森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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【ロイター】 1月17日15:38分、""〔マーケットアイ〕株式:マザーズは4日続落、決算銘柄を物色 小型株に利益確定売り ””

2020-01-17 20:17:48 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…
日経平均
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 前日比
24,041.26↑ (20/01/17 15:15) 
+108.13 (+0.45%) 
始値 前日終値 高値 年初来高値 安値 年初来安値
24,103.45 (09:00)23,933.13 (20/01/16)
24,115.95 (09:00)24,059.86 (20/01/14)
24,013.75 (10:38)22,951.18 (20/01/08)




① ""〔マーケットアイ〕株式:マザーズは4日続落、決算銘柄を物色 小型株に利益確定売り ””

2020/01/17 15:38 

    [東京 17日 ロイター] - 


<15:25> マザーズは4日続落、決算銘柄を物色 小型株に利益確定売り

新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均は反発、東証マザーズ指数は4日続落となった。「今週決算を発表した銘柄の物色が中心。ただ、きのう小型株が物色された反動もあり、利益確定売りも目立っていた」(あかつき証券・投資情報部部長の藤井知明氏)との声が出ていた。

ジャスダック市場では、大和コンピューター<3816.T>、ナガオカ<6239.T>、小倉クラ
ッチ<6408.T>が上昇。ワークマン<7564.T>、日本パレットプール<4690.T>、テクノホライゾン・ホールディングス<6629.T>は下落した。

マザーズ市場では、ログリー<6579.T>、マネーフォワード<3994.T>、UUUM<3990.T>が下落。オンコセラピー・サイエンス<4564.T>、ロゼッタ <6182.T>、Sansan <4443.T>は上昇した。


<15:15> 日経平均・日足は「小陰線」、「鬼より怖い一文新値」を警戒

日経平均・日足は短いヒゲを伴う寄り付きがほぼ「坊主」となる「小陰線」。

 上値の目安だった12月17日の昨年来高値2万4091円12銭を更新したものの、更新値幅はわずか24円82銭にとどまり、弱い日足を引いたことが不安を感じさせる。

 仮に、翌日反落した場合、相場格言にある「鬼より怖い一文新値」に準じるとともに、ダブルトップ天井のパターンを警戒しなければならざるを得なくなりそうだ。

 ただ、強い基調であることは疑いがなく、高値更新後の伸び悩みは、定石通りの一服と解釈することも可能。これ以降、上値を追う展開となった場合は、次の上値の目安として意識される2018年10月2日のバブル後最高値(2万4448円07銭)にトライする可能性が大きくなる。

 2万4000円を超えた水準は、過去の経緯から重さが意識されるだけに、昨年来高値更新となりながらも、正念場にあると言えそうだ。


<14:05> 日経平均はもみあい、見送られ後場の振れ幅は23円51銭

日経平均はもみあい。日経平均は2万4000円を上回る水準で一進一退となってい
る。

🐓 市場では「完全に週末の見送りムード。崩れる雰囲気は感じられないが、上値を取ろうする動きもない」 (国内証券)との声が出ていた。

 後場に入ってから、日経平均は上下にわずか23円51銭しか振れていない。





【nhk news web】 (重要記事)1月17日 19時21分、""阪神・淡路大震災から25年 被災地で犠牲者を追悼””

2020-01-17 19:59:13 | 保存版 ; 防災重要データー、被害状況、地震、南海トラフ、台風、火山、各種支援…



① ""阪神・淡路大震災から25年 被災地で犠牲者を追悼””
 
2020年1月17日 19時21分  阪神・淡路大震災 

 6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から17日で25年です。神戸市など大きな被害を受けた地域では、夜になっても犠牲者を追悼する行事が続いています。




神戸市中央区の公園「東遊園地」では、およそ5000本の竹の灯籠に明かりがともされ、地震が起きた午前5時46分に遺族らが黙とうして犠牲者に祈りをささげました。

震災後に生まれた若い世代も訪れ、神戸市の高校2年の女子生徒は「これからも震災を体験した人に話を聞いて、伝えていきたい」と話していました。

「東遊園地」での追悼のつどいは夜になっても続いていて、神戸市によりますと、午後5時現在で、去年より5000人多い、およそ3万8000人が訪れました。


17日は各地で防災訓練や災害について学ぶ教室なども行われ、震災の記憶や教訓を次の世代につないでいく1日となっています。


追悼式典 秋篠宮ご夫妻のほか、およそ400人が参列

     神戸市では、秋篠宮ご夫妻も参列されて、兵庫県などが主催する阪神・淡路大震災の追悼式典が開かれました。

阪神・淡路大震災の発生から25年となった17日、神戸市中央区の兵庫県公館で開かれた追悼式典には、秋篠宮ご夫妻のほか、遺族や政府の関係者など、およそ400人が参列しました。

