じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

お昼前の雑談

2021-10-06 09:58:52 | 日々の雑感
今日は遅番のバイトで午後3時から9時半までの勤務であります。

バイト終了が9時半というと帰宅して風呂に入ったら10時半過ぎでありまして平時の自分なら白河夜船であります。

それは辛い・・・とても辛い上に明日は訳あって5時半には家を出たいという睡眠不足地獄の気配が濃厚な状況でありますが、まっ、愚痴っても仕方がないので忘れることにしましょう。

で、程よい曇天の今朝、久しぶりに畑の手入れに出て見ました。

まずは本日の収穫など。


ニラ・ピーマン・シシトウ・ナス

この他に山のくらいのトマトが採れているんですがあれは多過ぎて食いきれませんが、なるべく無駄にしないように必死で食べます、なんちゃって。

で、次にやったのが放置してあったスイカ畑の片付けと次への準備でありました。
防草シートと敷き藁を剥がし堆肥を入れて耕耘でありますが、防草シートの下でぬくぬくと寝ていた芋虫たちが布団を剥がされたかの如くに驚き蠢きだすのであります。

コガネムシの幼虫

いや、その様を面白いと思うか気持ち悪いと思うかは様々でしょうけれども自分はやや哀れを感じました。
が、気持ちとやることは裏腹でして無慈悲にも耕運機で土ごとかき混ぜちまうのであります・・・アーメン!!! なんちゃって。

あれです、近頃縄文時代に凝っていて色んな本を読んでいるうちに「縄文人のルーツ」的な本に出くわし只今鋭意読み込んでいるところであります。

で、母方の遺伝子がどーのでY遺伝子はあーだ、と詳しい説明があるんですが素より脳みその回転が良くない自分には雰囲気で掴むのが精一杯であります。

で、本日、畑で縄文人になりきって作業をしつつY遺伝子の伝搬過程などを思い浮かべていて大発見をしました!!!

畑には似たような野菜が三種植えてある訳ですが、これが普通では考えられない結果を生むことがありまして、例えば、シシトウなのにとても辛いものが採れるのであります。

私ゃシシトウは先祖が唐辛子で品種改良で辛味を抜かれたんで突然先祖を思い出して辛くなるんだろうと思っていた訳です。

が、縄文人の遺伝子の伝搬を考えつつピーマンを摘んでいて閃きました!!!
そっか、こいつらは三種の花粉をごちゃまぜに受粉しているのである、と。

確かに、シシトウの隣には唐辛子がある訳でしてそれを受粉したらシシトウは辛くなるのだなと思うとともに、これまた近くに植えてあるナスも同じナス科の唐辛子を受粉したやつがとても辛いナスになるのだな、と言うのは大嘘でナスはナスのままであります。

いや、ナスはたぶん唐辛子の花粉では結実しないんだと思うんですが、もしもできたら辛いナスが生まれやしないかと思うと試して見たくなる訳であります。

いや、ナスは未だ花があるんですが唐辛子は終わっちまいましてこの試みは来年の課題と思うんですが、最大の問題は自分が来年までこの事を覚えていられるかであります。

あれです、ピーマンなのに赤いのが沢山できるんですがそれは味も変でして辛いって言うか酸っぱいって言うか、まず変なのであります。
まっ、それもシシトウの花粉の仕業と思うんですが・・・野菜を作る人には常識なんですかね?

でも、あれ、自分は辛いシシトウを時限爆弾と呼んでいるんですが酒のつまみに焼いて食べている時のドキドキ感と当たった時のシマッタ感は小さな楽しみであります。

畑で手を動かしていると、精神的には「無」になる時とまさかと思う事を思いつく場合がある訳です。

本日は縄文人のY遺伝子の系譜から赤いピーマンの謎をひとくさり考えた後に浮かんだのはバブル後の日本経済と現状でありました。

いや、経済に詳しい訳でもなく学問的な基礎など何も無い莫迦の戯言なんですが、アメリカ様が金利を上げると言い、少しずつ円安に振れているのを見つつ、日本の明日はどーなる、なんて事を想ったのでありました。

あれです、日本は不景気で他所の国はそこそこ良いのに政府は何をやってんだとか、アベノミクスは失敗とかで、日本の金融政策は間違っているとの世論ばかりを聞くんでが本当にそーなのか、なんて事を考えつつ鍬を振るっていました。

2018年からはずーっと110円を境にその幅は5円までの動きってのが肝と言いますか味噌だと自分には思える訳であります。

ミスター円と呼ばれた榊原ですがこの人名を聞くと、あの大失敗を思い出すのは自分だけでは無いと思います。

もう20年にも前になりますか、大蔵省の官僚だった榊原が3兆円の資金をぶち込んで円安に誘導する(117円を122円に)と息巻いた結果、アメリカ様は怒りお灸を据えられ榊原は退任し、今もいる黒田総裁が就任したのでありました。

で、アメリカ様がへそを曲げたのを切っ掛けに100円の円高になってしまったのを黒田総裁が110円に戻した、なんて事があった訳です。
この時のアメリカ様のお言葉は「世界最大の輸出国が為替操作で通貨を下げて輸出で稼ぐなんて言語道断」と言うものでありました。

で、その後の日本経済の足かせと言いますか、失われた20年や30年の元はここだと思うんでありますが、どーなんでしょうか?

世界最大の輸出国がと怒ったアメリカ様の鼻息後の日本はどうでありましょうか?
日本の経済を日本だけで解決できるのならそんなに難しくは無い、そー言う事だと私ゃ思うんであります。

あれです、一度持たれた認識は覆すのが大変ってのは個人間でもそーですがこれが国対国となったらどんなものなのか、自分には窺い知れないところではありますが、日本はアメリカ様に二度恐怖を与えている訳でしておいそれと手綱を緩めてくれるとは思えないのであります。

一度目は大東亜戦争で、二度目は経済戦争でアメリカ様を恐怖に陥れた日本には「武器は与えるな」と思うのは宜なるかな、でありましょう。

あれです、自分としては日本経済の敗戦はプラザ合意の時と思うんですが、あれを知っている榊原が円安介入っのは腑に落ちないとも言えます。
でも、退任間近で花道が欲しかったのか、それとも、何か変な毒饅頭を食ったのか? なんちゃって。

まっ、本物の武器もそーですが将来のアメリカの飯の種になりそうな分野は悉く抑えられた結果が今の日本でありまして、産業の構造も日本の意思だけでは組み立てられないから厄介と思うんであります。

ということで、願わくば、中国がアメリカ様の最大の悪者でいてくれる間に日本国の立ち位置を少しでも戦勝国連合に近づけられる事を願います、なんちゃって。

こんな事を思いつつ新内閣を思うと、反日マスコミに流された国民の感情で安倍色廃止とか、年寄りを排除して新鮮味を盛り込めなんて寝ぼけた事は言えない訳でして、対外的にもハッタリの効く麻生さんなんかは未だ頑張ってもらったら良かったんだが、なんて事を思うのであります。

世界中を見渡して自国の思惑だけで自由に振る舞える国なんてのは国民が飢え死にしようが爆弾で死のうが構わない独裁政権かアメリカ様だけだと思うんであります。

そんな世界にあって自国内には未だに進駐軍の基地が首都圏にある日本国の舵取りは難しいんだろうなぁ・・・頑張れ岸田内閣、なんちゃって、偉そうに。







コメント
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