ブログ仙岩

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茂吉の長男斉藤茂太

2020-09-21 04:57:50 | エッセイ
代表作「月落ちてさ夜ほの暗く未だかも弥勒は出でず虫鳴けるかも 」などの歌人医学博士斉藤茂吉の長男茂太は、やはり親譲りの精神科医で歌人であり、「一笑一若一怒一老こんな老後を生きてみたい」単行本を出している。
今「引きこもり」について話題になっているが、引きこもりと使うこと自体、当事者に対する言葉で、当人は引きこもりと思っていない。定着した言葉を変えることは難しいがやってみる必要がある。
方丈記. 鴨長明. 「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し」・・・都から離れて、たった一丈の家に住み自然の中での生活をした。引きこもりはこんな人と思えば良い。
写真は自作の色紙で、多年社会に尽くしてきた老人を敬愛し、その長寿を祝う敬老の日に因んで贈る言葉とします。