ブログ仙岩

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明日6月19日は太宰治の桜桃忌

2013-06-18 11:35:11 | 日記
本命津島修治は青森県五所川原市の大地主の家に生まれたお坊ちゃん。38才の早すぎる死は謎に包まれている。

子供より親が大事と、思いたい。で始まる桜桃。
また、恥の多い生涯を送ってきました。で始まる人間失格の第一の手記は己を見つめ笑い飛ばす人間を表現した。ダメな主人公を描く小説で後世の作家からは嫌われたり、なじめない太宰の小説といわれてきた。

また、富士山をテーマにした「富嶽百景」など、故郷の岩木山と比較して、裾野が広いのに高くないという。
本当にユーモアのある表現を駆使した文体にも魅せられる65回忌の桜桃忌にちなんで「走れメロス」「斜陽」など読んでみたい。