じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

今夜の独り言

2016-05-27 20:47:17 | 日記的雑談
冷たい焼酎を呑んでいて、それが美味い訳です。
いや、ステンレスのコップと言いますか、スーパードライを買ってもらったステンレスの保冷剤入りの冷たい器で飲んでいる訳です。
いや、本来はつめたいビールをズーッと冷たいままに飲むための器なんでしょうけれども、私の場合、ビールは温まる隙を与えずに飲んじまう訳なので、もっぱら冷たい焼酎を飲むのに用いている訳です。
ナント申しましょうか・・・景品で貰った物にまともな物なんて無いと馬鹿にしていたんですけれども、この器の保冷力はハンパ無いです。
まず、器はパッと見500mlは入りそうな雰囲気なんですが、350mlの缶ビール一本が入り切らない容積なのであります。
その訳は・・・全身がステンレスなんですが、外側と内がの間には蓄冷材がたっぷり入っているらしく、なので使う前に冷凍庫で凍らせると冷え々になるのであります。
で、その保冷効果は・・・少し大きめの氷をギリギリ4個入れて焼酎を100mlほど注いで、それを2杯呑み、朝まで放置したとすると・・・氷の欠片が残ったままになっているのであります・・・いや、蓋などしていませんで、室温に曝したままでも氷は溶けずに残ってます。
で、これは私の勝手な推測なんですが・・・外側のステンレスのすぐ内側の保冷剤との間には断熱材が入っていて外気からの温まりは少ないのだと思う訳です。
その理由は、冷凍室から取り出した器は手に吸い付くんじゃないかと思うほどに凍って冷たいのですがアッと言う間に手の温度に馴染む訳です。
そして、その後は器の外壁に結露が見られないと言う事は・・・中の冷温と遮断されていると、伺える訳であります。
まっ、だからナンなんだと言われましても唯それだけの事なんですが。

ところで、本日まで5日間、造園科の教室に通った訳なんですが、私しゃ人生観がまた少し変わりそうであります。
いや、学んだ事を生かしてナニ、とか、そう言うんじゃ無しに、社会って、某かの役割と言いますか、「ねばならない」・・・例えば、行かねばならない場所、とか、やらねばならない事、とか、そう言う、意思に反してでも「ねばならない」状況を持つと言う事は、自由気侭に全てを自分で考えて行動する生活よりも数倍楽である、と感じているからなのであります。

私しゃサラリーマンであったときも小さな営業所の所長でして、本社の目が届かないのを良い事に殆ど好き勝手にやってましたし、その後の20年近くは自分の店で働いていた訳でして、常に明日をどうする、と、考え続けて生きていた訳であります。
しかし、まっ、飯の種をどうすると言う話しを抜きにした戯れ言ではありますが、朝起きてから家に帰り着くまで、一切自分の意思を働かせる必要がない生活を5日間送ってみると・・・時間の遣繰りを考えない生活がナントもカントも心地良いのであります。
今の所私が考える事と言えば、お昼にファミマに行って弁当を買う時に迷う程度の事でありまして、通学路でさえ、ここは渋滞が激しいからアッチへ回ろうなんてのが出来ないお約束になっている訳で、考える余地がないのであります。

今更そう言うことを言う齢では無かろうに、と、笑われるのを承知で宣っちまいますが・・・人は働いてナンボの生き物なのかも知れないなぁ・・・なんてね。

いや、そんな事を言いつつも分かっているんです。
店を辞めて2年と半・・・好きなだけ遊んで来た訳でして、振り子は目一杯「自由」と言う方に振り切った訳です。
で、振り切った振り子は当たり前の事として対極へと勢い良く戻って行く訳であります。
まっ、その過程で又ぞろ「自由が良い」とか「束縛なんか糞食らえ」とか「遊んでこそナンボの人生だろ」とか言うに決まっているんですけれども。

と、言う事で、ナントナク、私の振り子は「自由気侭」の頂点まで振れて、これから対極「不自由と束縛」の頂点へと向うのであると思う訳です・・・と、宣いましても今の学校は僅かに半年・・・遊んでいた期間との釣合がアレなんですけれども・・・まっ、もしも半年後に造園屋に務める、ナンて事が起きたら天変地異の前触れと思って下さい、と。

おおっと、9時19分でストぉ・・・眠いので寝ます  おやすみなさい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが実習だぁ~!!!

