『人類のあけぼの』という本にはこう書いてあります。
「アブラハムが神の約束に対する信仰の欠如をあらわしたために、サタンは、天使たちと神の前で彼を非難し、契約の条件を破ったので、祝福に値しないと言った。神は全天の前で、神のしもべの忠誠を試み、完全に服従すること以外は何物も受け入れられないことを実証して、彼らの前に救いの計画をさらに明らかに示そうとされた。
天の住民たちは、アブラハムの信仰とイサクの服従が試みられた光景の目撃者であった。試練は、アダムに臨んだものよりははるかにきびしいものであった。アダムに課せられた禁令に従うことには苦痛はなかった。しかし、アブラハムに与えられた命令は、最も苦しい犠牲を要求した。全天は驚嘆と賞賛をもって、アブラハムの断固とした服従を見守った。全天は彼の忠誠に賛嘆の声をあげた。サタンの非難は、偽りであることが示された。神はアブラハムに言われた、『あなたの子、あなたのひとり子をさえ、わたしのために惜しまないので、あなたが神を恐れる者であることを、〔サタンの非難にもかかわらず〕わたしは今知った』。他の諸世界の住民の前で、誓いをもってアブラハムに約束された神の契約は、服従が報われることを証明した」(人類のあけぼの上巻161、162p)。
皆さん、私たちの今日の服従、そして明日の服従、そして、死に至るまでの服従は、必ず報われます。皆さん、「神様に栄光を帰す」ということは、神様のご品性を私たちの存在を通して表すこと」です。そしてそのことが可能であることを証明するために、イエス様が人となってこの地上に生まれてくださったのです。皆さんがそのことを理解し、信じ神様に栄光を帰す皆さんであることを心からお祈りしています。
お祈りいたします。
天の父なる神様、私たちは、イエス様にお会いしたいと思います。直接そのお顔を拝見したいと思います。ですから、どうか、私たちの罪の問題を解決して、その罪から清めてください。私たちの主イエス様、どうか私たちの心のうちに聖霊様を通して働いてくださり、日毎にその創造の力を持って、奇跡を持って作り変えてください。
主イエス様の御名を通して心から信じ、お祈りいたします。