詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

花に添え

2010年11月20日 17時40分14秒 | Weblog
ある日ふと 命を断たれ 逝きしひと

    花の句に 挽歌認め 詫ぶこころ

                       


     【冠 句】  和む午後 病室に満つ佳き絆

     【冠 句】  酒が沁む 惜別の日が早過ぎる

     【冠 句】  宴すぎ 父母への感謝花に添え

     [川 柳]  朗らかな嫁は娘になりました

     【冠 句】  ふたり旅 欠けし歳月埋め合わす

     【冠 句】  温む朝 漬物に添う母の文字



                 命の誕生、就学、卒業、就職、結婚、出産、病気、介護、惜別・・・

                 色々な人生のドラマを乗り越える度に、迷いや悩みもありました。

                 その一つ一つを思い返してみると、いつも傍で支えてくれた家族の温い絆を

                 しみじみと感じます。

                 感謝の気持ちを忘れずに、色々な花に添えて生きていくのが

                 人生かなぁと思います・・・

                 
                 
                 

     


                       <ポパイさんの素敵な写真をお借りしました>

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   くるしい つらい かなしい 話なのに
         はなしたら、ちょっとほっとした。

            くるしい つらい かなしい 話なのに
                はなしてくれたら、ちょっとほっとした。

                    ひとは、ひとりじゃ、元気になれない。

                                       (新聞記事より)
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6 コメント

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小春日和 (花キャベツ)
2010-11-21 14:21:31
今日は朝から風もなく暖かい日です。
今日午後は久しぶりにのんびりです。

「花に添え」拝見。
いつもきれいなブログに心がなごみます。題も素敵ですね。

どの句にも納得するところがあるのですが今回は
・ふたり旅 欠けし歳月埋め合わす

この句、身につまされますね。
男性が仕事から解放され、自由になれば女性は介護や孫の世話などで二人が元気なうちに一緒に旅行などする時間が取れないのが現状ですね。
一人で行くことに後ろめたさ感じますから。

長い人生、悩みはいろいろ尽きないですが一人で抱え込まないで趣味などで発散したいですね。
その点ポエムさんはいろいろ良い趣味をお持ちですから良いですね。

返句(川柳)
・生きてるとあったかいんよ生きものは
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花キャベツさま (ポエム)
2010-11-21 16:01:07
頂きましたあったかい川柳に、大事な事が色々見えてきます。
人は一人では生きられない、、、ですよね。

今日は「忌中はがき」に取りかって、やっと今出来ました。妹との思いがけない別れに、今迄過ごしてきた日々を振り返ってみました。

一度の人生、悔いなく<今日>を大事にしなくてはと、しみじみ思います。

自分が活き活き出来る趣味があることに、嬉しさをすごく感じます。花キャベツさんとの共通の句の趣味も大事にしていきますね。
ギターは大変ですが、前のギターとは違っていい音色に満足して練習しています。
「さとうきび畑」♪ 少しずつ進めています。

いつもありがとうございます。
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Unknown (ウスイ)
2010-11-22 09:42:31
10月30日の「惜別」も・・ 
読ませていただきました・・。

「惜別」の最後に・・

>10月20日.... 義妹が突然の事故で....亡くなりました.....

っと、あり・・。
そうだったのですか・・
義妹さんが・・ お亡くなりに・・。

おくやみ申し上げます・・・。
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ウスイさま (ポエム)
2010-11-22 22:37:36
コメント有難うございます。
突然の出来事に命の儚さを一杯感じました。色々な事を思い出し、今も信じられない気持ちでいます。
身近にこんなに哀しい別れが重なって、、、主人の5人兄弟(姉妹)が3人になりました。
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花に添え (直樹)
2010-11-28 21:33:00
ご無沙汰ばかりで申し訳ございません。

花に添え 在りし日のこと詩にとむ

色んな方の思い出を詩に残して身を省みること。辛いけど大切なことかも知れません。
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直樹様 (ポエム)
2010-11-29 16:51:48
振り返る歳月には、多くの人との色々な思い出を心の中に畳んでいます。
寿命を全うして、静かにこの世から永久の眠りにつければいいのですが・・・
年齢を重ねてだんだん寂しい別れが多くなってきて、一日一日の濃さを深くして生きていかねばと、しみじみ思います。
優しい句を頂きましてありがとうございます。
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