを装備し、機体後部には水平尾翼と垂直尾翼を有していた。 だがしかし、これらの機体は技術的な問題や燃料費用ほか各種の費用問題、騒音問題などにより実用化には至らなかった。 

このように一度は廃れた複合ヘリコプターであったが、2000年代に入るとヘリコプターの速度向上が頭打ちになり、それを打破するために再び複合ヘリコプターが着目を浴びている。 

アメリカ合衆国ではYSH-60Fを改造した パイアセッキ X-49 スピードホーク を飛行させており、また 試験機シコルスキー X2 も試作製造された。これらは技術研究目的であり量産計画はない。 また、X-49 の目標速度は 時速 360 km であるが原型機 SH-60 の最高速度は既に 時速 333 km に達しており、純粋に高速性能のみを追求した実験機である シコルスキー X2 の達成速度(ただし非公式)も 時速460 km に留まり、「技術に投資した費用」に見合うだけの速度向上が得られるかどうかは未知数である。 

ただ、イラク戦争(2003年3月19日開始)以降、常態化した非正規・非対称戦争であるテロリズムとの戦いにおいて、" 従来型ヘリコプターの性能の限界 " を実感したアメリカ陸軍が進める統合多用途・将来型垂直離着陸機計画(Joint Multi-Role / Future Vertical Lift , 略語:JMR / FVL)では、複合ヘリコプターやティルトローター機でなければ達成できない要求仕様 (特に速度と航続距離、継続飛行時間に関して) を開発企業側に提示している。 

エアバス・ヘリコプターズは、第52回 パリ航空ショー( 2019年 6月19日-25日)中の2017年6月20日、ユーロコプター X3 の技術を発展させた高速複合ヘリコプターの技術概念実証機 "Racer" を発表した。 

ロールス・ロイス/チュルボメカ RTM322・ターボシャフトエンジン 2基の双発機で、乗客のプロペラへの接触の危険性と騒音を低減する擬似的な複葉形態の箱型小翼に、推進式のプロペラ・ポッドを装備する中型ヘリコプターである。 時速 400 km/h の高速巡航速度、「エコモード」と呼ばれる、飛行中にいずれか1基のターボシャフトエンジンを電動で「起動および停止」を相互に切換える機構(飛行中のエンジン再起動を支障なく行える)を搭載予定で、経済性にも配慮した設計となっている。 


📕 国内の現状[編集]

宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の航空技術部門は、2018年10月17日同部門の公式ウェブページにて「将来型回転翼機システム技術」(Future Type Rotary-wing Aircraft System Technology )[3]の構想を発表した。 
 
この構想は、具体的にはドクターヘリ( 救急医療用ヘリコプター )が、救命率の高い、「事故発生後15分以内で到達できる範囲」が、現状では日本全土の約60%でしかない問題点を改善することにあり、複合ヘリコプターにより飛行速度を2倍にできれば、到達可能範囲が4倍の約90%になるとし、その必要性を述べている。[4] 

具体的な形態は未だ定まっていないが、構想図には、従来のヘリコプターの小翼の規模を越えた、ティルトローター機の主翼に近い規模の翼の翼端に「" 推進用と垂直離着陸の補助に羽根面を水平位置に回転可能 " なプロップローター、もしくはダクテッドファンのポッド」を備え、尾部に推進式プロペラを備え、この尾翼部の推進式プロペラを避けるためにアルファベットの "H" 字状に水平尾翼と垂直尾翼を構成し配置した形状が掲載されている。 

た、複合ヘリコプター(コンパウンド・ヘリコプター)のような複数の回転翼周りの非定常な気流の流れの「場」を解析するために、"r" Flow 3D という "流" 体・構造連成の解析ソースコードを開発している。 

この解析ソースコードには移動重合格子法 (解適合格子法の応用発展方式) を採用し、回転翼の羽根、プロペラ類の羽根(ブレード)の弾性変形も同時に解析する能力を有している。 

