森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【国立天文台】 1月23日22:50分、""彗星と星形成領域にリンを含む分子を検出 -アルマ望遠鏡と彗星探査機ロゼッタの協働””

2020-01-23 22:50:28 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…
※ 本日、最後の記事のUPです。


① ""彗星と星形成領域にリンを含む分子を検出 -アルマ望遠鏡と彗星探査機ロゼッタの協働””

2020.01.23      

 
私たちの身体のDNAや細胞膜に存在するリン(P)は、生命にとって不可欠な元素です。

 しかし、リンがどのようにして地球初期にもたらされたのかは謎に包まれています。

 天文学者たちは、アルマ望遠鏡と欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機ロゼッタの力を合わせて、星形成領域から彗星に至るリンの旅路を追跡しました。

 研究チームは、リンを含む分子が形成される場所はどこなのか、リンはどのようにして彗星に運ばれるのか、さらには、特定のリン分子が地球の生命誕生に重要な役割を果たした可能性があることを初めて明らかにしたのです。


「約40億年前、地球上で生命が誕生しました。しかし、生命誕生を可能にしたプロセスはまだわかっていません。」と、王立天文学会の月報に発表された研究論文の主著者であるビクトル・リビラ氏は言います。

 アルマ望遠鏡とESAの彗星探査機ロゼッタに搭載された観測装置ロジーナによる最新の結果は、一酸化リンが生命起源のパズルにおいて鍵となるピースであることを示しています。



アルマ望遠鏡が観測した星形成領域AFGL 5142。中心に大質量原始星が位置しています。この原始星は上下方向にガスを噴き出しており、V字型の空洞壁を作り出しています。リンを含む分子は、特に下側に向いて開いた空洞壁に沿って分布していることがわかりました。

 図の色はガスの速度を表しており、青、緑、赤の順に速い速度で地球の方向に向かって移動しています。
Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), Rivilla et al.


アルマ望遠鏡の観測は、リンを含む分子が大質量星の形成と同時に生まれることを示しました。

一般に、若い大質量星から噴き出したガスによって、若い星を取り巻くガス雲に穴があきます。リンを含む分子は、幼い星からの光やガス流が作る衝撃波を受けて、この雲にあいた穴の壁面(空洞壁)でつくられるのです。

   研究チームは、この空洞壁で最も豊富なリン含有分子が一酸化リンであることも示しました。 
   
研究チームは、アルマ望遠鏡を使って星形成領域のリン含有分子を調査した後、研究対象を太陽系の彗星67P /チュリュモフ・ゲラシメンコに移しました。

 これは、リン含有分子の足跡をたどるためでした。もし、リン分子を含むガスをもとにして太陽のような質量の小さい星が形成されると、その過程で一酸化リンは凍結し、新しい星の周りに残っている氷と塵でできた粒子の中に閉じ込められる可能性があります。

 星が完全にできあがる前であっても、これらの塵は集まって小石、岩、そして最終的に彗星を形成し、一酸化リンの運搬役になるのです。


 ESAの彗星探査機ロゼッタはチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を2年間にわたって周回し、搭載された観測装置ロジーナ(ROSINA : Rosetta Orbiter Spectrometer for Ion and Neutral Analysis)はデータを取り続けました。

 研究チームは、以前にロジーナの観測データからリンの兆候を見つけていました。しかし、どの分子が彗星にリンを運んだのかはわかりませんでした。

 ロジーナの主任研究員であり研究論文の著者であるキャサリン・アルトウェッグ氏は、アルマ望遠鏡を使って星形成領域を研究する天文学者ととある研究会で出会ったことで、この分子の正体についての手がかりを得ました。「彼女は、一酸化リンの可能性が高いだろうと言いました。そのため、自分たちのデータに立ち帰り、そこに確かに一酸化リンを見つけたのです!」

 彗星で一酸化リンが初めて検出されたことで、リン分子を生成する星形成領域から地球に到達するまでの軌跡を描くことが可能になりました。

 イタリアのアルチェトリ天文台の研究者であるリビラ氏は、つぎのように述べています。「アルマ望遠鏡とロジーナの観測データを組み合わせることによって、星形成の全過程をつなぐ「化学の糸」が明らかになりました。この中で、一酸化リンが支配的な役割を果たしているのです。」


「私たちが知っているように、リンは生命にとって不可欠です。」とアルトウェッグ氏は付け加えます。「彗星は、おそらく大量の有機化合物を地球に届けました。チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に一酸化リンが見つかったことで、彗星と地球上の生命との関連はより強くなるでしょう。」

この興味深い成果は、専門を異にする天文学者たちの協力の賜物です。「一酸化リンの検出は、明らかに、地球上の望遠鏡と宇宙の観測機器との間の学際的な交流のおかげで実現したものです。」とアルトウェッグ氏は言います。

