ハッピーマンデー
映画に行くことにしました。
夫と一緒に行けば夫婦割引で映画鑑賞できるアレを行使しましょう。
しばらく休みが合わなかったので映画に行く機会も減っていましたからね。
さて、何を見るかです。
ここは意見を合せなければなりません。
候補は、
1)超高速参勤交代リターンズ
2)シン・ゴジラ
参勤交代は1作目をDVDで見て、たいへんおもしろかったのを記憶しています。
今作も予告を見て、これは見たいと思っていたのですが…
(なら、即決しろよ!)
映画館に行くのです。
映画館で見るならどちらがよいか、そんなことも考えます。
それより、そもそも、私達はどちらが見たいのか?
どちらも、どちらでも良いと思っています。
シン・ゴジラ
明確な理由はないけれど、理由を考えるなら、
あまり見ないタイプだから。
伏兵を選択しました。
伏兵という言葉を使うときは伏兵が活躍したときに限ります。
シン・ゴジラは、期待された作品ながら、どうなの?という声もあり、
しかし、ふたを開けてみれば高評価。
どうなのよ?確かめるためにも見ておくのは悪くないでしょう。
だいたいどんな筋書きなのか予習したいと思ったのですが、
映画館のHPでは作品紹介はキャストしか出ていないのですね。
この映画、ものすごい人数のキャストが書き連ねてありましたけど。
なんかもう、役者さん総動員という感じです。
お話はいつもと同じです。
核がらみで巨大化した謎の生物が日本近海に現れる!
ええモンの巨大生物が現れるでもなく、相手は人間です。
しかも、政治色満点!とにかく決め事から入らなければなりません。
それに対抗して異端児集団が招集されて対策本部の出来上がり。
何と言ってもすごかったのは、本部のコピー機の台数とコピー用紙の量です。
こういう時にはそういうことになっているのでしょうか。
これまた総動員!これを受注できたコピー屋さんホクホクですね。
作戦はと言うと、相手が相手ですからとりあえず空爆から。
しかし、建て前でも何でも、住民の安全を第一に考えるのが、彼の国と違うところです。
血液凍結剤を注入するなんていう発想的にはやや地味な作戦が浮上。
ここでまた工場総動員で薬剤量産!
タイムリミットに間に合わなかったら総攻撃だぞ!by彼の国…
ギリ、間に合わせて
作戦開始!
無人運転列車に爆弾搭載して一斉にぶち込むという攻撃は、
ダイヤ通りに列車運行が常識の日本でなければできないことです。
それにしても、新幹線で攻撃なんて!と思ってたら…
ゴジラが倒れたところへ血液凍結剤注入!
クレーンにつないだホースでタンクから薬剤を経口注入ですよ。
これもなんだかんだ総動員です。
まるで歯医者、思わず笑ってしまいました。隣を見れば夫も笑ってる、でもほかの人は無反応。
ゴジラは瓦礫の中で固まりました。
この時点から東京の復興計画が始まるのでしょう。
きっと、固まったゴジラは巨大オブジェとしてその象徴となるはずです。
エンドロールにはすざまじい数のキャスト、スタッフ、協力機関が名を連ねました。
まさに総動員の、
シン・ゴジラ