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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

イスラムの台頭と聖書の預言 第6回

2016年02月17日 | 日記

  オスマン帝国滅亡の預言

ここで、本当に驚くべきことがありまして、私たちが神様の預言に信頼を置くようになるために、聖書はこういった数学的計算をあえて書いているわけです。この聖書の預言を知ったとき、私は本当に大きな驚き、感動を覚えました。この最初の災いにおいて、5カ月間すなわち150年ですね。そこなわれ痛めつけられる期間が続いたのですけれど、この期間が終わったのが1449年7月27日のことでした。この期間に391年と15日を足すだけでいいのです。その計算の数字の後に、イスラムの権力が終わりを告げるというんです。

391年と15日の期間だけイスラムの軍隊が、ローマを痛めつけてもよいと、神様はお許しになったわけです。その計算をしていきますとその期間が終わるのが、1840年8月11日となります。その日1840年8月11日に何が起こったでしょうか?皆さんきっと聞いたら驚かれることでしょう。これは歴史が証明している実際の出来事です。過去の歴史においてほんとうに起こったことです。なぜでしょうか。聖書がそのように言っているからです。聖書の預言というのは信頼に値するのです。

1838年に、バプテスト派の牧師ジョサイヤ・リッチという人が(彼は本当に勇敢な人だったんです)、ある大胆な発表をしました。この聖書の三つの災いの預言から、大胆な解釈をしたのです。数学的計算をコツコツやって、この日にちを打ち出したわけです。何度も何度も研究しました。そして、これは間違いではないという確信に至りました。預言の成就から2年前にあたるんですけれど、1838年に、この大胆な発表をしたんです。予告をしました。

当時のオスマン・トルコの帝国は、現在のアメリカ合衆国のような権力を持っていました。この世界において強力な国だったわけですね。そのような中にあってジョサイヤ・リッチという人がある宣言をしたのです。予告をしました。1840年8月11日に、このオスマン帝国、イスラム勢力は終焉を迎えると。何という大胆な予告でしょうか。私だったらそんなこと出来ませんけれど。皆さんだったらどうですか。もしその通りにならなかったら、大変な目に合いますよね。当時もいろいろな人たちが、もうあの人は頭がおかしいと思いました。しかし、それは聖書の預言に確信を持っていて、その聖書にもとづいて大胆な発言をしたわけです。

1840年だけでなくて、8月11日と言ったのですから、多くの人たちが彼をあざ笑い馬鹿にしました。この気ちがいじみた予告について、いろいろな記事を書く人がいました。あざ笑う記事です。彼の予告を嘲笑する漫画まで作られました。

当時アメリカ合衆国にはいろいろな紳士の集い、クラブがありました。彼らは神様も聖書も信じない無神論者でした。彼らもまた、ジョサイヤ・リッチを馬鹿にして笑いました。そして、もしこのジョサイア・リッチの予告通りにことが成就したなら、我々も神と聖書を信じようという宣言をしました。その宣誓をした紳士が3千人ほどいたんです。当時は男子に二言はないという風潮の時代だったのですね。男の言ったことは金の大きな塊のような、金塊の価値がありました。当時の紳士は、言った言葉は必ず守る、そういうものだったのです。今は違っていますけどね。今の男の言葉は価値が下がっています。非常に情けない状態ですけれどね。

しかし、当時は違っていました。ほんとうに、いわゆる高貴な人たちだったのですね。そして、1840年が来て、1月が過ぎ、2月が過ぎ、3月、4月、5月、6月が過ぎました。7月が終わりました。奇妙なことが起こってきました。エジプトがオスマン帝国の領土を攻撃し始めたのです。当時エジプトの主な宗教はイスラム教でした。そのエジプトが、トルコに刃向かって、そこを攻撃してきたわけです。その出来事を見たヨーロッパ諸国は、あ、もう一つのイスラム国家が起こって、その強力なイスラム国家をやっつけて奪おうとしていると思いました。これは何とかして止めなければならないという気運が高まりました。オーストラリアとかプロシヤとか、当時のヨーロッパの国々がこの動きを止めようとしました。同盟を組んで、エジプトに大使を送りました。トルコを攻撃してはいけないと言ったわけです。

トルコもヨーロッパに大使を派遣して、どうぞ私たちを助けて下さいと願い出てきました。そこで、ヨーロッパ諸国は同盟を組んでエジプトに向かって、もしトルコを攻撃するなら我々は黙っていないぞ、お前たちを攻撃するぞと言いました。

エジプトは怖くなったわけです。そのヨーロッパ同盟がエジプトに大使を送ったときに、その大使の乗った船が嵐にあいまして、到着するのが困難になったわけです。エジプトのカイロにやっとたどり着いたその日がいつだったかご存知ですか。1840年8月11日でした。そこでトルコの攻撃を止めなさい、そうしなければ、我々が攻撃するぞと言ったわけですね。その大使からの警告を聞いて、エジプトはそれに屈して受け入れました。

ところがその同じ日、1840年8月11日にオットマン帝国の権力が終わりを告げました。自分たちの権力を、ヨーロッパ諸国に明け渡したのです。正確に1840年8月11日にそのことが起こりました。多くの人たちは衝撃を受けました。どうして、この世界的な事件を一人のバプテストの牧師が預言出来たんだと思ったのです。しかし、それは神様が聖書で述べておられたことでした。聖書はそのことを預言していたんです。ジョサイア・リッチがしたことは、神様の言葉を信じて受け入いれたことだけでした。

この予告通りのことが起こったら、自分たちも神様と聖書を信じると宣誓した、3千人の紳士たちはどうなったと思いますか。全員クリスチャンになりました。彼らは高貴な心の紳士だったわけです。本当の紳士でした。当時大きなセンーションをまき超しました。

神様はなぜ聖書の中にこのような預言を記録しておかれたのでしょうか。私たちが神様の言葉に信頼を置くことができるようになるためでした。神様が聖書で言われたことは、その通りになると私たちが、信じることができるようになるためでした。