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ノーベル平和賞マララさんの演説から

2014-12-12 10:29:51 | エッセイ
10日ノーベル平和賞受賞マララさんの演説をいち早く知り、全文を読んだ大石邦子さんはその凛凛とした深さに圧倒され、まずマララさんは自由に羽ばたかせた家族に感謝、女は奴隷でなく、声を上げて殺される道を選び、やればできる女の力を証明したと記している。

パキスタンやシリア等の少女5人を授賞式に招待、オスロでの演説は自らの権利を主張するための連帯感でもあった。

慈悲深く、自愛あまねく神の御名において、陛下、受賞者、姉妹兄弟に呼びかけ受賞の一人に加わったことは恐れ多いことである。私の名は悲嘆にくれた「悲しい」という意味で、祖父はいつも世界で一番幸せな女の子と呼んでくれました。17年間の経験で、教育に渇望し当に未来は教室にあった。二つの選択肢で無言でなく声を上げることを選んだことでテロにあい、この日からより大きな声に変わった。コーランの2章にイラクは読みなさいという意味と。

同じ経験をした友がここに来ており、マララ基金はまず故郷の学校建設に、医者になる夢を抱いていた友が児童婚で夢は叶なわず、正に、高等教育を受ける女子のためにこの基金を託す目的という。

世界の強国と呼ばれる国は戦争を起こすのに強いが、平和をもたらす上でなぜ弱いのか、銃を渡すのは簡単なのに、本を与えるのがなぜ困難かと問いかけ、21世紀には不可能はないと信ずる。指導者は分かっている、だから私は児童教育の戦いをこれで終わりにし、平等と正義そして平和にする義務がみんなにある。教育は犯罪、子どもが学校に行けない状況は終わりにしましょうと結んだ。


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