複雑な形状の胴体周りの解析は非・構造格子を埋め込み、非構造格子に対応した圧縮性の流体解析・計算アルゴリズム・プログラム(ソルバー)の 高速流体解析ツール " FaSTAR " ( FasT Unstructured CFD Code )[5]やTASのソースコードのサブルーチンを利用していると説明している。[6][7] 





【Bloomberg】 1月6日 15:23 、””大発会の日本株は大幅続落、中東情勢や米景況、円高懸念-自動車安い””

2020-01-06 21:06:58 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

① ””大発会の日本株は大幅続落、中東情勢や米景況、円高懸念-自動車安い””

長谷川敏郎

2020年1月6日 7:55 JST       
  更新日時         
 2020年1月6日 15:23 JST         

   米国はイランの精鋭部隊司令官を殺害、イランは報復を表明             
  •      米ISM製造業景況指数は予想外に低下、円は一時1ドル=107円台            


The Tokyo Stock Exchange (TSE) building, operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), stands in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.

 6日の東京株式相場は大幅続落。米国とイランの関係悪化や米製造業景況感の停滞、為替相場の円高から業績不透明感が強まり、自動車など輸出関連や海運、医薬品中心に幅広く売られた。
  • TOPIXの終値は前日比23.87ポイント(1.4%)安の1697.49
  • 日経平均株価は同451円76銭(1.9%)安の2万3204円86銭
〈きょうのポイント〉
  • 米国はイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害
    • イラン国防軍需相は米国を支持する国に警告、報復なら反撃とトランプ米大統領
    • イラク議会は駐留する外国部隊の撤退を求める決議案を可決、米大統領はイラクへの制裁示唆
  • アジア時間6日の北海原油代表油種のブレント先物は1バレル=70ドル台乗せ-サウジへの攻撃を米が警戒
    • 3日のニューヨーク原油先物は3.1%高
  • 12月の米ISM製造業総合景況指数は47.2と予想外に低下、09年以来の低水準
  • きょうのドル・円相場は一時1ドル=107円70銭台、約3カ月ぶりの円高値



👤 アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーは、年末にかけてキャッシュポジションを落とし、株式の比率を高めていた投資家にとって 「地政学リスクの高まりは予想外だった」と話した。金融市場がボラティリティー(変動性)の上昇を織り込む過程では「株価の調整が起こりやすい」 と同氏は言う。
            
            
☔⛆⛆  令和初の大発会は、昨年と同様に大幅安で取引を開始。

 原油価格の一段高や米S&P500種Eミニ先物が下落する中、先物主導で下げ幅を広げた。

 TOPIXは終値ベースで昨年11月29日以来の1700ポイント割れ、日経平均は12月12日以来の2万3500円割れと、それぞれ心理的節目を下回った。

👤 東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、 地政学リスクを背景とした「原油高はガソリン価格の上昇を通じて米個人消費の打撃、日本企業にとってもコスト高になりかねない」と指摘。

 米ISM製造業景況指数については「景況感の戻りの鈍さはサプライズ。米中が貿易問題で正式調印していない中、設備投資が良くなっていない」 と述べていた。
            
  もっとも、先行きを悲観する声は少ない。

👤 しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、 米イラン関係の悪化について「テロなどがなければ時間とともに消化される材料」だと分析。

 重要なのは経済の見通しだとして、「米中貿易問題と同様にボラティリティーが高まる話であっても景気後退にはならない。日経平均は2万4000円台に戻すだろう」とみている。
  • 東証33業種では海運や空運、パルプ・紙など燃料コスト上昇や地政学リスクの影響が懸念された業種や、食料品、輸送用機器、医薬品が下落率上位
  • 原油高が在庫評価益につながると期待される鉱業と石油・石炭製品は上昇
  • 東証1部の値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は1835で全体の85%が安い



