母の病室の入り口、中をのぞくと、せっせと動かす指先が見えます。
とうとう、母が編み物を始めた様子です。
どこへ行っても、編み物の人です。
いきさつはわかりませんが、
入院仲間の、ご家族が、材料を用意してくださったようです。
そして、その方の帽子を編んであげていたのです。
1人目は終わって、今は二人目。
最初に出来上がったほうの方は、同室の向かいのベッド。
穏やかで、笑顔の素敵なおばあちゃんです。
ベッドの上で、用事もないのに、何度もその帽子をかぶっては、
うれしそうに、
「早う、冬にならへんかな」と、子どものようです。
本当に喜んでいらっしゃるようですが、
それは、母にとっても嬉しいことでしょう。
やりがいは何よりもエネルギーになります。
次の方は、自分のが出来上がったら、孫の分までと、
もう、予約はいっぱいです。商売繁盛!
近々、介護認定の更新の為、面接があるはずです。
その頃には、車椅子に乗れるようにはならないものでしょうか。
とうとう、母が編み物を始めた様子です。
どこへ行っても、編み物の人です。
いきさつはわかりませんが、
入院仲間の、ご家族が、材料を用意してくださったようです。
そして、その方の帽子を編んであげていたのです。
1人目は終わって、今は二人目。
最初に出来上がったほうの方は、同室の向かいのベッド。
穏やかで、笑顔の素敵なおばあちゃんです。
ベッドの上で、用事もないのに、何度もその帽子をかぶっては、
うれしそうに、
「早う、冬にならへんかな」と、子どものようです。
本当に喜んでいらっしゃるようですが、
それは、母にとっても嬉しいことでしょう。
やりがいは何よりもエネルギーになります。
次の方は、自分のが出来上がったら、孫の分までと、
もう、予約はいっぱいです。商売繁盛!
近々、介護認定の更新の為、面接があるはずです。
その頃には、車椅子に乗れるようにはならないものでしょうか。