ブログ仙岩

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山背が海を渡り、なぐろが来たよ・・・思い出せ安波さまの唄を

2013-06-09 06:08:04 | 日記
いわき市閉山の炭鉱の町で育った「紅 晴美」さんの「安波さまの唄」の歌詞である。

先日火曜日NHK歌謡コンサートに派手な衣装で出演して歌った「安波さまの唄」を聞くと、被災地いわきの海の男衆が使うことばが出てきた。山背は夏北海道東北の太平洋沿岸に吹き寄せる東よりの冷湿な風のことで、稲作に悪く、凶作風、飢餓風などと呼ばれる。また、いわきのわが町ではなぐろとは言わず「今日はなごろが高い」と使う。

よく、土用過ぎると秋風が立つころ、なごろ(余波)が高くなる時によく使う。なぐろはなごろと同じような意味に使っているようだが、私の見解であり定かではない。