ブログ仙岩

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身近な雑草エノコログサ

2018-08-21 05:47:13 | エッセイ
蝉の声の代わりに虫の声、山にはテッポウユリが、野にはエノコログサが目に付く。

エノコログサ(狗尾草)は、イネ科エノコログサ属の植物で、一年生草本である。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草で、子どもの頃猫をじゃらしてよく遊んだ。

夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草が転じてエノコログサという呼称になったとされ、ネコジャラシの花ことばは「遊び」。イネ科の雑草アワの原種とされ、二酸化炭素を濃縮する機能を持っているので、乾燥暑さに強い。世界中に生育しているが、日本の四季の変化では、生育期間が限られる。