第三の災い
日本の皆様に申し上げたいことがあります。皆さんがクリスチャンであろうとなかろうと、プロテスタント教会に属していようとカトリック教会に属していようと、男性であろうと、女性であろうと、そういったことは関係ないのです。聖書を信じようと信じまいと、神様が聖書で言われたことは、常にその通りになります。そして皆さんの運命は、聖書に述べられたことに従って決まっていきます。私が皆さんの立場にいたら、私だったら、聖書を信じることにします。
ここで、第三の災いについて述べたいのですけれども、黙示録11章の14節から19節にそのことが述べられています。
第一、第二の災いでは、神様はイスラム勢力を用いて、背教した教会を助ける国家を罰せられました。第三の災いにおいても、背教した教会、背教した国家を罰するためにイスラム勢力を起こされます。その時は、第三の災いが襲うときというのは、イエス様が再臨される直前のことになります。
「第二のわざわいは、過ぎ去った。見よ、第三のわざわいがすぐに来る。第七の御使いが、ラッパを吹き鳴らした。すると大きな声々が天で起って言った、『この世の国は我々の主とこのキリストとの国となった主は世々限りなく支配なさるであろう』」(黙示録11:14、15)。この世の国がキリストの国となった。これが世の終わりです。
18節を見て下さい。「諸国民は怒り狂いましたが、あなたも怒りをあらわされました。そして、死人をさばき、あなたの僕なる預言者、聖徒、小さき者も、大いなる者も、すべて御名をおそれる者たちに報いを与え、また、地を滅ぼす者どもを滅ぼして下さる時がきました」(黙示録11:18)
聖書によると、これは裁きと報いの時であると述べています。神様は地を滅ぼす者を滅ぼされます。人間が造った原子爆弾、水素爆弾、いろんな恐ろしい武器、この地球を滅ぼす力を持っていますよね。過去何千年にわたって、現在あるような地を滅ぼす威力のある武器と言うのは造られていませんでした。ありとあらゆる武器が、この世には存在します。神様は世界を裁き、救うために来られるのです。このようなときに私たちの命を保ち、私たちが神様の救いを受けることが出来るように、神様の言葉を研究して確信に至るようになるために、神様は今、地の四隅の風(黙示録7:1~3)と言われる大艱難を引き止めておいでになります。
ですから、今のこの時間を無駄にしてほしくないのです。神様の恵みによって今、私たちの命は延ばされています。それは私たちが救われる機会をつかむためなのです。間もなくイエス様はおいでになって、この地を征服、支配なさいます。この地を滅ぼそうとしてきた人たちを滅ぼされることでしょう。
その時に、真の教会を滅ぼそうとしてきた背教の教会も滅ぼされることになります。彼らはバビロンのぶどう酒をもって、いろいろな教会を酔わせ麻痺させてきました。様々な誤った教え、誤った偽物の福音を通して・・・。
そういう誤った教えで、教会と教会に属する魂を滅びに至らせてきたんです。しかし、神様はそのことを覚えておいでになります。そして再びおいでになって、それぞれに報いを与えられます。
この神様の裁きである第三の災いを見てみましょう。この顔ご存知ですね。彼は殺害されたと言われていますけれども、イスラム過激派のリーダー、オサマ・ビン・ラビンと言う人ですね。9.11のこと覚えていらっしゃいますよね。あのニューヨークの高層ビル、ツインタワーが一日のうちに、アッと言う間に崩されました。あの一つの出来事が世界の人びとを震撼させましたね。この一つのテロ事件によって、私たちは世界旅行するのが以前よりも困難になってしまいました。
このイスラム勢力が再び起こって、背教した教会、背教した国を攻撃してきたものです。第三の災いが起きてきたのです。新たなイスラム勢力が起こって、背教したた国々、教会を攻撃してきました。今、世界は大きな問題を抱えています。ニューヨークの高層ビル爆破などによって、新たなイスラム勢力が起こって、第三の災いが始まったと言うことを全世界の人々に知らしめたわけです。
イラク戦争、アフガニスタン戦争、覚えていらっしゃいますよね。こういった戦争が、世界のあちらこちらで見られます。世界のあちらこちらでテロ事件が起きています。イスラム勢力がキリスト教勢力に戦いを挑んでいるわけです。多くの命が犠牲になりました。これはある意味で宗教戦争なのですね。そして、多くの人たちがこのイスラム勢力に戦いを挑もうと誓いをたてました。