明治座へ「四月花形歌舞伎」を観に行ってきました。
今度は、若い人の歌舞伎を観たいねえと友人たちと意見が一致!
中村勘九郎・中村七之助・尾上菊之助を観に・・・いざ明治座へ!
東京駅からタクシーで行けば、日本橋浜町まで、10分ほどです。
昼の部は、11時から
10時前に着きましたから、10時開場と同時に入り、まずはお弁当を確保して、
イヤホンガイドも借りて、あとは、売店をぶらぶら~~
と云っても歌舞伎座ほど、歌舞伎関係のおみやげはないですけどね。
今回の席は、花道の左側!
ちょっと後姿を見ることが多かったですが・・・
でも役者さんに近い! 衣裳や表情が良く見えました!
勘九郎さんの声が、亡くなった勘三郎さんの声にそっくりなのにはびっくりしました
軽妙な所作も、よく似てきたなあと思いました。
七之助さんは、上品な女房役がよく似合って素敵でした!
いつも女形姿がきれいな菊之助さんが、今回、近松門左衛門作の「女殺油地獄」で、立ち役(男役)をやり、
放蕩三昧の遊び人、そして最後に油屋の女房(七之助)を殺す役をやりましたが、
色気があって、とっても良かったです!
最後は、殺し合いなんですが、油がこぼれ(舞台では水でしょう)、
ぬるぬるつるつる滑るなかを逃げ惑う女房を追いかけて殺す場面は、凄絶なんですが、
そこは歌舞伎、所作は美しいですね
あ~やっぱり若い方の歌舞伎は清々しくって良かったなあと思いました!
ちなみに、「花形歌舞伎」は、若手の幹部俳優が出演するもので、
「大歌舞伎」は、ベテラン幹部俳優が出演するものだそうです。
そんなことも知りませんでした(トホホ)
3時半過ぎに終わって、2 階でお茶をしながら余韻に浸ってから、
人形町の古い商店街をぶら~り
それからメトロに乗って、東京タワーへ
修学旅行以来です。
何十年振りだろう?
どっしりと赤い足を広げて立つタワー
その足元に鯉のぼりがいっぱい!
レトロな感じ・・日本的で、いいですね
夕暮れから夜まで展望台ですごし、刻々と変わる空の色と、ビル街の美しさを楽しみました。
タワーを降りてタクシーに乗る時、振り向いたらライトアップがきれい!
思わず、パリのエッフェル塔を思い出しました。
いつもの四人で、歌舞伎鑑賞旅行の楽しさを満喫したのでした。