⏰ 正午に全員で黙とうをしたあと、秋篠宮さまは「震災によって亡くなった人々のみ霊に深く哀悼の誠をささげます。震災の経験と教訓を踏まえ、人々が助け合い、安全で暮らしていける地域づくりが進められるとともに、その知見が国の内外に広まり、世代を越えて継承されていくことを願っております」と追悼のおことばを述べられました。

👤 また、兵庫県の井戸敏三知事は「震災を乗り越えてきた力で、未来に夢や希望が広がるよう全力で取り組んでいきます」と決意を述べました。

👧 遺族を代表して、妹を亡くした芦屋市の松本幸子さん(65)は「東日本大震災のあと、福島のボランティアに加わり、被災した人の話を聞いたことがきっかけで、震災の経験を伝える活動を続けています」と述べました。

🌹 このあと、参列者たちは献花台に花を手向けて、亡くなった人たちをしのんでいました。


 芦屋市の小学校でも追悼



阪神・淡路大震災で8人の児童が亡くなった兵庫県芦屋市の小学校では、児童や遺族らが慰霊碑に黙とうをささげました。

25年前の震災で、芦屋市では、精道小学校の校区内にある建物のおよそ7割が全半壊し、当時、小学校に通っていた児童8人と保護者6人が亡くなりました。

毎年1月17日に追悼式が開かれていて、17日は全校児童およそ600人と、亡くなった児童の遺族などが参列し、校庭にある慰霊碑の前で黙とうをささげました。

👤 続いて遺族を代表して、いまは東京に住む会社員の米津勝之さんが、娘の英さんとともに追悼のことばを述べました。

米津さんは、小学1年生だった長男の漢之さん(当時7)と長女の深理さん(当時5)を震災で亡くしました。

 米津さんは、被災した経験を語る活動をしていて「震災を経験していない子どもたちに思いが伝わったと感じることがあり、年齢や時間を越えて思いは伝わると知った。この小学校で震災について学んだ経験を今後に生かしてほしい」と述べました。

 続いて、代表の6年生の男子児童が「追悼式や震災学習が続いていることの意味を一人一人が考えていきたい」と述べました。

👪 このあと、児童たちは折り紙で作った手作りの花を献花台に供え、静かに手を合わせていました。


教訓語り継ぐバケツリレー



阪神・淡路大震災で住民たちがバケツリレーで火を消した経験を語り継ごうと、神戸市の小学校で消火訓練が行われました。

25年前の震災で火災が起きた神戸市東灘区の御影小学校の近くでは、住民たちがバケツリレーをして川などから水を運んで火を消し止めました。

この経験を語り継ごうと、毎年、消火訓練が行われていて、ことしは3年生と4年生の合わせて220人がグラウンドに列を作り、声を掛け合いながら水が入ったバケツを隣の人に手渡していきました。

4年生の女の子は「思ったよりバケツが軽かったので、うまくできました。火災が目の前で起きても慌てることなく対応できるようにしたいです」と話していました。


👤➡👪 地元の自治会の日野昌弘会長は、「震災でこの地域にも大きな被害があったことを子どもにも知ってもらい、災害に備えるようにしてほしい。震災の記憶や教訓を風化させないためにも、今後も訓練を続けたい」と話していました。


長田区の商店街で黙とう

     阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区の商店街では、店の人たちや買い物客などが正午に黙とうし犠牲者を悼みました。

神戸市長田区の「大正筋商店街」は、地震の直後に大規模な火災が起きて、98あった店舗のほとんどが焼け、2人が亡くなりました。

17日は正午に店の人たちや買い物客などが黙とうし、犠牲になった人たちを追悼しました。

商店街は去年ようやく、ほぼ完了した行政主導による再開発地区の中にあり、建物や店舗は再建されたものの街のにぎわいが戻らないのが課題で、こうした経験や教訓は交流を続ける東日本大震災の被災地に伝えられています。

