東京都美術館で開かれている「フェルメール展」を見てきました。
遠い遠いと思っていたバスでの東京行きも、何回も行くうちに慣れたようで
4時間もそれほど苦ではなくなり、アラ~もう上野?と言うほどになってきました
光の天才フェルメール!
8月から開かれているにもかかわらず、まだたくさんの人が訪れていました。
この日は10分待ち・・・
会場に入ると、初めにオランダの絵画が展示されているが、人が多くて進めない
流れが遅いので、先にあるフェルメールを見に行く。
「光の魔術師」と言われるフェルメール・・・
作品の中に思わず、光源を探してしまう
日常の動きの一つを切り取ったような絵・・・時が止まったような・・・
何かきっかけがあれば、今にも動き出しそうな・・・
不思議な思いで絵の前に佇んでしまう
以前、「真珠の耳飾りの少女」というフェルメールの映画を、たまたまテレビで見たのだけど、
重苦しいフェルメールの家庭の雰囲気とあの光のさし込む部屋が絵と重なる。
2点しかない風景画のひとつ 「小路」
フェルメールを堪能してから、戻ってオランダの絵画を見れば、ちょっと魅力に欠け、
フェルメールの偉大さがより一層わかりました。
絵を見るのもなかなか疲れる
美術館の中にはしゃれたティルームもなかったので、外へ出てみることに・・・
この遊園地の前は上野動物園・・・昔々パンダが初めてこの上野動物園に来たので、
子どもを連れて見に来たことなど、懐かしく友人とおしゃべりしながらジュースを一杯飲んで
今回のお茶タイムは終わり~
帰りのバスで、美術館から持ってきた朝日新聞の特集を読むと、
オランダ絵画とフェルメールの作品がこれほど一堂に集まるのは稀有なことらしい
生涯で三十数点しかないフェルメールの作品のうち、7点もの展示、特に評価の高い作品が
奇跡のように集まったのは、最初で最後かもしれないと書いてある
本国オランダでも一度に7点もの作品は見れないのだから、
日本でこれだけの作品に巡り合えたのは、ラッキー
いい思い出になりました。
数年前、ドレスデンへ行った時、「窓辺で手紙を読む女」と「取り持ち女」の2点を見たし、縁があるかな~
せめて、絵葉書だけでもすべてそろえてみようかしら・・・