3/19(金)ここ数日春爛漫の陽気。そんな陽気に誘われ遊び呆けている田舎暮らしである。
昨日はボートレースで一時間半、そこからの戻りに山道を辿ってタラの芽は如何にと眼を凝らすも未だまだ先の様子。ソメイヨシノは未だなれど山桜は満開であった。稚鮎の遡上や如何にと堰堤を覗いたが未だ少しだけである。
「豆電球」コーヒーを飲んでから帰宅。豆電球の周りの桜が数本咲いているが山桜系であろう。
帰宅後は「ママレード」作りに興じて一日が終わった。
そして今朝、陽気に誘われて庭先に出て枯れ花を摘みひと時を過ごした。花々が咲き誇るのは先のようだが、僅かながらも何種かの花が・・・。
そして午後、「大心劇場」(豆電球と同)にて五十一年前制作という映画を見に行った。映画好きと云うわけじゃないが、劇場応援団という次第で?。
狭い劇場の入り口には、小林旭や駒鳥姉妹、地元出身の川谷拓三などこの劇場を訪れた芸人の写真やサインが飾ってあり迎えてくれる。灯りを消したくないレトロ感満載の劇場である。
映画は昔懐かし松山容子主演の「めくらのお市命貰います」だったが、今じゃや差別用語なった言葉だが・・・。丹波哲郎や目黒祐樹が出ていた。
松山容子と云えばボンカレーとTVの琴姫七変化、それで覚えているくらいだが、八十三歳で健在のようだ?。
昼の部の観客は私の他に一人だけだった。皆さんお仕事か・・・。古いフィルム映画はところどころ切れていたが、何しろ古いフィルムだからね!致し方ない。
映画の後、町の従姉宅まで行き従姉夫妻を乗せて帰宅。HIROMICHIさんが浜から集めてきた薪を畑に運んでから、早々とビールをHIROMIHIさんに出した。野菜畑からホウレン草を採ってきて白和えを摘みに供した。
私は摘みを少しだけに白ワインとビールを軽く飲んでお仕舞いだった。が、斜向かいの従姉が遅れて姿を見せたので缶ビールを付き合い、二人で切り餅を焼いて夕食替わり。
独りになり、明日の彼岸中日に備えて小豆(大納言だぜ!)を煮始めた。オハギまでは作る気はないが「善哉」を作ってお彼岸気分をだそうと。
斯様に暇人そのものの暮らし。されど時間だけは容赦なく過ぎゆく・・・。