👤 訪れた神戸市須磨区の63歳の男性は「黙とうの瞬間は、震災当時の様子が頭に浮かんできました。25年の間で、この商店街は、ここまで復興したんだなと感動しました」と話していました。

👤 大正筋商店街の伊東正和副理事長は「25年は節目ともいえるが、あくまでも通過点で、あすからも1日1日を大切に積み重ねていきたいです」と話していました。
自民 二階幹事長「国土強じん化の努力 絶え間なく続ける」
  
 👤  自民党の二階幹事長は、記者会見で「多くの教訓は、こんにちの防災・減災計画に反映されているが、自然災害で国民の命を失わないようにしようという国土強じん化の努力は、これからも絶え間なく続けていかなくてはならない」と述べました。


大相撲 照強「被害受けた人のために成長目指す」

    大相撲で平幕の照強は、地震が起きた25年前の1月17日に兵庫県の淡路島で生まれました。

ことしの誕生日は初めて幕内の土俵に臨みましたが敗れ、「自分の相撲をこういう場で取れないのが、まだ力不足かな。また稽古して、来年も幕内で迎えられたら。こういう日にもっと気持ちに余裕を持って、相撲を取れるようにしたい。

 25年というのは大きな節目だ。記憶が薄れていくというのもあるが、その日、被害を受けた人たちの記憶には鮮明に残っている。そういう人たちのために、30年を目指して番付を上げ、1年、1年、しっかり自分の成長を目指していきたい」と話していました。







【nhk news web】 1月17日 18時07分、""18日昼前にかけ 関東甲信の平野部で積雪も ””

2020-01-17 19:22:38 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…



① ""18日昼前にかけ 関東甲信の平野部で積雪も ””

2020年1月17日 18時07分 気象 


🌀 低気圧の影響で、関東甲信は18日昼前にかけて雪や雨が降り、山沿いを中心にまとまった雪となるほか、東京23区を含む関東の平野部でも、雪が積もるところがある見込みです。

 18日は、大学入試センター試験の初日で、気象庁は「最新の気象情報を確認し、時間に余裕を持って試験会場に向かってほしい」としています。

 🏢 気象庁によりますと、18日にかけて低気圧が発達しながら関東の南岸を進み、関東甲信の上空1500メートル付近にはマイナス6度前後の寒気が流れ込む見込みです。

☂⛄ このため関東甲信ではこれから18日昼前にかけて雪や雨が降り、山梨県や、関東の山沿いを中心にまとまった雪となるほか、東京23区を含む関東の平野部でもうっすらと積もるところがある見込みです。

⛄ 18日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで山梨県で20センチ、関東の山沿いで10センチ、関東の平野部で5センチ、東京23区で1センチと予想されています。

 予想よりも気温が低くなった場合などには、関東の平野部で雪が積もる範囲が広がる可能性もあります。

👀👂 気象庁は、積雪や路面の凍結などによる交通への影響に注意するとともに、受験生には「最新の気象情報を確認し、時間に余裕を持って試験会場に向かってほしい」としています。


【nhk news web】 NEW 1月17日 18時31分、""新型ウイルス肺炎「高齢者・持病ある人 注視する必要」””

2020-01-17 19:10:28 | 健康・病気; 新薬・新治療法、 老化、リコール、感染症コロナウィルス!



① ""新型ウイルス肺炎「高齢者・持病ある人 注視する必要」””
 
2020年1月17日 18時31分  肺炎 

🏢 中国の湖北省武漢で相次ぎ、日本国内でも確認された新型コロナウイルスによるとみられる肺炎について、国立感染症研究所は次から次に広がる可能性は低い一方、高齢者や持病のある人が重症化しやすい傾向があるとして、注視する必要があるとする見解を示しました。




🐉 中国の武漢では先月以降、新型コロナウイルスが原因とみられる肺炎患者が41人確認され、このうちの2人が死亡したほか、日本国内でも武漢から帰国した中国籍の男性の感染が確認されています。

🏢 これを受けて国立感染症研究所は17日、報道各社の取材に応じ、ウイルスの性質などについて説明しました。

👤 この中で、鈴木基感染症疫学センター長は「濃厚接触によってヒトからヒトに感染したケースはあるが、現時点では次から次に広がる可能性は低い」と述べました。

 また、病原性について、2003年に中国やアジア各地を中心に広がり800人近くが死亡した「SARS」などと比べて低いとみられる一方、中国からの報告では高齢者や持病のある人が重症化しやすい傾向があるとして、感染の広がりやウイルスの性質の変化などを注視する必要があるとしています。

