千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

神奈川県立近代美術館

2007-12-17 | 美術館
12月の美術館めぐりは、11日の火曜日、葉山にある「神奈川県立近代美術館 葉山館」まで
行ってきました。

葉山と言えば、「葉山の御用邸」しか頭に浮かんでこない。
3時間半ほどの道のりで神奈川県立美術館へ着いてみると、
すぐ下は海で、大きな松の向こうに海岸が広がっています。
その先の海岸は皇室の方々が見えられるところだそうです。

美術館は「プライマリー・フィールド」・・・7人の現代作家の平面・立体作品の展示です。
パンフレットによると「プライマリー・フィールド」とは「原初的な場」あるいは「基本的な場所」
と言う意味だそうで、それを踏まえて7つの作品を見たけれど、私にはよく分かりませんでした。
それより海の景色が素晴らしくて、散歩道を歩くと東屋があり打ち寄せる波の音も聞こえて、
もっともっとゆっくりしたい所でした。
「オランジュ・ブルー」という海を見ながらのレストランもあったのに、時間が無くてここへも入れず、
とても残念!

この日は雨模様の曇り日だったので、海も暗かったのですが、
晴れていたらパンフレットにあるように明るく、気持ちのよい所でしょうね。




このあと、山口蓬春記念館へ「山口蓬春と鏑木清方展」を見に行ったのですが、
展示の絵は本当に少なくて、建物・景色・画室を愉しんで帰ってきました。

今回の美術館は遠方だったのに、展示作品が少なく、がっかりでしたが、
相模湾の海を見下ろす葉山の景色が素晴らしかったので、よかったかなと思いました。