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【ロイター】 1月6日17:45分、""再送-7日の国内・海外経済指標と行事予定 ""

2020-01-06 20:43:56 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…
米ドル/円
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
買・売 前日比
108.06-108.09↑(20/01/06 20:34)
-0.02 (-0.02%)
高値 始値 安値 前日終値
108.17 (16:30)107.99 (03:02)
107.75 (08:00)108.08 (20/01/03)





① ""再送-7日の国内・海外経済指標と行事予定 ""

2020/01/06 17:45 

 (閣議の時間を追加しました。)


●国内経済・指標関係

0850 12月マネタリーベース(日銀)
1020 国庫短期証券の入札発行
1030 10年利付国債の入札発行
1100 閣議、閣議後会見
1230 国庫短期証券の入札結果
1235 10年利付国債の入札結果
1400 経済3団体新年祝賀パーティ
1500 財政資金対民間収支(令和元年12月中実績・令和2年1月中見込)
1515 10年利付国債の第II非価格競争入札結果
1515 経済3団体長記者会見
1530 税収実績(令和元年度11月末)

●海外指標など
(時間表記はGMT、日本時間はGMTプラス9時間)

1月6日(月)
07:00 独:小売売上高(連邦統計庁) Nov [DERSL=ECI]
08:50 仏:総合PMI改定値 Dec [FRCPMI=ECI]
08:50 仏:サービス部門PMI改定値 Dec [FRPMIS=ECI]
08:55 独:総合PMI改定値 Dec [DEPMIP=ECI]
08:55 独:サービス部門PMI改定値 Dec [DEPMIS=ECI]
09:00 ユーロ圏:サービス部門PMI改定値 Dec [EUPMIS=ECI]
09:00 ユーロ圏:総合PMI改定値 Dec [EUPMIP=ECI]
09:30 ユーロ圏:投資家センチメント指数 Jan [EUSTCS=ECI]
09:30 英:サービス部門PMI Dec [GBPMIS=ECI]
10:00 ユーロ圏:生産者物価指数(統計局) Nov [EUPPI=ECI]
14:45 米:サービス部門PMI改定値(マークイット) Dec [USMPSF=ECI]
14:45 米:製造業PMI改定値(マークイット) Dec [USPMIP=ECI]

1月7日(火)
中国:外貨準備(中国人民銀行) Dec [CNFXM=ECI]
10:00 ユーロ圏:消費者物価指数速報値(統計局) Dec [EUHICF=ECI]
10:00 ユーロ圏:小売売上高(統計局) Nov [EURSL=ECI]
13:30 米:貿易収支(商務省) Nov [USTBAL=ECI]
13:55 米:週間レッドブック大規模小売店売上高 w/e [USREDY=ECI]
15:00 米:ISM非製造業景気指数(ISM) Dec [USOPMI=ECI]
15:00 米:製造業新規受注(商務省) Nov [USFORD=ECI]
15:00 米:耐久財受注改定値(商務省) Nov [USDGR=ECI]

◇イベント
18:00 米財務省3年債入札

◇休場
ロシア










【ロイター】 1月6日18:55分、””東京マーケット・サマリー・最終(6日) ””

2020-01-06 20:32:50 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…
日経平均先物
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 前日比
23,100.00↑ (20/01/06 20:24) 
0.00 (0.00%)
高値 始値 安値 前日終値
23,180.00 (16:30)23,150.00 (16:30)
23,020.00 (17:48)23,100.00 (20/01/06)





① ””東京マーケット・サマリー・最終(6日) ””

2020/01/06 18:55 
 
  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値


<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 108.09/11 1.1163/67 120.67/71
NY午後5時 108.08/11 1.1158/62 120.60/64

午後5時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの108円付近。イラン情勢の緊迫化を手がかりに約3カ月ぶり安値を更新したが、その後は緩やかに切り返した。


