霊的な戦い
ローマ1章3節にはこうあります。「御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ」、ここにはっきり、ダビデの子孫として生まれたとあります。次に、創世記3章15節ですが、
「わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」。
イエス様とサタンとの間に存在する敵意、そして、サタンの子らとイエス様の子らの間に存在するようにしてくださった敵意について、書かかれています。私たちは、霊的な戦いの中にいるのです。
ガラテヤ人への手紙4章4節5節。
「しかし、時の満ちるに及んで、神は御子を女から生れさせ、律法の下に生れさせて、おつかわしになった。 それは、律法の下にある者をあがない出すため、わたしたちに子たる身分を授けるためであった」。
なぜ聖書は、「御子を女から生まれさせ」たと言っているのでしょうか?なぜイエス様は、神のみ座から、この地球まで降りてこられたのですか?天使たちを超えて、堕落していない他世界の住民を越えて、堕落した人類を超えて、女のところまで降りてこられたのでしょうか。女が最初に罪を犯したからです。イエス様は、すべての階層を下られて、最初に罪を犯した女のところまで下られたのです。
皆さん、女性は、宇宙でもっとも美しい被造物の一つです。女性は、創造の御業において、最後に創られました。創造の冠として作られたのです。女性は、心にたくさんの琴線を持っていて、とても繊細なのです。心にバイオリンやギターのような弦が、何百とあるのです。男性は多くて、10か20ぐらいでしょうか?ですから神様は、女性に子供をみごもり出産するようにされたのです。男性には出来ません。性質的にそれが無理なのです。しかし、女性は、母親になることが出来ます。
私の妻のことなんですけども、もし、赤ちゃんが泣いたりすると、彼女はすぐさま起き上がり、面倒を見ていました。私は、眠さに負けてしまったりするのです。私の2番目の娘が赤ちゃんの時、病気になりまして、3日ほど眠ることが出来なかったのです。すると、私の妻は3日間、寝ずの看病をしました。私は、2日目ぐらいから、もう、眠気に負けてしまいました。男の人は、母親になることは出来ません。ですから、サタンは、その女性の感性に訴えることによって、誘惑したのです。善悪を知る木の実は、それ自体に毒があるものではありませんでした。そればかりか、非常に美しい外観をしていて、あたかもそれを食べるなら、賢くなれるような、そういった外観を持っていたのです。この善悪を知る木の実は、アダムにとっても、魅力的だったと思いますが、エバにとっては、より強力に魅力的だったのです。