👤 このほか、鈴木センター長は武漢から帰国後に感染が確認された男性から得たウイルスの遺伝子などを使って、確認にかかる時間を現在の2日間から短縮できる、精度の高い検査法の開発を進めていると明らかにしました。










【nhk news web】 1月17日 14時21分 、""「チバニアン」 国際学会が命名決定 日本の地層で初登録””

2020-01-17 18:49:45 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…



① ""「チバニアン」 国際学会が命名決定 日本の地層で初登録””
 
2020年1月17日 14時21分 

📗 千葉県にあるおよそ77万年前の地層を地質学の国際的な基準に登録し、そこからおよそ12万年前までの地質学上の時代を「チバニアン」と命名することを国際学会が決めました。

 日本の地層が国際的な基準に登録されるのは初めてのことで、今後、高校の地学の教科書にも「チバニアン」の記載がみられることになりそうです。
 
🏔 千葉県市原市にあるおよそ77万年前の地層は、このころに地球の地磁気が逆転した痕跡を残していて、茨城大学や国立極地研究所などのグループは地球の一時代を代表する地質学の基準である「国際標準地」に登録するよう国際学会に申請していました。

 17日、韓国で開かれた国際学会の理事会での投票の結果、登録が認められ、およそ77万年前から12万年前までの地質学上の時代を千葉県にちなんで「チバニアン」と名付けることが決まりました。

 
📗 地質学では、地球のおよそ46億年の歴史を、「国際標準地」などを基準に117の時代に区分していますが、日本の地層を基準にして時代が決められたのは初めてです。

 「チバニアン」の時代は、人類であるホモ・サピエンスが誕生した時期を含むなど地球の歴史の中でも重要な時期を含んでいて、今後、高校の地学の教科書にも「チバニアン」の記載がみられることになりそうです。


「チバニアン」とは

     「チバニアン」は、ラテン語で「千葉時代」という意味で、77万4000年前から12万9000年前までの地質学上の時代を指します。

 千葉県市原市で確認された地層を時代の境界の基準である「国際標準地」として登録して時代を定めたもので、これまでは「中期更新世」と呼ばれてきました。

 基準となった地層は、77万4000年前に海底で堆積したもので、この地層の前後には、この時期に地球の地磁気が逆転するという特殊な現象の痕跡が残されていました。

🌏 地球には、方位磁石が反応するように、N極とS極がありますが、この地層の中の鉄を含む粒子の分析結果から地磁気が数千年をかけて向きを変え、逆転した様子が確認できたということです。

 地磁気の逆転現象は、現在までの360万年の間に少なくとも15回あったと考えられていて、およそ77万年前の逆転は、その中で最後の逆転だということです。


🏢 地質学の専門家で作る国際学会である国際地質科学連合は、地球の歴史を117の地質時代に区分していて、その基準となる「国際標準地」の登録はヨーロッパや中国が多く、日本の地層が登録されるのは初めてのことになります。

 「チバニアン」の時代は、氷河期と比較的温暖な間氷期が10万年単位で繰り返され、私たち人類であるホモ・サピエンスが誕生したとされるおよそ30万年前から20万年前も含まれる重要な時期で、今後、高校の地学の教科書にも「チバニアン」の記載がみられることになりそうです。


申請リーダー「感無量です」

 👤    「チバニアン」と命名することが決まったことを受けて、東京 立川市の国立極地研究所で、申請チームが記者会見を開き、リーダーを務める茨城大学の岡田誠教授は「申請チームのリーダーを引き継いでから6年半で、申請してからは2年半となり、なんとかたどりつけました。この日が来ることをなかなか想像できなかったので、感無量です」と感想を述べました。

📗 そして、学問的な意義について「地質学は外国で決められた時代の名前を暗記することが多かったが、自分たちで時代の名前をつけて世界基準にするなど、身近な学問であることを示すことができたと思っている。

 また、登録された地層はこの時代を研究する際に最も優れた地層であることが証明されたので、この時代を調べる世界の研究者と共同研究が行われることになり、世界に開かれた地質学が展開できるきっかけになる」と語りました。


市原市役所では…

     千葉県市原市のおよそ77万年前の地層が「国際標準地」に登録されることが決まったという知らせは、国際学会から報告を受けた研究グループから午後2時すぎ、市原市の担当課に電話で伝えられました。

