神をおそれ神に栄光を帰せよ
『ミニストリーオブヒーリング』という本にこうあります。
「キリストがこの世にあって神の律法を実行なさったのは、人間の魂を堕落させる先天的性癖を、完全に克服できるためであった。・・・人間がキリストに服従する時、その精神は律法の支配を受けるようになるが、それはすべての捕虜に自由を与える王の律法である。神に服従する時、人間は罪の束縛から自由になり、人間的な情欲や衝動から救われる」(130p)
これは、自分の力ですることではありません。私たちが屈服する時に、聖霊が私たちの心を支配してくださり、その時にこのことが可能なのです。これは、聖霊なる神様の働きなのです。
『信仰による義』のメッセージの要点は、イエス様が完全な生涯を私たちと同じ条件、肉のさまで送られたことにあります。
Ⅰヨハネ3:1-3にこうあります。
「わたしたちが神の子と呼ばれるためには、どんなに大きな愛を父から賜わったことか、よく考えてみなさい。わたしたちは、すでに神の子なのである。世がわたしたちを知らないのは、父を知らなかったからである」。
ほんとうに素晴らしい約束ですね。私たちは神の子になることが出来るのです。
「愛する者たちよ。わたしたちは今や神の子である。しかし、わたしたちがどうなるのか、まだ明らかではない。彼が現れる時、わたしたちは、自分たちが彼に似るものとなることを知っている。そのまことの御姿を見るからである。彼についてこの望みをいだいている者は皆、彼がきよくあられるように、自らをきよくする」。
ここに、自分たちが「彼に似る」と書いてありますね。ほんとうに素晴らしい約束です。これはイエス様と全く同じようになることではないですね。イエスさまのように人に接することが出来るようになるということです。イエス様のように全的に神様に屈服するなら、聖霊様が成し遂げてくださるということです。
皆さん、ですから、永遠の福音、それがまさに、黙示録14章の第一天使の使命なのです。「神を恐れ、神に栄光を帰す」ことですね。私たちがキリストに似ること、それが神様に栄光を帰すことです。神様の栄光とは品性なのです。
その第1天使の使命が黙示録14章に書いてあります。
「わたしは、もうひとりの御使が中空を飛ぶのを見た。彼は地に住む者、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音をたずさえてきて、大声で言った、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」(黙示録14:6、7)。これが第1天使の使命です。