アルマ望遠鏡は、宇宙のさまざまな天体からやってくる電波を地球上で捉えることで、惑星誕生や生命起源関連物質に関する研究を展開しています。一方で彗星探査機ロゼッタは、彗星の近くまで直接行ってその場で対象天体のさまざまな情報を引き出すための観測を行いました。

 観測装置の設置場所や観測手法はそれぞれに異なりますが、星の誕生から惑星の誕生、そしてその上での生命の誕生まではひとつながりの現象であり、両者の協力によってそのストーリー全体を読み解くヒントが得られたのです。
この記事は、欧州南天天文台発表のプレスリリースをもとに作成しました。

※ まさに壮大な宇宙のロマンですね!


論文・研究チーム
この研究論文は、V. M. Rivilla et al. “ALMA and ROSINA detections of phosphorus-bearing molecules: the interstellar thread between star-forming regions and comets” として、天文学専門誌 Monthly Notices of the Royal Astronomical Societyに2020年1月15日付で発表されました。
この研究チームのメンバーは、以下の通りです。
V. M. Rivilla (INAF-Osservatorio Astrofisico di Arcetri, Florence, Italy [INAF-OAA]), M. N. Drozdovskaya (Center for Space and Habitability, University of Bern, Switzerland [CSH]), K. Altwegg (Physikalisches Institut, University of Bern, Switzerland), P. Caselli (Max Planck Institute for Extraterrestrial Physics, Garching, Germany), M. T. Beltrán (INAF-OAA), F. Fontani (INAF-OAA), F.F.S. van der Tak (SRON Netherlands Institute for Space Research, and Kapteyn Astronomical Institute, University of Groningen, The Netherlands), R. Cesaroni (INAF-OAA), A. Vasyunin (Ural Federal University, Ekaterinburg, Russia, and Ventspils University of Applied Sciences, Latvia), M. Rubin (CSH), F. Lique (LOMC-UMR, CNRS–Université du Havre), S. Marinakis (University of East London, and Queen Mary University of London, UK), L. Testi (INAF-OAA, ESO Garching, and Excellence Cluster “Universe”, Germany), and the ROSINA team (H. Balsiger, J. J. Berthelier, J. De Keyser, B. Fiethe, S. A. Fuselier, S. Gasc, T. I. Gombosi, T. Sémon, C. -y. Tzou)



【ロイター】 1月23日19:12分、""再送-24日の国内・海外経済指標と行事予定””

2020-01-23 21:56:25 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…
マザーズ指数
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 前日比
879.63↓ (20/01/23 15:00) 
-6.41 (-0.72%)
始値 前日終値 高値 年初来高値 安値 年初来安値
883.68 (09:00)886.04 (20/01/22)
884.64 (11:09)895.60 (20/01/14)
879.43 (13:24)860.34 (20/01/08)




① ""再送-24日の国内・海外経済指標と行事予定””
 
2020/01/23 19:12 

 (閣議の時間を追加しました)


●国内経済・指標関係

参議院本会議

0830 12月全国消費者物価(総務省)
0850 金融政策決定会合議事要旨(12月18・19日分、日銀)
0910 閣議、閣議後会見
1020 国庫短期証券の入札発行
1020 国庫短期証券の発行予定額等
1030 流動性供給入札
1230 国庫短期証券の入札結果
1235 流動性供給入札結果
1700 流動性供給入札において追加発行した国債の銘柄

  
●海外指標など
(時間表記はGMT、日本時間はGMTプラス9時間)

23日(木)
13:30 米:新規失業保険申請件数(労働省) w/e [USJOB=ECI]
15:00 米:景気先行指数(コンファレンス・ボード) Dec [USLEAD=ECI]

◇イベント
09:00 ノルウェー:中銀金利発表 [NOINTR=ECI]
12:45 ECB理事会(金利発表) Jan [EUECBR=ECI]
13:30 ECB記者会見
16:00 米財務省2年・5年・7年債、2年物変動利付債入札条件
18:00 米財務省インフレ指数連動10年債入札
インドネシア中銀金利発表
WHOが新型肺炎巡る緊急委員会の判断発表

◇決算予定
インテル

◇休場
台湾(旧正月)

24日(金)
08:15 仏:総合PMI速報値 Jan [FRPMCF=ECI]
08:15 仏:サービス部門PMI速報値 Jan [FRPMSF=ECI]
08:15 仏:製造業PMI速報値 Jan [FRPMIF=ECI]
08:30 独:総合PMI速報値 Jan [DEPMCF=ECI]
08:30 独:サービス部門PMI速報値 Jan [DEPMSF=ECI]
08:30 独:製造業PMI速報値 Jan [DEPMIF=ECI]
09:00 ユーロ圏:サービス部門PMI速報値 Jan [EUPMSF=ECI]
09:00 ユーロ圏:製造業PMI速報値 Jan [EUPMMF=ECI]
09:00 ユーロ圏:総合PMI速報値 Jan [EUPMCF=ECI]
14:45 米:製造業PMI速報値(マークイット) Jan [USMPMP=ECI]
14:45 米:サービス部門PMI速報値(マークイット) Jan [USMPSP=ECI]
14:45 米:総合PMI速報値(マークイット) Jan [USPMCF=ECI]