2016-05-27 19:45:36 | 日記的雑談

造園科 実習の姿


これから「草むしり」へ向う前の注意を受ける


雪吊りを外す作業の注意を受けている


日本庭園の完成予想図 生徒にこれを描け、と?


測量のいろはを教わっている所


造園科なのにイモ畑を耕耘機で耕している所

と、言う事で、今週の5日間に受けた授業の要所を写真で出してみた次第でありますが・・・まっ、ここに写っていない「草むしり」の風景が一番多かったような気がします。
造園業と言うのは建設業なんである・・・園芸とは一線を画する物である、と言うのは分かったんですけれども、しかし、今時、庭に石を入れて黒松を配して四つ目垣、と言う日本風の庭を所望する家があるでしょうか?
無いでしょ? ナンタって、畳屋が不景気だって言うんですから住宅は洋風な訳です。
家が洋風なのに庭が日本庭園なんてある筈が無い・・・庭師の需要は少ない・・・がチョーンであります。

いや、日本の伝統的技法を継承する「庭師」になるのだ、ナンて崇高な意思に目覚めたとしても齡は既に還暦を過ぎている訳で、残された時間は少ない・・・基礎を覚えた所で時間切れの可能性もチラホラと見えてしまった今日この頃・・・金曜日の夜、皆様におかれましては如何お過ごしで在りましょうか? ソーですかぁ、さしたる変化も無い普通の一日を過ごしておりますかぁ~・・・まっ、大概はそんなモンでしょう。

本日の造園科の授業は、午前中は雨模様であったために座学でありまして、日本庭園の未来がいかに暗澹たる状況にあるかと言うやる気の削がれる話しに始まりまして、ガーデニング業界やらエクステリアまでを引っ括めて「庭とはナンゾや」なんて事を聞かされた訳であります。

アレですね・・・還暦など過ぎて手に職をナンて事で気侭に小銭を稼ぎたいのなら、訓練校でつまらない資格なんぞに手を出すよりも、二種免でも取ってタクシーでも乗った小銭を稼いだ方が良いのかも知れないと思うようになっちまいました。
まっ、私は金銭面でのソレはナニなのでアレはドーでも良いので気にしませんが。

それにしましても、本日の講師の先生は「庭師」の人ではなく、園芸のほうの人な訳でして、造園業の暗い将来と、ガーデニングとてもそんなに明るくも無さそうな業界と言う事で、一般家庭が求める庭像とは、と言うのを教えて頂いた訳です。
結論は・・・大都市で金を持っていて忙しい家ほど、庭なんか無い、と言う事で、求められる庭は、手間がかからず、金も掛からず、サラッとみっともなく無い程度が宜しい、と言うのが今のご時世なのだそうであります。

粋な黒塀 見越しの松に あだな姿の洗い髪・・・なぁ~んて粋な世界はもう日本国でも遠い昔になっちまったのであります。
なので、今時の庭師は、コンクリートブロックを積んで塀を作れて、その上で庭にチョチョっと木も植えられる・・・そんな仕事が求められているんだそうであります。
で、木よりも大切なのは「花」でありまして、今時のシロートは花には詳しいから造園専門で木しか触らない庭師は相手にされないのだとか・・・そっかぁ~、じゃ来年は左官屋のクラスに応募しなきゃ、と、マジで思ったりして。

さて、本日の授業は、座学では、現状としての日本の家の庭事情と言うのを教わりまして、午後からは、造園科なのに園芸の方に舵を切りまして「イモ畑」の準備でありました。
昨年の今頃に積んだ堆肥を雑草だらけの畑に敷きまして、化学肥料を撒き、耕耘機で耕した訳であります。
造園科なんですけどね、イモ畑もやるんであります・・・そして、毎日の日課としての「草むしり」をやりまして、泥だらけになって本日も終了と・・・まっ、こんな感じでありました。

あすは野草園に行って樹木の名前を覚えて来なくちゃ・・・やる事多いです。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする