SOS.TV.JAPAN

ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

イスラムの台頭と聖書の預言 第3回

2016年02月14日 | 日記

黙示録の七つのラッパ

七つのラッパというのは、この世界で起こるべき戦争についての警告です。黙示録の前半には、いろいろな、七つの何とかというのが出てきます。七つの教会(黙示録2:1~3:22)、七つの封印(黙示録5:1~8:1)、七つのラッパ(黙示録8:2~10:7)と出てきます。七つの教会はこの地上歴史において、様々な時代における神様の教会の霊的状態を描いた預言です。七つの封印とは、その七つの教会に下る神様の裁きについて述べています。七つのラッパも同じ時代について述べながら、さらにそれぞれの時代の主な出来事、特に戦争について述べています。ラッパというのはどういう意味があるかと言いますと、警告なんですね。その七つのラッパについて述べられている箇所が、ヨハネ黙示録の8章、9章です。最初の四つ、第一、第二、第三、第四のラッパについて今回は詳しくは述べられません。後の第五、第六、第七のラッパを中心にお話しいたします。

このラッパの預言では、特に背教した教会に神様の裁きが下ることについて、それぞれのラッパが警告を発しています。神様が何らかの国、何らかの軍隊、何らかの権力を用いて背教した教会、その背教を支持している国を、罰する業について書かれているのがこの預言です。

神様は、ある時には一つの支配的国家を興して、さらにこの国を滅ぼして、また別の権力、国を興す、さらにその権力を罰するために、滅ぼすために別の権力を起こすということを過去になさっていますね。この世界の過去において、歴史上起こった出来事を神様がお許しになったり、またお許しにならないこともあって、この歴史は動いてきたわけです。ある国家、民族、教会を目覚めさせるために、時には戦争とか自然災害などをお許しになったわけです。

独裁者や暴徒を静めるために、あるいは教会を罰するために、驚くべき強力な権力を用いられたわけです。

ご存知のようにこの地球の歴史、世界史と言うのは、非常に複雑に入り組んでいます。しかし神様は、ご自分の目的を果たすためにこういった歴史を利用して、あるいは神様の意向のままにこの歴史を動かしてこられました。その神様の目的というのは、私たち一人ひとりの魂を救うことなのです。