◇イベント
10:30 ECB総裁、IMF専務理事、日銀総裁、米財務長官らがダボス会議の世界経済見通しに関するセ
ッションに参加

◇休場
中国、台湾、韓国(以上、旧正月)


【ロイター】 1月23日18:11分、""東京マーケット・サマリー・最終(23日) ””

2020-01-23 21:45:44 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…
TOPIX
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 前日比
1,730.50↑ (20/01/23 15:00) 
-13.63 (-0.78%)
始値 前日終値 高値 年初来高値 安値 年初来安値
1,733.71 (09:00)1,744.13 (20/01/22)
1,736.92 (11:04)1,745.95 (20/01/20)
1,729.20 (09:29)1,683.76 (20/01/08




① ""東京マーケット・サマリー・最終(23日) ””

2020/01/23 18:11 

  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値


<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後5時現在 109.59/61 1.1087/91 121.53/57
NY午後5時 109.83/85 1.1091/95 121.83/87

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の109円半ば。

新型コロナウィルスによる肺炎の感染の広がりを受け、アジアの株式市場が下落したことで、リスク回避の円買いの流れとなり、対欧州通貨などでも円が買い戻された。

 
<株式市場>

日経平均 23795.44円 (235.91円安)
安値─高値   23779.23円─23910.01円

東証出来高 10億4906万株
東証売買代金 1兆9516億円

東京株式市場で日経平均は反落。中国の春節(旧正月)休みに伴う人の移動で新型肺炎の感染拡大が懸念されている。

 為替の円高がじりじり進み、安く始まった中国株が午後にかけて下げ幅を拡大した。国内企業の決算発表前で買い材料に乏しく、日経平均も軟調な展開となった。

 東証1部騰落数は、値上がり433銘柄に対し、値下がりが1660銘柄、変わらずが66銘柄だった。
 
 
<短期金融市場> 17時26分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.018%
ユーロ円金先(20年3月限) 99.980 (変わらず)
安値─高値 99.980─99.990
3カ月物TB -0.130 (変わらず)
安値─高値 -0.130─-0.130

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.018%になった。「試し取りの動きが一部で見られたが、地合いは前日とほぼ変わらず」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は横ばい。
 

<円債市場>
 

国債先物・20年3月限 152.37 (+0.25)
安値─高値 152.23─152.39
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.025% (-0.020)
安値─高値 -0.015─-0.030%
 
債先物中心限月3月限は前営業日比25銭高の152円37銭と反発して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp低下のマイナス0.025%。新型コロナウイルスによる感染拡大への警戒感が改めて強まり、中国や香港の株価が大きく下落するとリスクオフが進んだ。


<スワップ市場>
 16時18分現在の気配

2年物 0.04─-0.05
3年物 0.04─-0.05
4年物 0.04─-0.05
5年物 0.05─-0.04
7年物 0.07─-0.02
10年物 0.13─0.03













【ロイター】 1月23日15:38分、""東京外為市場・15時=ドル109円半ばで10日ぶり安値、新型肺炎拡大を嫌気””

2020-01-23 21:25:57 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…
米ドル/円
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
買・売 前日比
109.59-109.62↓(20/01/23 21:13)
-0.24 (-0.22%)
高値 始値 安値 前日終値
109.86 (07:09)109.83 (07:00)
109.48 (15:39)109.83 (20/01/22)




① ""東京外為市場・15時=ドル109円半ばで10日ぶり安値、新型肺炎拡大を嫌気””
 
2020/01/23 15:38
 
    [東京 23日 ロイター] -


  ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 109.57/59 1.1081/85 121.43/47
 午前9時現在 109.72/74 1.1094/98 121.74/78
 NY午後5時 109.83/85 1.1091/95 121.83/87

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の10
9円半ば。

 新型コロナウィルスによる肺炎の感染の広がりを受け、アジアの株式市場が下
落したことで、リスク回避の円買いの流れとなり、対欧州通貨などでも円が買い戻された。

 ドルは投機筋の仕掛け売りで早朝に109.65円まで下落。その後、仲値付近から
ユーロ/円がするすると売られたことにつられて、ドルも109.59円まで下落した。

仲値の時間帯に、ユーロ/円主導で相場が動くことは珍しいが、「今夜にECB(欧
州中央銀行)理事会を控え、ユーロ/円のロングを手じまう動きが出たのだろう」    (金融機関)との見方が出ていた。

