瀬戸は日暮れて夕波小波・・・と唄ったのは小柳ルミ子でありましたが、今日の我が家地方は、山は時雨れて大雨小雨 って感じでしたが・・・まっ、いいでしょう。
江合川や鳴瀬川には白鳥が来たと言うけれども我が家地方の七北田川に白鳥の姿はまだ見えていません・・・まっ、だからなんだって話ですけど。
今日はバイトで半日プールの立ち番でありました・・・又の名を水面監視員という。
で、朝一から子供のスイミングスクールが始まるんですが、やる気の無いクソガキが多く教えているおばちゃんイントラの苦労が気の毒で一発ガツンとやりたいと思うわけであります。
が、昭和の時代じゃあるまいし子供にゲンコツなど食らわしたら事件になっちまいます。
ので、言う事を聞かない子供の両腕を抑えて身動き取れなくし、それでも暴れたら腕を持ってプールから釣り上げ「おとなしくしろ」と声で脅かすわけであります。
しかし・・・私の勘ではそれで大人しくなると思ったんですが全く効き目は無く、かえって逆効果でして、また吊り上げてほしくてまとわり付いてきたのでありました・・・ダメダコリャ、と諦め以後関わらない事にしたのは内緒です。
自分らが手帳の人と呼ぶ来場者があります。
障害者手帳などをお持ちの方で、重度の人は付き添いの人も利用料が免除になります。
本日、自分はザビエルさんと呼んでいる彼が付き添いの方と来場されたわけですが・・・えっ? 何故にザビエルなのか、ですか?
いや、アルシンドでも良いんですが、まっ、そー言うことであります。
で、ザビエルさんは水中に潜るのが大好きで、プールの半分くらいまで潜水で行ってしまうのであります。
そして浮上しつつ一呼吸してまた潜りあっちの壁まで行くのであります。
そんな事を小一時間やり、付き添いの方が上がるよと合図をすると、必ず「もう一回」と言って最後のひと潜りをするのであります。
しかし、一回で終わることは少なく、大抵は付き添いの人に引っ張られて上がるのでありました。
今日は小学生の本格スイマー兄弟(姉と弟)も来場しました。
いつもは父兄が練習を見ているんですが今日は2人を置いて行ったようでありました。
すると2人は練習をそっちのけで鬼ごっこを始めたのでありました。
偶々空いていたフリーコース内を潜ったり泳いだり飛び跳ねたりと、その姿は宛らイルカの子供が遊んでいるようでありました。
この子らは普通に泳ぐととても速い子でドルフィンキックなどお手の物であります。
なので姉に追われて逃げる弟の2人の姿は本物のイルカの動きに負けない俊敏さでプールが狭く見えるのでありました。
と、言うことで、本日の水面監視は飽きることが無く良い日であったと、まっ、唯それだけの事なんですけどね。
で、午後2時半に勤務が終わりったら速攻で着替え自分がプールに入るわけであります。
既に申し込んじまった年寄り専門の水泳大会に備え付け焼き刃の練習をするのであります。
自分が出るのは平泳ぎなので練習はそれだけでありまして、はたから見たら息を切らして平泳ぎだけをやり続ける不気味な奴に見える事間違いなしであります。
まずUPでクロールを一本100メートルは泳ぎますがあとは只管平泳ぎであります。
ビート板を持ってキックの練習から始まり、ロングで水慣れしながら徐々に追い込み、仕上げは50メートルダッシュを5本で、都合1300メートル泳ぎました。
これを40分くらい、休まずやってヘロヘロになるのであります。
これをやると思うわけですが、まだこんだけやれる、なのか、これしかやれない、なのかと。
まっ、競うからには負けたくは無いけれども、現実は・・・噫無情、なんちゃって。