じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

(旧)オオモンイザリウオ

2016-05-06 19:45:42 | ダイビング関係のお話

オオモンカエルアンコウ

分類 カエルアンコウ亜目 カエルアンコウ科 カエルアンコウ属
英名:Trilobate frogfish  学名:Antennarius striatus


黒い個体の正面やや上から撮ってます


横向き 顔は左です


真横から 四股を踏ん張ってます


黒ですが上の写真とは違う個体 右向きです


左向き 魚らしい尾びれが見えます


茶色い個体がいます、が、分かりますか?


ライトで照らして色を出した写真


照明で色を出し 真っ正面から

と、言う事で2007年までは「オオモンイザリウオ」と呼ばれていましたが、イザリと言う呼称が差別用語だと難癖をつけられ、イザリウオはすべて「カエルアンコウ」と呼ぶ事になった訳であります。
で、アンコウ族の魚で英名がフロッグフィッシュなので単純に「カエルアンコウ」になったそうであります。
この魚は頭に「エスカ」と呼ばれる疑似餌を持っていてそれをヒラヒラさせて小魚をおびき寄せます。
で、寄って来た所を補食する訳ですが、一説に拠ると捕食の時には口が10倍にもなり一瞬で丸呑みするんだそうであります・・・私は口から尻尾が出ているのしか見た事が有りませんで、捕食シーンは見た事が有りません。
で、この魚は泳ぎは苦手であります・・・が、繁殖期には必至で泳ぎ回って相手を捜します。
とは申しましても私が全速で追えば捉えられる程度に泳ぎはヘタクソであります。
で、普段は岩やサンゴなどに擬態してジーッとしつつ、魚が視界に入るとエスカをヒラヒラさせる訳であります。
しかし、滅多な事では他の魚も寄っては来ない訳でして、一度見つけたイザリウオを一ヶ月間以上同じ態勢で観察した事も有りました。
で、イザリウオの名前の由来は・・・この魚はイザって歩く訳でして、その姿はどこから見てもイザリウオなのであります。
ちなみに、上のお写真の黒い2個体は光を当てても黒いままで分かり難いですが茶色い個体と殆ど同じ格好で両手(ヒレ)を踏ん張っているのであります。





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ニシキフウライウオ

2016-05-06 16:50:33 | ダイビング関係のお話
ゴーストパイプフィッシュ
 学名 Solenostomus paradoxus
 分類 トゲウオ目-ヨウジウオ亜目-ヨウジウオ上科-カミソリウオ科


子供を抱いているようなので雌でしょうか?


これも子供を二つ抱えているので雌でしょう?


上記と同じ個体 ウミシダに擬態していました


子供が二匹 同じ個体です


水中ではこの色に見えます

ニシキフウライウオはやや珍しい種でして、私の経験でもそんなに沢山は見ていない魚であります。
今回の種は体調が5センチ程度でありましたが、それで普通の大きさかと思います。
魚としては泳ぎは得意ではなく、ウミシダやソフトコーラルに擬態して隠れています。
なので一度見つけると暫く見られるので何度も見ている気になりますが、同じ個体なので、やっぱし珍しい魚だと思います。
で、ンじゃぁ、ずーっと居着いているのかと言うとそんな事も無くて、突然居なくなるのであります。
だからフウライウオ・・・風来魚? なのかと思っています。
いや、私の経験では、やっぱし風が吹いて波気があった夜に旅立つような気がしますけれども、定かではありませぬ。
赤っぽく写っているのはライトで後の岩を照らして反射光を得るなどして工夫してあります。
一番下が自然光なんですけれども、水中ではこの色に見えている訳でして、見つけるにはそれなりの眼力が必用であります・・・と、申しましても居そうな所が決まっているのでしつこく探せば出て来ますけれども。
で、結構な確率でペアで見られるのでありますが、2個体いた事は居たんですけれども、どっちもお腹のヒレの所に子供を抱えているので雌じゃないかと思うんですが・・・詳しく無いので適当に語っております。



コメント (2)
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