オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

花曇り

2022-03-29 | 弁当

3/29(火)昨日、今日と曇り空が続いてる。まさに花曇りの言葉そのものである。暫くはこんな空模様がつづきそうだ。そんな午後、明日から佐賀のNAKAMURAさんが友人と来高するので、布団干しや買い物と忙しく動いた。

土曜日は雨が強かったが、日曜日は午後から快晴になり一気に桜が咲きはじめた。庭先の池面に夕日が映えて気持ちのいい夕暮れを迎えたのだ。ミカン畑のソルダムの花も満開、背丈だけひょろひょろと伸びた枝垂れ桜も僅かながら小さな花びらが・・・。

           

庭の小枝に刺したミカンは、ヒヨドリが来てあっという間に実だけ綺麗に食べ、種だけはしっかり残っている。野菜畑の白菜やキャベツも、上の方から小鳥たちが啄んでギザギザになっている。カエルたちも鳴き始めて春爛漫である。

 

四月になると川開きと云うか、ウナギ漁の解禁。鮎漁は六月、モクズカニは八月からであるが、先ずは試しにエビ箱とウナギ漁から始めようと・・・。先ずは仕掛けの用意をしなければならないが。

猪・鹿の猟は今月末で終わる。そのギリギリの一昨日の夕、従弟のISAOが鹿の足を持ってきた。先月、従兄の葬儀で会った時に鹿を捕ってくれと頼んであった。「ギリギリに間におうた。メスの若鹿なので柔らかいよ」と、届けてくれたのだ。これは、来客用に燻製か、ソテーするつもりである。 

昨日、従姉の旦那HIROMICHIさんと筍掘りに出撃した。ゴミのようなのを見つけたが、諦めていたらHIROMICHIさんが石ころだらけの山の斜面で立派なやつを探りあててくれた。流石に先達と云うか・名人である。

そんな柚子ロードの帰り、お墓の近くに姫路プレートの車が駐車していた。お彼岸を過ぎたが、マン防解除で墓参か?であろうと思いながら、姫路の車なら若しや?という気持ちが働いた。

お墓から出てきた姿を見て、思い切って声をかけることにした。「EAGAWAさんじゃないですか?」と。マスク越しの目元が、高校卒業以来会っていない同級生の面影があったので。或いは同級生の兄かもしれない、と思いもしたが・・・。

返ってきた返事は「MASANORIか?」であった。奇遇か必然か、会いたいものだと思っていた同級生のYASUSHIであった。彼とは高校三年生の時、一緒にバイクで四国一周の旅をしたのだ。

YASUSHIは工業高校に行き、神戸の製鉄会社に就職した。そして、その地の住人になった。風の便りにマラソンをやっているとか耳にしていた。先週のお彼岸、彼の実家の墓掃除をしていた親戚のものに彼のことを尋ねると、ここ数年帰っていないとのことであったが・・・。

これから何カ所か立ち寄って自宅のある加古川に帰るというので、短い立ち話であったが元気な姿を、声を聞けて良かった。奥さんと二人での墓参帰郷、馬路温泉に宿を取っていたとのことであった。

 

春の陽気と一緒に懐かしい友人との邂逅、山の幸の到来、友人の来宅と我が心も爛漫と云えるか。

 

 

 

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