<株式市場>

日経平均 23204.86円 (451.76円安)
安値─高値   23148.53円─23365.36円

東証出来高 12億1971万株
東証売買代金 2兆2246億円

東京株式市場で日経平均は大幅続落した

米国がイラン革命防衛隊の精鋭部隊司令官を殺害したことを受け、中東情勢が緊迫化。にわかに高まった地政学リスクから安全資産に退避しようとする動きが鮮明となった。

外為市場で円高に振れたことも嫌気され、日経平均は一時500円を超す下落となった。

東証1部の騰落数は、値上がり277銘柄に対し、値下がりが1835銘柄、変わらずが49銘柄だった。
 

<短期金融市場> 

18時40分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.061%
ユーロ円金先(20年3月限) 99.970 (-0.005)
安値─高値 99.970─99.985
3カ月物TB ───

  無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.061%になった。「年末要因が剥落し、レートはやや上昇した」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。


<円債市場> 

国債先物・20年3月限 152.34 (+0.16)
安値─高値 152.31─152.62
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.035% (-0.010)
安値─高値 -0.035─-0.045%

国債先物中心限月3月限は前営業日比16銭高の152円34銭と続伸して取引を終えた。地政学リスクが強まる中、買いが先行したが、先行きの相場展開には不透明感も強く、後場は上げ幅を縮小させた。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1.0bp低下のマイナス0.035%。日銀オペ結果も弱く、投資家の気迷いを示した。


<スワップ市場>

 18時40分現在の気配

2年物 0.04─-0.05
3年物 0.04─-0.05
4年物 0.04─-0.05
5年物 0.05─-0.04
7年物 0.08─-0.01
10年物 0.14─0.04



【ロイター】 1月6日15:29分、""東京外為市場・15時=ドル108円付近、円高進行は一服 ""

2020-01-06 17:54:20 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…
米ドル/円
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
買・売 前日比
108.00-108.03↓(20/01/06 17:35)
-0.08 (-0.07%)
高値 始値 安値 前日終値
108.17 (16:30)107.99 (03:02)
107.75 (08:00)108.08 (20/01/03)




①   ""東京外為市場・15時=ドル108円付近、円高進行は一服 ""

2020/01/06 15:29 

    [東京 6日 ロイター] -


 ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 108.05/07 1.1161/65 120.60/64
 午前9時現在 107.95/97 1.1159/63 120.48/52
 NY午後5時 108.08/11 1.1158/62 120.60/64

$¥    午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの108円付近。イラン情勢の緊迫化を手がかりに約3カ月ぶり安値を更新したが、その後は緩やかに切り返した。

 週明けのドルは朝方から売りが先行。一時107.77円と、昨年10月10日以来
の安値をつけた。イラン側が近く報復に踏み切る可能性を警戒する声が出回る中で「久々に米中対立以外のテーマを得た短期筋が、売買を活発化させた」 (FX会社幹部)という


しかし、仲値にかけて108円台へ値を戻した。久々の円高水準とあって国内勢が買
いに動いたといい、108.12円まで切り返した。


リフィニティブによると、円金利の上昇と米金利の低下を受け、日米2年国債の金利
差は1.6%台と、17年秋以来約2年ぶりの水準へ低下した。金利差の縮小はドル安/円高圧力につながるとされるものの「最近のドル/円は、金利対比でも株価対比でも動きの鈍さが目立つ」 (外銀)といい、現時点では直接的な影響は乏しいという。

 それでも、上値で戻り売りを狙う向きが少なくないのは、イラン情勢に対する警戒感に加え、1月のドル/円の季節性にある。安倍政権が発足した2012年末以降の7年間で、1月月間でドル/円が下落したのは、実に5回だ。

その要因は、年始の持ち高調整など様々な背景が指摘されている。決定的な理由は不明確だが、昨年には円が突然大きく急騰するフラッシュ・クラッシュが発生したことで、円高への警戒感がくすぶっているという。