23日の会合でECBは金利を据え置くとみられる。景気が底入れしたとの見方があ
る中で今年の経済見通しが注目されている。

午後に入ってドルはさらに売られて109.53円と10日ぶり安値まで落ち込んだ
株の下げ幅拡大や米長期金利の低下に加え、外務省が中国・武漢市の危険レベルを引き上げたことも影響したとみられる。

外務省は23日、新型コロナウイルスによる感染の拡大状況を踏まえ、武漢市に対す
る感染症危レベルを1(十分注意)から2(不要不急の渡航は止めてください)に引き上げた。


🐓 市場では「109.50円を下回ると、110円台でドルを手当てした投機筋が損
失確定の売りに動く可能性があり、ドル安が勢いづくリスクがある」
 (外為アナリスト)という。

スポット市場の人民元<CNY=CFXS>は一時6.9329元まで下落し約2週間ぶりの安値を付けた。

中国景気の減速に加え、新型コロナウィルスによる肺炎の発症者の増加を受けて、アジア全般に株安が広がったことが背景。

上海総合株価指数は前営業日比で2.71%安。香港株も同2.05%安。中国の春
節を控えアジア各地にウイルスが拡大することへの不安感から、多くのアジア諸国の株式市場は売り圧力にさらされている。

中国国営テレビによると、22日時点で新型コロナウイルスによる肺炎の発症者は5
71人、死者は17人。そのほかタイで4人、米国、台湾、韓国、日本でそれぞれ1人の
感染が確認されている
。[nL4N29S0FJ]






【ロイター】 1月23日16:13分、""〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陰線」、25日移動平均線を割り込み調整局面””

2020-01-23 21:11:39 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…
日経平均先物
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 前日比
23,800.00↓ (20/01/23 20:47) 
+50.00 (+0.21%) 
高値 始値 安値 前日終値
23,820.00 (16:54)23,790.00 (16:30)
23,750.00 (17:58)23,750.00 (20/01/23)

5分足 20/01/23 20:47



① ""〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陰線」、25日移動平均線を割り込み調整局面””
 
2020/01/23 16:13 

    [東京 23日 ロイター] -


<15:45> 日経平均・日足は「小陰線」、25日移動平均線を割り込み調整局面

日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陰線」。上ヒゲがやや長く、投資家の失望感
を表している。

終値は下値サポートとして意識されていた25日移動平均線(2万3831円12銭
=23日)を下回り、短期的な調整局面に入ったとの印象を与えている。上値を伸ばしきれず、引き続き2万4000円の壁の重さが意識されている。


一方で、75日移動平均線(2万3171円25銭=23日)や200日移動平均線
(2万2024円74銭=23日)は依然として上向きで、中長期の上昇トレンドが引き
続き維持されている。



<15:15> 新興株市場は軟調、新型肺炎関連に物色 利益確定売りも

新興株市場は軟調。日経ジャスダック平均は5日ぶり反落、東証マザーズ指数は続落した。「引き続き新型肺炎関連に物色がみられたが、きのう買われてきょう利益確定売りで大幅安になった銘柄もある。

 SARS(重症急性呼吸器症候群)が発生したときも似た現象が起きた。企業業績に関わりなく物色されているため、上昇は一過性」 (国内証券)との声が出ていた。

ジャスダック市場では、小倉クラッチ<6408.T>、KYCOMホールディングス<9685.
T>、興研<7963.T>は下落。ドーン<2303.T>、多摩川ホールディングス<6838.T>、中央化学<7895.T>は上昇した。

マザーズ市場では、BuySell Technologies<7685.T>、UUUM<3990.T>、テノ.ホールディングス<7037.T>などが値下がり。メドレー<4480.T>、ロゼッ
タ<6182.T>、JMDC<4483.T>は値上がりした。「JMDCは直近IPO銘柄のなかでも期待できる。医療ビッグデータの分析・解析を行う会社で、規模も大きく利益も伸びている。最近じりじりと上がってきたものの、もう少し評価されてもいい」(同)との指摘もあった。


<13:43> 日経平均は後場軟調、円高や中国株安にらみ

日経平均は後場軟調、一時2万3800円を下回り、前場に付けたきょうの安値に接
近した。ドル/円が午前につけた安値を下回り、連れ安となったもよう。

 新型肺炎について、市場からは「SARS(重症急性呼吸器症候群)流行時の悪い記憶が呼び起されているが、個別では新型肺炎関連以外の銘柄で買われているものもある。

国内企業の決算発表前で手控えムードも出る中、利益確定の材料に使われやすい状況。死者が100人、200人と急拡大していかなければ不安心理も次第に落ち着くのではないか」 (国内証券)との声が出ていた。