🏢 市原市役所では、電話を受けた担当の職員が「決まりました」と声を上げると、周りにいた別の職員らが一斉に拍手をしたり握手したりして喜び合いました。

👤 市原市ふるさと文化課の今泉敬士郎課長は「きょうの連絡が予定より遅れていたので少し心配しましたが、認定されてほっとしています」と話していました。

このあと研究者と電話でやり取りをした市原市の小出譲治市長は「おめでとうございます。市原市としてもしっかりやっていきます」と伝えたあとガッツポーズを見せていました。


住民から喜びの声「とても誇らしい」

     地元の千葉県市原市では住民から喜びの声が上がっていました。

👧 市原市役所を訪れた21歳の女性は「こんなに早く決まるとは思っていなかったので、とても驚いています。自分の住む町に地球の歴史を代表するような場所ができてとても誇らしいです」と話していました。

👤 また、市原市出身だという65歳の男性は「『市原』の名前も入れてほしかった気持ちもありますが、『千葉』の名前が世界中に知られることになり、うれしいです。地層を見に来る人で市原がにぎわって、経済効果も生まれてくれればうれしいです」と話していました。


見学者「感動」

    研究グループの申請が行われて以来、現地には全国から多くの見学者が訪れるようになりました。市原市によりますと、現在は年間でおよそ3万人が見学に訪れるということです。

 正式決定を前に、16日、初めて現地を訪れたという34歳の女性は「地球の歴史の一時代に日本の地名が付くことは初めてなのですごくうれしいし感動しています。すぐ目の前で古い地層が下から上まで連続的に重なっているのをみることができて、すてきな場所です」と話していました。

森田知事「新たな誇り」

     千葉県の森田知事は「県民の新たな誇りであり千葉の魅力を世界に向けて発信できる絶好の機会となり大変うれしい。さまざまな形で活用されることを期待します」というコメントを出しました。


地元では住民らがガイドに

     登録が正式に決まった一方で、地元では、すでに見学者の増加を見越した動きが始まっています。

地元に住む石井あゆみさん(62)は知り合いらに声をかけ、おととしの夏にボランティアガイドの団体を作りました。

 地元の人や研究者らが時折訪れる程度だった地層が申請をきっかけに話題になり、見学者が増えてきたものの「説明がないと、地層の意義がよくわからない」という声があったことが、団体を設立したきっかけだということです。

 このため、石井さんは、現地を案内して魅力を伝えたいと、博物館の学芸員や専門家などの助言を得ながら、わかりやすい案内のしかたを考え説明のための資料も作りました。

 石井さんの呼びかけに応じてガイドのメンバーは現在およそ20人にまでなりましたが、「国際標準地」に登録されるとさらに見学に訪れる人が増えると見込まれることから、16日も新たにガイドに協力してもらえる人を募って研修会が開かれていました。

👤 石井さんは「教科書で出てきたジュラ紀や白亜紀と同じレベルのものが地元にあったというのがとても感動的で、不思議な感覚です。地域興しにつながればいいですし、子どもたちが地層に感動して自分たちも研究しようかなという気持ちになってくれれば、ロマンが広がってうれしいです」と話していました。


地層にちなんだお菓子も登場!

     チバニアンブームを盛り上げようと、地元では地層にちなんだ土産物も相次いで開発されています。

🏭 千葉県市原市の食品製造会社は、チバニアンで地元を盛り上げたいと市と相談を重ね、千葉県の特産品であるピーナツを使ったお菓子を開発、販売しています。

商品はピーナツを砂糖でコーティングして、3つの色をつけています。

一見すると普通の豆菓子ですが黄色は抹茶味、緑色はイチゴ味、ピンクはバナナ味と見た目と違う風味になっているのが特徴です。

「味を『逆転』」させることで地層の最大の特徴である「磁場の逆転」をPRしようという開発メンバーのアイデアから生まれました。

 黄色いピーナツを試食した女性は、抹茶の味に少し驚いた様子で「おもしろいアイデアですね。こういうお菓子で千葉をどんどん盛り上げていってほしいです」と話していました。

 会社では、それぞれの色ごとに分けて3列にうまく並べることで、地層に見立てて楽しんでもらうことも期待しているということです。店長の伊藤亮平さんは「お菓子を食べながら若い方からお年寄りまで一緒に楽しんでもらいたいです」と話していました。